ARTICLE

ほんとにあった! 呪いのビデオVer.X3のレビューですが、うざったい演出が目立つと感じています。

ですが、コーナーの内容は非常に生々しく、面白いと感じる部分もあり、アンバランスと形容するに至ってしまう作風であると思うわけですが・・・。

Sponsored Link

ほん呪Ver.X3の各章のレビュー

初っ端流れるオープニングムービーは覚えやすいBGMと相まって、なかなかいい感じに思えます。

心霊ドキュメントとしては、こうしたものを取り入れるというのは、数は少ないと感じますが、これは素直にカッコイイと評価できます。

 

あなたは山を登りますか?

↑ こういうような感じのスローテンポで浮かび上がってくるようなコピーの演出映像に、どれほどの意味があるのかと感じてしまうわけです。

と、いうか、どこかハナについて、しゃらくさいとか・・・鬱陶しい気分が込み上げてくるわけです。

コーナーが始まる時に、こうしたものが挿入されるわけですが、コピーもなんか手抜きと言うかどうでもいい文言であって、軽く眩暈すら覚えてしまいます。

登山

X3で基本、出ずっぱりになっていく演出補の菊池峰生は、なかなかの男前であり、淡々とした様子でありながらも前のめりで突っ込んで取材するというタイプと見受けられます。

ほん呪シリーズの数多くの演出補の中でも嫌いになれないタイプであったりします。

肝心要の映像は然程、インパクトはなく、初見の時も怖いと感じずに、今、改めて見ても『だから、なに?』程度の印象しかありませんでした。

投稿者との現場検証の映像も、どこかダラダラグダグダとしており、早送りしたくなる気分が沸々と込み上げます。

進学塾にて

ホワイドボードにくっきりと男子生徒が学ランを着ているような影がクッキリと出ているのが問題の映像部分。

しかし、なんかやたらとその部分の光源が強いのが気になるところですよ・・・。

怪しさマックスでありながらも、映像そのものの恐怖感などはあまり感じずにパンチに欠けるというのが正直な感想です。

ところで年頃の女の子の合格祝いパーティーに混ざる塾講師というのは、どうもキナ臭いなぁ・・・と感じるのは私だけでしょうか・・・(笑)

雪の夜に

都会に雪が積もると、夜はどこか幻想的な気持ちになれます。

普段は真っ暗であっても、降り積もる雪の影響で明るいんですよね。

投稿者がカメラをもって外に出かけて、その様子を撮影したいという気持ちはよく分かります。

問題の映像ですが、まるでぜんじろうの様な顔つきのデカい顔が浮かび上がっているということで、初見のときは少々、ドキっとしてしまいました。

今、みるとあまり恐怖感は覚えませんし、出現の仕方がやはり合成っぽいなーとは思いますが、普通にほん呪らしいなーと感じていたり。

観覧車

投稿者の彼女である女性がやたらとスタイルがいいと下衆な視線で見てしまうコーナー。

それはそうと、問題の映像は非常に怖いものに仕上がっていると思います。

投稿者たちが乗っている観覧車を見下ろすかのように、別の観覧車から見下ろす少女の顔。

それはそうと、少女の親の元に行き、取材させてくれと突っ込んでいく菊池らスタッフには正直、憤りは感じてしまいます。

ただ、その辺の映像もどこか芝居くさく生々しさもあまり感じられないわけでして・・・。

母親は確かに泣いているのですが、それもどこか下手な芝居を見せられている気がしてなりません。

ですが、ストーリー展開そのものは非常に良いものであるとは思いましたけど。

電車の窓に

このコーナーも結構、ダラダラしているように感じてしまって、見ていて結構、疲れる感じです。

肝心要の映像はよーく目を凝らしてみないと分からないくらいで、認識できたものは人間の手のような影というオチ。

他作品でもたまにあるのですが、自分で撮った投稿者がこんな目立たないところに映り込む物体を見つけることが出来るのかと、いつも疑問に思います。

と、いうことは言わずもがな・・・なんですけどね。

Sponsored Link

線路上の影

こちらも前コーナーと微妙に関連しているという設定のもの。

何故かプロデューサーの大橋が分析しているという謎のシーンが非常に気になるところですが、単なる出好きだったのでしょうかね?(笑)

問題のシーンも何か霊というよりは、ライトに当たって砂ホコリが映っただけなんじゃ?というレベルのものであり、インパクトも破壊力もマイナス状態という具合です。

誕生パーティー

これもよーく目を凝らさないと分からないというタイプの代物ですが、実際に映り込んでいる顔は怖いですね。

撮られている場所が寺ってことで、既に出来上がってしまっているという感触がありますが、もうちょいこの映像、画質が良かったらなぁ・・・と思ってしまう一本です。

添付メール

捻りの効いた作りこまれている感が漂うコーナーですが、個人的にこういうのは大好きです。

本作の白眉ともいっていいコーナーですが、300枚以上送られてくる汚い部屋のドアの画像というだけで、鳥肌が立つ状況なわけですが、それを繋げて映像にしてみると更に浮かび上がるのは人の顔というオチで、素直に面白いと感じる一本でした。

一つ一つは意味が持てないものも、それらを繋ぎ合わせると何かが現れるというパズル的なものは、私はかなりストライクで楽しめます。

彼女の秘密

ストーリー展開的に結構、しんどいです・・・。

例えフェイクであったとしても、やられてしまいます。

だからこそ素直に感情移入できてしまうわけで、男として投稿者の森山さんが本当に可哀想だなぁ・・・と感じます。

また恋人の彼女、モザイクがかかっているんですけど、結構、可愛らしい少女なんですよね。

そんな恋人が以前に性的虐待をされていて、それが元になり義理の父を刺すという展開は重すぎます。

肝心要の映像なんかはどうでも良くなってしまい、ただ、ひたすらこのカップルはどうなってしまったんだろう?という気持ちにさせられます。

しかし、演出補の菊池が穏やかに物腰低いわけですが、森山さんの神経を逆撫でしている気がして、ちょっと拳に力が入ってしまう不快感がこみ上げます(笑)

バレーボール

なんか、お菓子のおまけに思える位のどうでもいいコーナーです。

確かに不自然に選手の足が消えているのですが、心底、どうでもいい感が募るコーナーで、どう振り絞っても『ふ~~~~~ん・・・』という感想しかわかないわけで・・・。

砂嵐・その後

個人的にこのコーナーの為にX3はあるといってもいいくらいですね。

本来、トリはそのくらいのレベルであって然るべきなんですが、ほん呪は作品によってはトリよりも他のコーナーが凄いというものも数多いわけでして・・・。

投稿者の川上さんは何となく人の良さがにじみ溢れているな・・・と感じるわけで、憮然とした菊池とのやり取りは非常に生々しさを感じましたね。

実際には川上さんは嘘をついているわけではなく、事実ありのままを言っていたことで、今度は全面的にフォローする様な展開になっていくのも秀逸。

川上さんの友人である大澤さんも同じように人の良さが滲み出ている印象の女性であり、ダビングしたビデオ云々のくだりは少々、ややこしいわけですが、ストーリー展開は申し分ありません。

元々の製品版のX2には何もない。

しかし、川上さんがダビングしたコピーのX2には、新たにおかしな顔が付与されている。

改めて製品版のX2を菊池達スタッフがいる前でダビングしたものの、そのコピーのX2には何も映らない。

しかし、川上さんがコピーしたX2を友人の大澤さんがダビングしてコピーするとおかしな顔は付与されており、更に数を増しているというタダゴトではない展開。

何かこれは見方を変えてみると2重スリット実験を思い出させるかの様なものであり、非常に楽しめるコーナーであったと思います。

総評

正直なところ白石晃士の過剰な演出がハナにつく作品であると感じます。

ですが、他のシリーズと差別化を図るためにも、それは仕方がなかったのかな?と感じさせる部分もあったりしています。

面白いとか怖いと感じさせるコーナーは少ないわけですが、少々、一線を画すX3だけでしか見れない様な雰囲気のコーナーもあって、決して体系的に見ても悪くはない作品には仕上がっているのではと感じます。

だけど繰り返し見たいなーと思うコーナーは三つくらい(添付メール、彼女の秘密、砂嵐・その後)しかないという感じでしょうか・・・。

あと、敢えてネタバレでも書かなかったわけですが、随所に一般視聴者から寄せられた砂嵐映像のミニコーナーもあるのですが、中にはくっきりと物体が映り込んでいたものもありましたが、基本的にそれもどうでもいい演出かな・・・と鬱陶しかったわけでして・・・。

Sponsored Link

☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオVer.X3の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオVer.X3のネタバレ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。