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ほんとにあった! 呪いのビデオVer.X2のレビューになります。

初期のほん呪では主要エピソードがあり、それは白い着物の女であったわけですが、Ver.Xシリーズでは砂嵐というものがテーマに置かれているわけです。

各コーナーの感想と供に考察なども書いていきます。

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ほん呪Ver.X2の各章のレビュー

前作で初っ端から気になっていたナレーション。

どういうわけかVer.X2では高橋眞三樹が起用されており、違和感がないものになっています。

私はビデオ制作などは素人ですが、そんな素人であっても、プロのナレーションとそうでないものの聞き分けは容易に分かってしまいます。

些細なことであるのですが、やはりこうした点でも完成されていないと批評の対象になってしまいますよね。

続・砂嵐

もはや心霊映像を突き止めるというよりは、この事象の背後には何があるのか?ということを暴こうとする展開になっています。

Ver.Xから非常に砂嵐の調査は空振りが多いものであると感じるわけで、謎が知りたいと思う視聴者にとってはフラストレーションがたまっていく展開なわけです。

ですが、ようやく砂嵐の謎を解くキーマンともいえる谷井さんが発見されたと言うことで期待感が込み上げるわけです。

しかし、谷井さんが見つかったわけですが、重体で面会謝絶と言う具合で、やすやすと謎は解けないという展開を表現しています。

結局、再びスタッフは過去に戻るかのように、当事者たちが幼い頃に過ごした静岡県での調査になる。

そこで小学校の担任の先生との些細な因縁が実は今回の砂嵐に込められた呪いに関わっているということを知ることになるわけです。

先生の詳細が徐々に判明する表現方法が非常にうまいと感じるものであり、特に小学校の職員室での他の先生と菊竹さんのやり取りの模様は、どっからどこまでが作り物なのか、実際の状況なのかの判別がつきづらい位までになっています。

非常に地味な展開ばかりが続くわけですが、だからこそリアリティを出すことに成功しているとも感じるわけで。

これらのシークエンスがうまいと感じるのは、繋がりがもてないような事実だけを視聴者に分からせておいて、あることを切欠に一本の線で繋がるということをうまく表現できていることでしょうか。

そして谷井さんの口から何が飛び出すのかですが、これは後ほど。

喧嘩

友人の結婚式とかの祭りごとでは、参加した人間たちはテンションが最高潮に達するのは珍しくないですよね。

そうでなければ楽しめないわけですが、だからこそ、いざこざに発展するという事もよくあること。

久しぶりに集まった友人達が羽目を外して、どこの誰かもわからない人間と喧嘩になるということもよくあることであります。

問題の映像は、それだけを見れば怖いと感じるものでありますが、それよりもインパクトがあるのは喧嘩のシーンですね。

特に仕込みという感じでも無く、実際に本当に喧嘩のシーンを撮影して、それを元に心霊ドキュメント作品を作ったかのようにも思える。

しかし、投稿者本人も問題のビデオに普通にうつっているし、豹変した友人のことを語るその姿も芝居がかっていないので、完全にヤラセとかフェイクメンタリーと断言できないのもポイントであったりします。

双子

愛媛を主軸に活動しているミュージシャンがほん呪とコラボレーションしたというコーナー。

お花見の様子を捉えた際に猫の顔が映り込んでいるということを、非常にリアリティを出して語るサスケのお二方の自然な様子は素晴らしいと言える。

弟の隆正さんがギランバレー症候群にかかって、それが不可解な猫を撮ってしまったことに繋げており、結局、どうなったか結論が出ぬままにコーナーは終了してしまうわけで。

問題の映像も決して怖いというわけではないわけで、むしろ、サスケの日常を公開したような作りに、和やかな気分になってしまう特異なものに仕上がっていますね。

残念ながら弟の隆正さんは2013年に肺がんで他界しておられるわけですが、サスケは現在でも活動しているようです。

こうした実際に活動している芸能人を起用して作品を作っているという辺り、ほん呪シリーズはやはりフェイクとかガチという見方でみてはいけない作品であることを改めて腑に落とさないといけないと感じたりもしたり。

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エレベーター

問題の映像に出てくる霊は頭が非常に長い人間のそれであるということで、ほん呪14の【頭のおかしい老人】を思い出してしまいました。

しかし、当の14よりも前に製作されているわけですから、原案としてはこちらが先であったということが分かりますね。

Ver.Xの特徴としてはコーナー一つ一つで、掘り下げ方が凄いということであり、一本の心霊映像を解明する為に、投稿者、映像にうつっている人間、更には場所の調査、場所が出来たときに関係していた人物までしらみつぶしに調査するという内容が凄いと感じます。

要するに『そこまでやるか?』という感じでして、ただただ脱帽であったりします。

このエレベーターに関しては結局、古典的な都市伝説でも出てくる人柱伝説と結び付ける形で終わっているわけですが、実際に本当にそういうことはあると思いますよ。

ただ、それが呪いとして生き続けるという事に関しては、断じて認められない部分もありますが。

東京湾

ほん呪シリーズでは初期にはよくプロデューサーの大橋さんも登場していましたけど、X2ではダイビングするところまでやっているということで、身体はっているなーと感じました。

GEROまで吐いてしまっているということで、どこか笑ってしまうわけですが、このコーナーは結局、何を視聴者に伝えたかったのかがイマイチ分からないままで終わってます。

例えばスキューバダイビングとかが趣味だったり、興味ある人であれば割と楽しめるコーナーなのでしょうけどね。

問題の映像に関して言えば、確かに人の目が映り込んでいるわけですが、合成に見えてしまうわけで・・・。

続・砂嵐 その後

谷井さんが意識を取り戻し、ようやくキーマンに話をきけるという形で始まる最重要コーナー。

問題の谷井さんがベッドで茫然自失としているシーンや、その後の妹さんの怪訝な表情などは非常に生々しく、これが作り物であったら凄い演出だと感じます。

作り物なんでしょうが、ここまで素の状態で各々が証言したりしているというのが凄い

だからこそ、インパクトに欠けて地味で暗いものに仕上がっていると思うのですが、Ver.Xの砂嵐も作りこまれていると素直に感じます。

結局、清水さんは行方不明のままであるものの、何故、そんな事態になってしまったのかの本筋は視聴者もある程度、理解できるものになっています。

ただ、ありのままを淡々と見せている様な感じのVer.Xの砂嵐エピソードなので、完全に好みが分かれるところでしょうが、私は決してつまらないと思わなかったり。

だから、あまり書く点も見当たらないという別の意味で何だかなぁ・・・と感じるわけですが、それはそれとして。

総評

ほん呪の派生シリーズの中でも異質ともいえるVer.Xシリーズですが、素のドキュメントというものが根本のテーマになっている感じがします。

だからこそダラダラ感が拭い去れないわけで、エンターテイメントとしてのオカルト作品としての面白さは微塵もないわけですが、少々、違ったものの良さが分かる方ならばVer.Xシリーズは面白いと感じるのではないでしょうか。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオVer.X2の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオVer.X2のネタバレ

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