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ほんとにあった! 呪いのビデオがオカルトOVシリーズとして、大ブレイクした後に派生したSpecial版。

さすがに製作者側もネタが尽きたのか、そもそも存在意義があるのかどうかの形になったのかも知れないのですが、今作で最後となるシリーズです。

個人的にSpecial4が最高傑作と感じているので、それを見てからの後は物足りなくも感じるのですが、感想を。

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ほんとにあった! 呪いのビデオ Special 5 各章のレビュー

寂れた公園

個人的にこういう荒廃した映像は大好き。

廃墟マニアとかでは決してないのですが、昔は栄えていたのだろうけど、今は・・・みたいなのって切なく感じてしまうんですよね。

切ないという情動は、妙に心地よく感じるんですよね。

肝心の映像も怖いというよりは、素直に不思議と感じてしまう印象で悪くないコーナーであったと思います。

続・謎の廃墟 呪いのビデオ12より

ほん呪12で意味深な終わり方をしていた為に、続編あるな?と感じた人も多いと思います。

案の定、Special5で的中という感じでした。

問題の廃墟は本当に解体作業されており、現在は公園などのレジャー施設として生まれ変わっているとか?

情報提供をスタッフにしたとされるカップルの映像にうつった心霊映像ですが、これは非常に怖いと感じるクオリティがありました。

初見の頃にどう感じたのかは憶えていないのですが、改めて見るとゾッとしてしまう感じで、脳髄を刺激するイヤぁな感覚に捉われましたね。

シリーズ・監視カメラNo.1 人体欠損

ほん呪の監視カメラ映像でチョイスするものは、結構、怖いと感じさせるものが多かったりします。

しかしタイトルの人体欠損という言葉が発するインパクトには負けているかと・・・。

子供の身体の一部がうつっていないという心霊映像や心霊写真はありふれていて、特に珍しくもないですし・・・。

だからこそ、タイトルで差別化を図っていたのかも知れませんが、そんなオーバーな・・・という具合です。

疾走!

ほん呪史上、おそらく最大の衝撃映像と言っていいんじゃないでしょうか?

私と供にずっとほん呪を見続けている女房も『今までで一番、何が怖かった?』と尋ねると、Part15の【ニューロシス -Neurosis-(Part15のトリ)】とPart45の【首の家】、そして今作の【疾走!】を挙げています。

私の女房は感情を全く表に出さない女性なので、口にして固有名詞を言うこと自体が凄いのですよ。

初見の頃は私の兄にも見せたわけですが、真偽はともかく『凄い!』と唸って、笑いながら驚いていたのが記憶に新しい。

これ、トリックで作ったにしても、こういう風にストレートに表現するという作りこみをしたのならば、それはそれで評価出来ると思う。

しかし、本当にガチの映像であったならば、凄まじく謎が湧き上がる映像であり、どっちに転んでもとにかくインパクト大という代物です。

ちなみに私は一番、怖いとは思いませんが、インパクトあったという意味ではNo.1であると思います。

淫霊

ヤンキーという人種の生活感がまざまざと感じられるコーナーです。

別に蔑んでいるわけでもないのですが、その品の無さと軽さが強調されている演出が笑いを誘います。

淫らな霊というタイトル通り、被害者の彼女が問題の霊に囁かれた『ほーみーしっちまー』というのは、実は沖縄の方言であることが分かっています。

作品中では具体的にその意味を調べるということは無かったですが、意味は非常に下品極まりないんですよ。

意味は『女性器の俗語色々と都合が悪いのでカットを見せてみろ。』と、いうものであります。

更に投稿者や投稿者の友人、そして被害者の彼女も、非常に本能的で軽くて低俗という人種であり、不思議と霊とマッチしているな・・・と感じてしまいます。

肝心要の映像はあまり怖くなく、むしろ合成しているな・・・と感じる位の仕上がりです。

怖いフェイクメンタリーというよりは、ヤンキーを使ったコントとして見るほうが楽しめるでしょう。

シリーズ・監視カメラNo.2 ATM

某信用金庫が心霊映像を投稿してくるものなのか・・・?と、そちらの方が疑問に感じたコーナー。

とにかくうつっている肝心要の心霊映像は、怖いというよりはなんか気持ちの悪い感じです。

イメージ的にはレ〇プされて殺された女性が放置されている下半身部分がうつりこんでいるような感じがする映像でした。

見方によっては上半身ではいつくばって匍匐前進をしているようにも見えるのですが、どちらにせよ気持ちが悪い映像であることに変わりないかと・・・。

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2003090909

プロデューサーの大橋の言うことが本当であれば、むしろ作る必要が無かったコーナーではないか?と感じるもの。

単なる心霊映像見て、テンパったカップルの騒動に無理矢理、巻き込まれたって感じで、何も怖いことはない見る時間すら無駄に感じるというコーナーです。

しかし、演出補の横内の凄まじく偉そうな態度が見れるコーナーでもあり、そういう点でも不快感を増幅させる演出が光っているものであったり。

あまり演出補という立場の人間は脇役で空気のような存在感でいいのですが、そこに敢えてスパイスぶちまけて目立たせるという意味ではアリなのかも知れませんが・・・。

サービスエリア

何気ない旅行中にとられた映像という感じが非常に色濃く出ています。

なので、これってガチ?って思ったりもするのですが、いまいち決定的に断言出来る素材でもないわけです。

しかし、巨大な男の目が映っているとかブロックノイズに交じって現れるという具合なので、やはり作りこまれた気がする映像です。

ノイズと供に映像に問題が・・・という手法は、ほん呪のセオリー通りの作品演出なので。

井戸

完全にフェイクメンタリーであると分かるわけですが、投稿者の友人である当事者の山下さんの顔が本当に生気が抜けている表情なので、別の意味でヤバさを感じるコーナーです。

問題のオレンジ色の部屋にふらついている黒い恰好した宇宙人みたいな物体は、公開当初は反響が大きかったようで、ネット上にやたら不法アップデートされていた記憶があります。

フェイクと分かっていても、その仕上がりは高く、非常に不快感を彷彿とさせるものであるので、視聴者に怖いと感じさせるという意味では二重丸で合格といったコーナーだと思います。

携帯電話とデジタルカメラで撮影されたもの

当時、2004年はまだガラケーが主役でスマホが無かったですからねぇ。

携帯電話の動画撮影機能は貧相だし、デジタルカメラはあくまで静止画を撮ることに特化していましたから、動画撮影はおまけみたいなもんでした。

今はデジタルカメラであっても良質な映像もとれるし、スマホで映画まで撮れちゃうくらいの美しさですからね。

しかし、だからこそ一昔前の携帯電話の映像やデジカメの映像で撮られたものが画質が悪いからこそ生々しく感じることもあり、怖いと思うのです。

3本紹介されたいずれも仕上がりは非常によろしいと感じるし、特に花見の際にうつりこんだ白い影というのは、今見ても『あー、怖い』って感じるものでしたね。

シリーズ・監視カメラNo.3 夜間の道路

人のいない深夜の道路に走る影みたいな感じで、怖いというかアニメの演出みたいでカッコイイと感じるような映像。

しかし怖くもないし、要するに『だから、なに?』的な印象が拭えないわけでして・・・。

日本人形

今作のトリを担うだけあって、非常にインパクトがある映像。

ポルターガイスト現象も普通に撮影されているし、工場の社長が明るい面持ちで事実をありのまま語っている様子は非常に生々しいわけです。

投稿者の新城さんが非常にミステリアスにみえるわけですが、それは社長がそばにいたからという勘ぐりも感じるくらいに自然にまとまっています。

問題の映像は単に日本人形を映しているだけなのです。

それならば何でそんな構図で撮影しちゃってるの??という新たな疑問が湧くような映像であり、ありとあらゆる衝撃映像やヤバい映像を見てきて、あらゆる耐性がついていると自慢できる私ですら、見ると憔悴しきってしまう気がする気持ち悪い8ミリフィルムの映像です。

日本人形の最後や伏線をはっているっぽい演出からして、これは間違いなく続くなと予感させるものでしたし、スタッフルームでおかしなことが起きるというのを最後にもってくる辺り、もはや次を期待できるという様なことを匂わせているコーナーでした。

総評

Specialシリーズの事実上、ラストの作品だったわけですけど、トリの日本人形の問題の映像が不快感MAXであるために、これはこれでシリーズ最後にふさわしい作品でもあると感じ、悪くないと感じました。

しかし、この辺から演出補がやたらと目立つ演出が加わってくることになるわけです。

特にこの次の作品から本格的に登場するが出てくる前兆みたいなものが、今よく見てみるとあったな・・・と感じるわけです。

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☟内容やネタバレは以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオSpecial5のの内容
ほんとにあった! 呪いのビデオSpecial5のネタバレ

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