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ほん呪スペシャル3のレビューを記していきます。

初見ではあまり良い印象になかったSpecial3であり、改めて見る際には気乗りしていなかった私。

しかし十数年ぶりに視聴した今はだいぶ感想は違ったものになっています。

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ほんとにあった! 呪いのビデオ Special 3 各章のレビュー

中村義洋の声色で慣れていて、この頃から既にそれが定着しているので、朝コータローの声色での解説は違和感はあります。

ですが、やはりベテランさんということで、次第に違和感なく自然に思えてきます。

元々はこの方は歌手だったみたいですねー、渋すぎる声、なかなか好きです。

首都高の霊

このカップルは完全に彼女が主導権を握っている雰囲気が漂っています。

まあ、そんなことはどうでもいいのですが、車運転できる女性ってやっぱり魅力的です。

私は基本的に女房とどこか行く際にも自分で運転しますが、体調悪い時とか運転変わってくれたりするとホント、助かる。

うちの女房はそういうタイプなので助かっています。

まあ、余計なことはさておいて、他に気になったところと言うのは彼女が顔出ししているのに、彼氏の方がガッチリとモザイクかかっているのも気になりました。

何となくどういう付き合い方をしているのかがイメージできるのですが、問題の映像はなかなかレベルが高いと感じました。

更に加えて『殺すぞ・・・』という少女の声はパンチが効いていて、素直に怖いですね。

フェイクかどうかはこの際、抜きにして、このカップルはその後どうなったのかが気になるところですが。。

File No.02 巨大団地

何故かコーナータイトルに【File No.・・】というものが・・・orz

これに果たして何の意味と効果があるのかがよく分かりません。

ぶっちゃけていって、なんか安っぽいテレビ番組のような気がしてきて、減点対象であったりします(笑)

初見の頃は出だしから『ああ・・・これ系かよ・・・。』って感じでしたね。

これ系ってのは何なのかと言えば、霊が見えるという痛い女が主導するというもののことです。

中学生の少女だろうがなんだろうが、あまり個人的にはそういうの好みじゃないんですよね。

ですが、改めて見ると、そんな悪くないコーナーであるなーと感じました。

初見の頃は前述した通りの理由で、コーナー全てつまらないと感じて、ながらで見ていたわけで内容もあまり覚えていなかったのですがね。

それに加えて、この回の樋渡麻実子は妙にしおらしい女性という印象で、全く他の回と違いますね。

問題の団地ですが、確かに高いところに厳重に柵や格子が設けられているという様子は、本当にタダゴトではないことがあったから故のことに思えます。

肝心要の映像についての感想は後ほど。

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File No.03 最後の一人

少々、ややこしい投稿者の思い込みが目立つエピソードであります。

確かに自分の事のように考えた場合は、不安になっても仕方がないことではありますが、世の中には偶然に合致するということも起きるわけで。

そもそも呪いはあると思えば発動するし、気にしなければ発動しないものであると考えています。

つまり、気にすればするほど、自分自身の行動が普段と違ったものになり、おかしなことを引き寄せてしまうという具合です。

問題の映像は確かに怖いと感じるものでありはしますが。

と、いうかこの投稿者もその後どうなったのかが気になるところですが・・・。

File No.04 人影

ネタバレにも書いていますが、この投稿者、初見の頃も今みても、やっぱレイ・リオッタに似ているなーと思うわけです。

そして凄く人の良さが表情に出ているなーと、好感が持てるタイプです。

肝心の映像はそんなに怖くはないわけですが、ストーリー的には結構、好きですね。

要するに霊が物質に宿っており、それをしっかりと外に出して大事にしてあげることで奇怪なことが起きなくなる。

物質に人間の思念が宿るということそのものは私は信じていませんが、こういうことって逆に本当にあったらロマンチックに感じてしまいます。

しかもこのコーナーに出てくる鏡ってパッと見、すごく業物に見えるんですよね。

なんとなく神秘的なものを彷彿とさせるコーナーでした。

File No.05 漂流する霊

非常に男を感じさせる投稿者の印象がGoodですね。

勇敢さが無ければやっていられない職種の様なので、それは当たり前なのでしょうが、問題の映像は本当に死体が浮いているようにしか思えないクオリティです。

1976年5月3日に起きた超能力者クロワゼットの予知によって本当に発見された水死体の映像を思い出しましたよ。

このコーナーでは上流で行方不明になった男の子のそれではなかったようですが、非常にリアリティある一本です。

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File No.06 霊公園

初見の頃、Special3が面白くないというか、つまらんと感じて真剣に見なくなった動機の二つ目。

まずは前述したように巨大団地の投稿者がそれ系であるということ、そして今回のこのコーナー。

霊媒師の森救世という存在を登場させる辺り、『うわぁ・・・つまらねえぞ、これ・・・』って感じになった私。

つーか、何でこのコーナーだけ、とってつけた霊媒師という存在を使ったのかが、とんとよく分かりません。

おそらくは演出の一環であり、森救世なんて人間は存在せずに、面の割れていないスタッフを仕立て上げただけであろうと思いますがね。

新人女性演出補の住村愛子は決して不快感が無いわけですが、もう霊媒師を登場させる時点でグッタリさせられます・・・。

森の『確かにあまり良くない感じはしますねぇ・・・』と言う発言とか、滑り台の過去を知りたいというくだりで、『あー、力ねえな・・・こやつは。』と分かってしまう辺り、その存在に意味があったのか・・・?と、いう具合です。。

と、まあ、そんなことはさておき、問題の映像はまあ、怖いというよりは気持ち悪い感じですが、モザイクはかかっているものの娘の華子ちゃんは可愛いし、それを可愛がる旦那さんの崇さんが本当にいいパパさんに見えます。

ほのぼのとしてしまう雰囲気であり、そこらへんは妙に心地いいわけですが。

奥さんの栄子さんが映像を撮った影響で華子ちゃんを虐待する様になってしまったというストーリー展開は、オカルト的にはありえる話であり、その辺は及第点であるかと。

しかし、何にせよこのコーナーのそんなストーリーをぶち壊したのは霊媒師・森の存在であり、これは明らかにプロットミスであると個人的には強く感じています。

うーん・・・この案というのは坂本一雪の出したものではなく、近藤太の案なんでしょうかねぇ・・・?

スペシャル版だし、差別化を図る意味でやってみたって感じに見えるんだけど、失敗に終わっていると思います(笑)

File No.07 区画整理

個人的に今作の白眉と感じる至極のコーナー。

退職して自由になって余生を趣味に使おうとする老人が撮影したという設定。

その老人が選んだ場所がバブル期のある荒廃した一画の土地。

このチョイスだけでも見事だなーと感じます。

当時、60歳くらいであったら、バブル期はまさしく思い出深いわけであり、投稿者にとってかの地は因縁というか思い出があったのだろうな・・・とイメージできます。

その時に撮られた映像は昔の面影は微塵もない荒んでしまい野良猫がうろついて、人もまばらな何処か急遽な街並み。

そして現れる恐るべき浴衣を着た少女の霊というたたみ掛けは、GJそのものです。

例えフェイクであったとしても、そんなことはどうでも良く、なんか投稿者の人物像や頭の中にあったものがそのまま映像を通してこちらに移ってしまう感触にとらわれます。

非常に臨場感がある素晴らしいコーナーであると感じています。

File No.08 コンビニの噂

霊というよりはコンビニ女性店員のフォークロア的なものがベースとなっているコーナーですね。

その様な前置きが長く投稿者から語られるわけですが、肝心要の映像は単なる人型の影であり、男とも女とも判別できないレベルの代物。

まあ、『金返せー』ならぬ『時間返せー』的なものであり、見終わった後は脱力感がこみ上げてきます・・・。

どうでもいい話ですが、投稿者の映像に映っているたった一人の女の子はどこか榎本加奈子に似ているなーと思ったわけですが、それはそれとして。

ほん呪 Part12で続編として、このコーナーが再び日の目を見ますが、続編も実はイマイチだったわけでして・・・orz

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File No.09 子供の声

ノリの良さを感じる投稿者カップルの流暢に体験を話す様が、どこか心地が良かったりするコーナー。

話が面白いと感じた後に紹介される物は、決まって大したものではないということも多いのですが、肝心要の映像は非常にインパクト大です。

何かが映るという代物ではありませんが、投稿映像が流れるほとんどの尺で流れてくる子供のうめき声は、こちらの五感を悪い意味で侵してくるようでヤバすぎます。

そして、最後に『痛い!』というトドメの一声が強烈すぎます。

更に生々しいのは投稿者たちはデート中、その声に気づきながらも、楽しいデート中だからといってお互いな平静を装っていたということが取材の時に判明するということ。

その辺が妙にリアリティあり、『ああ、私もデート中ならそうしちゃうだろうなぁ・・・』と思うわけです。

彼女の方が最後に『あのさぁ・・・まあ、いっか・・・』という言葉を吐くのですが、ずっと聞こえている子供の声を彼氏に言いたいんだけど言えない心情を表現している事に成功しているといえます。

素晴らしい仕上がりの一本であるといえます。

File No.10 中古ビデオ

後にこちらも続編が作られることになるコーナーです。

フリマではないですが、リサイクルショップなどで叩き売られている昔のVHSビデオテープとかは、私も買ったクチです。

大体はどうでもいいテレビ番組を録画したものだったり、〇ロビデオだったりしたわけですが、お宝探しっぽくて楽しかったですね。

このコーナーの中古ビデオに映りこんでいる映像は強烈なものですね。

霊のようなものはではなく、ただひたすらストレートに気持ちが悪いという映像であり、不快感がMAXになり浸透した投稿者は事故に遭ってしまうというオチです。

コーナーではホームから突き落とされたといっていますが、実際にはそう思い込んでいるだけなのかも知れません・・・(ガチであれば・・・)

何にせよ五感を強烈に刺激するような衝撃映像と言うのは、超常現象などは全く関係なく現実生活にありとあらゆる影響を及ぼすものであります。

そんな意味で言うならば、確かにこれは呪いのビデオであると言ってもいいと思います。

ちなみに、このコーナーの続編といってもいい後作のコーナーですが、ホント、しょっぱいものでした・・・。

前述した【コンビニの噂】もそうですが、続編作るなら、もっと他の良作コーナーの続編を作ればいいのに・・・と思ってしまう私ですが(笑)

巨大団地の続き

一旦、中断した巨大団地の続きは唐突にもう一人の大人しい投稿者である林さんが具合に異変が起きたというシークエンスから。

その模様を映像に収めようとするカメラに向かって、樋渡がストップをかける辺り、どこか母親の様な強さを感じたり。

ホント、この回の樋渡は全く他の回と印象が違うわけで、体調が良くなりカメラを遠ざけて内田さんや林さんと語り合う表情は穏やかなで全力で女性が出ています。

そして明かされるのは林さんが過去にこの団地に住んでいたという流れであり、実は因縁が多少なりともあったということですが、その点は決して問題の映像とは結び付かないわけでありますが、スパイス的な演出のような感じとして考えれば妥協できる範囲。

問題の映像が撮られた屋上を封鎖する鉄格子ですが、確かになんでそこまでするのかという印象です。

鉄格子の格子そのものはぶっとく、更に巻き付いている鎖は極太・・・それに施錠している南京錠も巨大。

これ、映像やストーリーそのものがフェイクであったにせよ、間違いなくこの団地では何か過去に絶対に飛び降り自殺が起きていたと感じさせるものですよ。

肝心の映像は初見の頃は拍子抜けしたわけですが、今、改めて見るとくっきりとどういう構造の霊であったか確認出来ました。

手すりに手をかけてカメラに向かって覗き込んでいるような人間の姿だったんですね。

そう見えると、少々、怖い映像であると思いました。

巨大団地のコーナーは通してみて、トリとしては少々、満足度はないですが、一応は平均点レベルといえるものに仕上がっているかと・・・。

総評

初見が既に10年以上前であるし、個人的な興冷めポイントが先行していて、こういったコンテンツを書くという機会に恵まれなければ改めて見ることもなかったわけですが、見返してみると意外に内容は良かったことに気づかされます。

ですが、前述したように好きになれないポイントが好きになるということでは断じてないわけです。

Special版は続く4,5と完全に坂本一雪作品になるわけで、素晴らしい作品になっています。

やはり監督は一人の方がよりまとまるということなんでしょうねぇ。

3は細かいところには拘ってはいるものの、その殆どが余計であると感じるわけで・・・スペシャル版全5作品の中では、最下位であると感じてしまう私でした。

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☟ネタバレやレビューは以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオSpecial3のの内容
ほんとにあった! 呪いのビデオSpecial3のネタバレ

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