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ほんとにあった! 呪いのビデオ リング編ということで、通常版、VersionXとはまた違う派生作品。

ドキュメンタリータッチで撮られているものの、どちらかといえば映画チックな内容になっていますが、ここでは概要と一気にネタバレをつづっていきます。。

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ほんとにあった! 呪いのビデオ -リング編-の概要

【発売日】
2003年1月24日

【収録時間】
85分

【構成・演出】
近藤太、坂本一雪

【撮影・編集】
張江肇、鈴木ワタル

【レポーター】
北川さおり

【音響効果】
三宅洋

【再現映像出演】
刈込和弘、平林康世
出口泉実、福里沙耶香

【ナレーター】
中村義洋

【発売・販売元】
株式会社ブロードウェイ

そのビデオに写った者は駆らなず自殺する』というキャッチフレーズが非常に印象深いほん呪・リング編。

本作では
出演している御本人もしくは・・・
御遺族の方から希望があった場合のみ
モザイク等の処理を行っております。

と、いう意味深な断りから始まる本編はまず一人の少年の投稿映像の紹介から始まる。

2002年11月5日

投稿者の村上賢一さんにマイクを向けるレポーターの北川さおり。

インタビュー形式で始まった最初の投稿映像の概要はこうだ。

村上さんは自身の誕生会の際、ビデオカメラをまわしていた。

後日、誕生会に参加していた友人の一人が自殺。

しかもその方法が焼身自殺という衝撃的なものであった。

遺書があるわけでもなく、警察が動いての取り調べであっても、友人が自殺した理由は判明することは無かった。

村上さんは友人を偲んでおり、最後にうつっている誕生会のビデオをもう一回みてみると、そこには『消えろ』という誰の声か変わらない奇妙な音声がはいっていたことに気づいた。

友人が自殺した場所に北川やスタッフを案内する村上さん。

その場所は高速道路のガードしたであり、壁は真っ白に塗装され直されていた。

それがかえって不気味さを強調しているようにも思える映像が展開されているようにも思えた。

共通点

投稿者の藤井さやかさんはチャットで知り合った人間たちとOFF会を兼ねて、ボウリング場に遊びに来ていた。

その様子を撮影していたのだが、その時に撮られた映像に『消えろ』という声が入っていたという。

3週間くらい経った後、OFF会にきていた一人がチャットに来なくなった。

藤井さんが気にかけていると、他のチャット仲間が当人は自殺したと新聞に出ていたということを教えてくれたという。

その自殺したチャット仲間は欄干から川に身を投げて命を断ったのだった。

レポーターの北川は村上さんの投稿映像とそこにうつっていた人間が自殺しているという共通点に着目。

藤井さんに村上さんを知っているかどうかを確認する為に、彼の資料を見せるが全く知らない人であると証言。

もう一つ共通点があり、実は村上さんと藤井さんの撮影したビデオは同じ日に撮られていたものであった。

投稿者同士

スタッフは藤井さんを村上さんに引き合わせると同時に、撮影現場を回らせて何か気づくことはないかを尋ねる。

特に変わったことはないという投稿者同士から、それ以上、問題の映像が何故撮られたのかの原因などを特定できるものは出てこなかった。

しかし、更に新たなビデオがスタッフルームに届けられていた。

同じ様な内容の投稿が5本も届いており、全部で7本の類似ケースの心霊映像と自殺という奇怪な広がりを見せていた。

更にその後も投稿は相次ぎ、結局、15本の投稿となった。

共通点は全部で3点。

・撮影日が全て同じ日の9月25日。

・『消えろ』という低い男の声。

・投稿映像に映っている人間が自殺する。

そんな中、撮影日と声は同じだが、誰かが亡くなっているということがない投稿者を発見。

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新たな展開

 

投稿者の下川智之さんの自宅に訪れるレポーターの北川とスタッフ。

問題の映像は智之さんの父が別荘を買うというので、その土地を家族3人で見に行った際に撮られたものである。

レポーターの北川が智之さんに他の投稿と共通点があることを打ち明けようとすると、巨漢の演出補の横田直幸が口止めをする。

智之さんの投稿映像に映っている人で、これまでの共通点のように自殺している人間はいないために、彼を不安にさせるべきではないという配慮からだった。

後日、家族の方にも取材をさせてくれという依頼をして、笑顔で快く承諾してくれた智之さん。

 

7番目の投稿者である安藤晃一さんは自身が投稿したビデオを自分で細かく映像を検証していた。

投稿映像の全てにはもう一つの共通点があった。

それはノイズであり、安藤さんによるとそのノイズの中に人の顔や影とおもわれるものが映っているという。

より細かくスタッフが検証してみると、ノイズの正体は無数の人の顔や上半身の映像であったのだ。

 

新たな事実を智之さんの家族に告げる為に、再度、下川宅を訪れた北川とスタッフ。

智之さんの父親である下川正幸さんは笑顔を絶やさないきさくな良い父親という男性であった。

母親の晴子さんはどこか猫顔の可愛らしいお母さんであり、3人で北川とスタッフのこれまでの調査結果を聞くことに。

『消えろ』という声だけではなく、ノイズの中に人の顔が無数にあるという事実。

そして他の投稿者たちとの共通点であるビデオにうつった人間の一人は必ず自殺しているということを下川さん一家に打ち明けたのだ。

それを聞かされて明らかに動揺する下川さん一家。

まだ他の投稿者たちと違って犠牲者が出ていない下川さん一家を追加取材させてもらいたいという北川の言った言動に正幸さんは怒りを露わに。

それまでとは一転してスタッフの態度が失礼であると指摘し、取材を渋る姿勢を見せた。

母親の晴子さんも追加の取材に難色を示すが、智之さんは憤りの表情を浮かべながら追加の取材を受け容れる気持ちを露わにする。

北川の度重なる取材依頼に、正幸さんはマスコミの暴力と同じであると反論。

正幸さんの反論が正論であることを受けた北川はカメラをとっている坂本一雪に撮影をやめるように言う。

本編ではここで智之さんが投稿してきた映像を再度、公開。

言いたいことをいいあっていながらも、信頼関係が強い家族であるという印象が強く感じる下川さん一家の家族模様が映し出されている。

だが、そこには他の投稿映像と同じ様に例のノイズが走っていた。

下川家と撮影現場へ

夜、下川さん一家に案内されて、スタッフは別荘予定地であった撮影現場に向かった。

到着してもなかなか起き上がれない正幸さんは、智之さんに起こされて取材に同行。

そこは正幸さんが生まれ育った地元。

遠いと家族には文句を言われていたが、思い出深い地に別荘を建てるのが良いという気持ちを北川に打ち明ける正幸さん。

撮影現場ではこれといって手掛かりが得られなかったが、地元の図書館などを調べたりした際、現場近くで曰く付きのダムがあることを突き止めた。

正幸さんがかつてそのダムでは一家心中があったといい、家族が縄でお互いを繋ぎ合いながら、ダムに入水し立ったまま発見されたというのを冗談交じりに笑いながら北川に語る。

ダムが出来る前は村があったということから、村の人間を探して調査をすれば何か分かるかもしれないと呟く北川に対して正幸さんはそれがいかに大変かを諭す。

これといった手掛かりもなく、ビデオとの関連しそうな情報が何も出てこない。

それに加え下川さん一家は誰かが死ぬかも知れないという重圧と、進展のない取材に次第に嫌悪感を交えた態度をスタッフにとっていくことになっていく。

正幸さんと晴子さんは取材を早く終わらせたいが為に納得したというが、智之さんは納得していない為に悪態をつきだす。

北川とスタッフも何もビデオとの関連性が出てきていない為に、取材の続行を正幸さんに頼みこむ。

意見が割れる中、今度は智之さんと正幸さんが口論となり、それを制止する北川という張り詰めた展開になってしまう。

更に智之さんはノイズを解析した人が信用できないから会わせろというが、安藤さんの都合や下川家からは遠いことから難色を示す。

すると正幸さんは、そういうことを言うから信用できないんだという。

下川家はビデオにかこつけてスタッフが何かをさせたがっていると疑心暗鬼になっているのだった。

すると演出補の横田が折れる形で明日、解析した安藤さんのところに一緒に行きましょうと提案する。

不穏な空気を察した北川は撮影をやめるようにと坂本にいい、翌日に取材を持ち越したのだが。

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翌日・・・

待ち合わせの場所に北川が現れずに、電話も繋がらない。

横田と坂本は下川家を訪れるものの、呼び鈴を押しても無反応。

施錠もしていない状態の為に不審に思った横田と坂本は下川家の中に入り状況を把握しようと努めた。

すると北川のバッグが無造作に放置されており、テーブルには書き置きがあった。

そこには留守番をしている下川家の祖父に向けて書かれた伝言であり、そこには明らかに祖父に横田と坂本が来たら嘘をいうように頼んでいる文面が書かれていた。

その時に祖父が横田と坂本の前に現れる。

祖父に現在の状況を確認しても全く噛み合わない状態と、書き置きの文面から横田は下川さん一家が北川のみを連れて、映像を解析した安藤さんの元に行こうとしていると踏んだ横田。

下川家を後にした時に北川の携帯電話が鳴る。

北川からの着信であり、下川さん一家と一緒に特急電車で栃木に向かっているということであった。

横田と坂本は先回りして追いつこうと車を飛ばし、安藤さんの家の近くで待ち伏せることに。

同じ頃に北川もカメラを回していたが、そこには北川をがんじがらめにしている下川さん一家の様子が記録されていた。

時間が経ち、北川の携帯電話に再度、着信。

北川は安藤さんの家の道筋を覚えてなく、辿り着けなかったことから民宿に宿泊することになっているという。

横田と坂本は北川と下川さん一家が宿泊する民宿に突撃するが。

北川のいる民宿へ向かった

北川と下川さん一家が泊まる民宿の客間にいくと、既に浴衣を着てくつろいでいる下川さん家族と着の身着のままの北川がいた。

横田が戸惑いながらも説明を求めると、正幸さんは納得するために家族だけで動きたかったと言った。

スタッフ達と一緒に動いても、安藤さんのところで見るものや聞くものは変わらないかと横田が反論すると、智之さんが続けて不自然だと食ってかかり、投稿者の人が解析していることに強い疑問を感じていた。

正幸さんは北川を勝手に連れて行ったことは謝るが、スタッフと安藤さんがグルになって自分たちを騙そうとしていると読んでいた。

横田は憤りを露わにしながら、疑うのならば最初からビデオを送ってこなければいいだけであって、調査を頼んできたのはそちらだというニュアンスで返すと、智之さんはこういうので楽しんでいるだけでヤラセをしようとしていると述べた。

解析者とスタッフがグルになって作ろうとしていると言う智之さんに対して、横田は更にムキになり反論。

正幸さんと智之さんと横田の埋まらない言い合いの中、北川がそれを止める。

不毛ともいえるやり取りのあと、結局、夜が明けたら安藤さんの元に一緒にいくということで落ち着いた。

隣の部屋でくつろいでいる下川さんたちに聞こえないように、横田と坂本にどういう状況であったのかを詳しく説明する北川。

待ち合わせの場所に北川がくると下川さん一家がおり、先発隊ですでに(他のスタッフ)が出ているから、連れて行ってくれと無理矢理頼まれたという。

バッグも財布も靴もおいていかされて、そのまま北川を無理矢理、駅につれていったという。

連れて行けと迫られていたが、詳しい住所も分からないと告げても、いけば思い出すだろうという正幸さんに言われたという。

横田がその時に北川に祖父宛ての晴子さんが書いた書き置きのメモを見せて、スタッフ側がその頃に起きていたことを説明。

計画的であったことを感じた北川は『そりゃ死なないわけだよ・・・』と苦笑交じりに冗談をいう。

北川の愚痴をいう場の様になった民宿のシーンも終わり、朝になり安藤さんの元にスタッフの車に乗り込んで向かう下川さん一家。

安藤さんは快く突然やってきたスタッフと下川さん一家を快く迎え入れ、解析したビデオの解説を説明した。

それを見た智之さんも納得せざる得ない雰囲気に渋々、首を縦に振る。

北川が安藤さんの都合も考えて切り上げを促して、下川さん一家も安藤さんにお礼をいって退散する。

地元の和食店の座敷で昼食を摂る際に、正幸さんが出てきた食事の味がしないと呟き、一家の元気のなさを映し続ける坂本。

そんな時に晴子さんの携帯電話に着信があった。

祖父が倒れたという知らせであり、智之さんが心配するが、晴子さんはおじいちゃんは一緒にいってないからビデオにうつっていないという。

帽子の男

下川家に戻った一向。

祖父を交えて居間で取材を再開する北川とスタッフ。

ビデオとの関係を疑ったが、祖父は元々、貧血気味でありそれが原因で倒れてしまったということだった。

すると祖父が北川に『帽子の方はどうされました?』と言い出した。

全く覚えがない北川と横田は困惑気味であるが、祖父は『緑色の帽子をかぶった方』と続ける。

するとカメラを回していた坂本も思い当たることがあり、気にしていなかったが取材中に祖父がいう特徴の存在を見ていた気がするという。

これまでの取材テープを再確認すると、下川さん一家の取材を開始した初日から映像には帽子の男が映り込んでいたことが分かった。

更に智之さんが投稿してきた映像にも帽子の男は映り込んでいたことも判明。

そして以前に下川さん一家と訪れたダムの映像にも帽子の男は映っており、その映像ではそれまでの映像とは違う動きをしていた。

それを踏まえて再度、スタッフは下川さん一家を連れて、問題のダムにむかったのだ。

ダムに到着した一向であるが、北川がこちらを見下ろすかの様な帽子の男の存在に気づく。

見られていることに一行が気づくと、帽子の男は忽然と姿を消した。

帽子の男を追跡する展開になり、途中、横田が脱落し彼の面倒を見る晴子さんを残して、奥に進む一行。

崖の近くの道なき道を帽子の男に導かれるように進んでいくと、一向の眼前には巨大な廃墟がそびえ立っていた。

廃墟は元は病院であったようで中にあるホールで茫然自失となった一行が、帽子の男を目撃することは二度となかった。

横田と晴子さんがいるところまで戻った一行は釈然としない面持ちを浮かべながら、その土地を後にする。

2002年12月8日

ほん呪スタッフはとある病院で潜入取材を行おうとしていた。

正幸さんが原因不明の病気で入院している情報を聞きつけた為である。

これまでの取材の模様の中で、病気の兆候が表れていた箇所がフィードバックされ公開。

その後、智之さんに取材しているところが見つかり、病院から追い出されてしまう。

しかし後日、智之さんから最後のビデオテープとメッセージが送られてきた。

それは正幸さんが病院の窓から飛び降りて亡くなったことを知らせるものと、生前に彼がスタッフに宛てたメッセージを伝える為であった。

スタッフに向けて届けられたメッセージ

今回の取材ビデオは最後まで完成させてください。

また私たちと同じようなビデオをとってしまった方に何かの役に立つかも知れないと考えるからです。

だから喧嘩腰になったことや、北川さんを連れて行ったことも含め、自分たちの行動をありのまま見せて下さい。

家族に宛てて残した遺書と、取材はこれっきりにして欲しいという願いを残していたのだった。

正幸さんは取材のあと五感と平衡感覚に異常をきたして、死の間際は身体がまともに使えなくなる状態にまでなっていたという。

そんな時に病室の窓から落ちて亡くなったという。

病気を苦にしてのことであったのか、身体が不自由になってしまったことによるものなのかは判明していない。

そんな結末でほんとにあった! 呪いのビデオ -リング編-は終了した。

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ほんとにあった! 呪いのビデオ リング編のレビュー

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