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ほんとにあった! 呪いのビデオ78のネタバレになります。

メインエピソード【ずっと一緒】が非常に骨太なストーリーであると感じます。

またスタッフ間のやり取りも、今まで以上に際立って見応えがあるものであると言えます。

それに加えて一般投稿コーナーも、前作と違って恐怖度とインパクトの高い仕上がりを見せています。

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ほん呪78の各章のネタバレ

おことわり

本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。

これからご覧いただくのは、一般の視聴者より投稿していただいた映像です。

ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。

本作品はお祓いを済ませております。

踏切

投稿者の岡元さんが友人と供に、心霊スポットとなっている踏切に行った際に撮影されたビデオ。

岡元さんは動画投稿サイト(おそらくYouTube)にアップロードする目的で、踏切に潜入する様子を記録したものであった。

問題の踏切は人身事故が多数、発生しているという曰くつきの場所。

岡元さんと友人が踏切周辺をレポートする様子が流れる中、線路の向こうに青いシャツを着た男性が佇んでいる。

その男性は左手を奇妙に動かしており、それはまるで手招きをしているかの様。

しかし、同行した友人には全くその姿は見えていない。

そして、ふら~っと友人は線路に歩いていく。

カメラを回している岡元さんが、それを止める為に友人を手元に引きずり込んだ瞬間、突然、電車が走り抜けるという映像だった。

獅子舞

投稿者の木多川さんが関西地方の祖父母の家に遊びに行った際に撮影した映像。

その日は祭りが行われており、獅子舞が演じられていた。

問題の映像は店舗の敷地で獅子舞の演舞を捉えている際に現れる。

激しく動く獅子舞の胴体部分に、もう一人の下半身が不意に映り込む。

その後、店舗のショーウィンドウのフレーム部分に、以上に大きな男の顔が反射して映り込んでいたのだった。

休日

投稿者の佐野さんが農家を営んでいる親戚の敷地で、娘たちを遊ばせている様子を撮影。

二人の娘たちがミニバイクに乗って、敷地内を走っているのだが、問題の映像は、近くに設営されているビニールハウスに現れる。

灰色のパーカーを次女の娘を撮影している時に、画面右のビニールハウスが映り込むが、その中にうな垂れているかの様に見える人間の姿が現れている。

更に白い服を着た長女がビニールハウスを通り過ぎる時、ハウス内には三人の人影が首を吊っている様子がハッキリと捉えられている。

その後の調査で判明したのは、この敷地は十七年前に佐野さんの親戚の女性が購入した土地であった。

しかし、それ以前に敷地の持ち主であった農家の家族が、借金苦に無理心中をしていると思しき遺体が発見されていたことがあったという。

発見当時、子供は寝室で首を絞められて亡くなっており、大人たちは納屋で首を吊っていたというのだが・・・。

2018年9月8日 追記 もう一つの顔?

ブログ読者さんからの情報提供。

本編では指摘がない箇所。

BBQ台の下に、もう一つ不可解な顔の様なものが見られるということでした。

確かに映っていますね。

心霊現象などではなく、横たわる人の顔に見える物体が、そこにあっただけかも知れませんが・・・。

情報提供、ありがとうございました。

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続・ずっと一緒 前編

前回・Part77のあらすじが語られる。

沙那恵さんの自宅に行った投稿者のめぐみさんが撮影していた映像では、兄と名乗る人物とともに振り返る沙那恵さんの顔の半分が紫色に変色していた。

その後の映像がまず公開される。

めぐみさんが投稿映像の肝試し時、沙那恵さんに不可解な異変が起き、背後に女の顔が映り込んでいる映像をスマホで確認してもらう様子が流れる。

それを見ている沙那恵さんが徐々に息づかいが荒くなり、発作を起こす。

めぐみさんが沙那恵さんに近づき気遣っていると、別室にいた兄と名乗る男性がやってきて、沙那恵さんを介抱する。

その後、男性が処方箋の袋を出して、中に入っている錠剤を優しく沙那恵さんに飲ませる。

その様子は何処からどう見ても兄妹に見える。

映像には処方箋に書かれた袋がしっかりと映り込んでおり、そこから薬局名を割り出すことに成功する。

演出補応援の大塚裕司が薬局に赴いて、局内を調べてから、演出の福田陽平に報告をする様子が流れる。

大塚によると、局内には沙那恵さんの兄と名乗る男性がおり、名札を見ると蓮見滋直と書かれていたという。

一方、沙那恵さんとやり取りをしているめぐみさんから、演出の川居尚美に報告が入る。

現在の沙那恵さんの居所を突き止めており、本人も元気で暮らしているということであった。

川居は滋直さんの苗字が蓮見であることをめぐみさんに告げて、沙那恵さんが暮らしている家は蓮見では無いかの確認をするが、苗字は違うという。

めぐみさんは沙那恵さんに直に滋直さんのことを聞いてみると、恋人ではないし、血は繋がっていないが兄である認識を持っていると語った。

演出補の寒川聖美が運転する車で、川居と同じく演出補の山本屋歩と供に、現在、沙那恵さんが住んでいる家に直撃取材を試みることになる。

めぐみさんが取材交渉を沙那恵さんに頼むが、険悪な雰囲気になり、取材を断られてしまう。

そっとしておいて欲しい・・・。

と、いうことであった。

自分の気持ちが伝わらなかったことに涙をこぼすめぐみさん。

川居も滋直さんと会い、名刺を受け取ってはもらえたが、取材は拒否されてしまう。

後日、滋直さんは川居との一対一という条件を出してくる。

川居は単独取材で滋直さんとの面談にこぎつける。

それによると、現在、家を提供してくれている夫婦は滋直さんとも血が繋がっていない。

しかし、血が繋がっていなくても、沙那恵さん共々、滋直さんも夫婦のことは実の親の様に思っているという。

現在の沙那恵さんは、薬も飲まなくてもいい位にまで回復しているといい、本人の希望もあって滋直さんがそうしていることを川居に語った。

また、一旦、取材拒否をした理由については、せっかく回復したのに取材スタッフが大勢、近くにいると再びうつ病が発祥してしまうことを危惧したからであると滋直さんは言った。

疑似家族という環境で暮らしていることによって、沙那恵さんは確かに回復に向かっているということであった。

その後、別の経路で滋直さんのことを調査していた、演出補の大力が調査会社に協力を頼んで、滋直さんの実家や母親の存在を突き止めていた。

山本屋が滋直さんの母親である蓮見圭子さんにインタビュー取材を行う。

圭子さんは山口県の方言で明るく山本屋の質問に答える。

昔、裕福では無かった為に、圭子さんと夫は共働きをしていた。

滋直さんとその下に京子ちゃんという妹をもうけて暮らしていたが、トラックの運転手をしていた夫は過労のせいもあり、滋直さんが幼い頃に、交通事故を起こして他界している。

働きに出る圭子さんの変わりに、滋直さんは妹の京子ちゃんの面倒をよく見てくれていたと語る。

京子ちゃんには生まれつき、左目の辺りに大きなアザがあったという。

それは先天性の母斑という皮膚病であった。

滋直さんが医学の道を志したのも、京子ちゃんのアザを取り除いてあげたいという思いからであった。

現在、滋直さんが薬剤師として立派に働いている事を、山本屋に聞かされた圭子さんは、深々とお礼を言う。

山本屋は滋直さんと京子ちゃんが映っている写真や映像は無いかと尋ねると、圭子さんは一本のVHSテープを出してきた。

そこには滋直さんが京子ちゃんと仲睦まじく映る映像が収められていた。

京子ちゃんは特にアザのせいでイジメられたということは無かったものの、自分でアザが気になりだして引きこもる様になっていったという。

何を話していても、周りを凄く気にする様になり、何でも自分のことを言われている様に感じるようになっていった京子ちゃん。

その後、京子ちゃんは滋直さんの献身的な面倒見の甲斐もあって、徐々に外で友達と遊ぶようになっていった矢先、マンションの非常階段から落ちて亡くなってしまったという。

事故によって京子さんが亡くなってから滋直さんは変わり、圭子さんに対する信頼感もなくなったようであった。

滋直さんは圭子さんと離れて暮らす様になり、京子ちゃんの遺骨を墓に納めないで、自分で持ち出して出て行ったという。

滋直さんと京子ちゃんが映る映像と、圭子さんの取材模様の映像が交互に流れる。

京子ちゃんが撮影している滋直さんに向けて『ずっと一緒やけんね。』と笑顔で言う様子が強調されている。

スタッフルームに一同が集まって会議する様子が流れる。

山本屋の取材で滋直さんの過去のことが判明し、調査のとっかかりが見つかったものの、川居は調査続行に難色を示す。

疑似家族ではあるが、本人たちの意志によって決められた生活であり、うまくいっている幸せを、調査続行することによって壊してしまうことに川居は懸念を持っていた。

山本屋はうまくいっているというのは本人たちだけが思っていて、もしかしたら何か起こっているのかも知れないと、川居に反論する。

演出補の舞木ひと美は、滋直さん目線で見れば共感は出来る状況だが、沙那恵さん側から見ると疑念が残ると発言する。

川居はあくまで平和に暮らしている滋直さんと沙那恵さん、他の夫婦たちのことを考えると、探っていく糸口が見つからないという。

しかし山本屋は取材で滋直さんには京子ちゃんという存在がおり、亡くなった京子ちゃんがお兄ちゃんを取られてしまうという様な怨念めいたものによって、数多くの事象が頻発しているのかも知れないという推理を述べる。

大塚も投稿映像に現れている沙那恵さんに起きている現象そのものの調査はしてもいいのでは?と、川居に告げる。

だが、川居は協力的でもある滋直さんの気持ちに土足で踏み入れることになると言い、あくまで調査の続行を拒む姿勢を見せる。

舞木もそれでも今までは取材を続けてきたと言い、真っ向から意見が割れていく。

寒川はスタッフ達で調査を続けるか続けないかを決めることではないといい、投稿者のめぐみさんの話が先にあってのことだからと意見する。

川居はそのめぐみさんも調査を継続していく中で、傷つけてしまっていることを言及。

そして、調査の対象である沙那恵さんは現在は回復に向かっており、そっとしてほしいという要望がなされている。

これから先も前向きに生きていこうとしている、乗り越えようとしている方たちに対して、傷つけてまで、私たちの都合で、それを掘り下げるということは、私はしたくないと思うんだ。

と、川居は強く言い放つ。

ここで一旦、コーナーは停止する。

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ゆれる

投稿者の小林美咲さんが映像を撮影した公園で大塚が、投稿映像に映っている池内冬華さんと大塚若葉さんの二人にインタビューをする様子から始まる。

彼女たちはインスタグラムでアップする為の動画や写真を遊びながら、その日は撮影していたという。

そこに問題の映像が映ってしまい、製作委員会に投稿したのだが、最近、投稿者である美咲さんは交通事故で亡くなってしまっているという。

取材中は終始、冬華さんと若葉さんは元気がない様子であり、美咲さんの死が重くのしかかっているようであった。

問題の映像は美咲さんと冬華さんと若葉さんがオモチャなどを使って、公園ではしゃぎながら二台のカメラで撮影している。

日が落ちてきてからのこと。

無人となった公園のブランコの一つが、不自然に揺れているのが確認できる。

美咲さんは冬華さんと若葉さんにはやし立てられて、撮影しながら揺れているブランコに近寄る。

遠巻きに離れながらブランコに近づく美咲さんの様子を撮影している冬華さんと若葉さん。

撮影をしながら、揺れているブランコを止める美咲さん。

その後、止めたブランコに座る男の子の姿を美咲さんのカメラは捉えてしまう。

その男の子はまるで普通のごく自然に座っており、カメラをただ見つめている。

同じタイミングで冬華さんと若葉さんが撮影したもう一台のカメラには、ブランコには何も映っていない。

そして更に激しく揺れるブランコの様子が記録されている。

シリーズ 監視カメラ 中古車

投稿者の柳さんが家の庭先に駐車している自家用車を撮影した映像である。

柳さんに夜の公園で取材インタビューをとる様子から、コーナーは始まる。

中古車を購入した柳さんであったが、夜中、家の駐車場に停車している時、クラクションが鳴るという。

誰かのイタズラかと思った柳さんは、駐車場に監視カメラを設置して、イタズラしている人間の映像を撮影し警察に突き出そうとしていた。

しかし、深夜、クラクションが鳴った時の監視カメラの映像には、誰も映っていなかった。

問題の映像は2018年5月16日の午前1時5分に現れる。

クラクションが鳴り響くが、車の周辺や、内部には誰の姿もない。

しかし、徐々に運転席のハンドル部分に顎を突き出している様な男の顔が現れていく。

その男の顔は血に塗れているようにも見えるが、すぐに消えていく。

家から飛び出してきた柳さんが映り込み、ドアを開けて車内を確認する様子が映し出されている。

その後の調査では柳さんが購入した中古車販売店は、既に倒産していた。

更に柳さんはこの映像が撮られてから、すぐに車をお祓いに出して、別の中古車販売店に売りに出したという。

排水溝

投稿者の伊藤さんがスタッフルームに招かれて、川居に投稿映像が撮影された経緯を語る様子から始まる。

高校生だった頃、伊藤さんは家出をしていた時期があり、当時、家に泊めて欲しいということをネット上に書きこんだ。

多くの男性から返答が来て、そのうちの一人の男性の家に宿泊した時に撮影されたものであった。

その家にいた時、静まり返った時に聞こえてくる妙な音に気づいた伊藤さん。

泊めてくれいる家の主の男性に聞いても、家が古いからということでいなされたという。

しかし、その音は定期的に同じ時間に鳴っていることに気づき、怖くなった伊藤さんは音の出処を調べた。

それは風呂場から聞こえてくるもので、排水溝の中から鳴っていることを突き止めた。

カメラを回しながら、排水溝の蓋をとり、中にレンズを向けてライトを照らすと、そこには髪の毛がたまっていた。

しかし、その後、中から女性と思しき手が這い上がって来るかのように映り込む。

それに驚いてカメラを排水溝から引き上げた伊藤さん。

しかし、その時の映像には風呂桶の影から、先ほどは無かったはずの女性の頭部らしき物体と長い髪が現れている。

その長い髪はまるで排水溝に引き寄せられていくかの様に動いていたのだった。

伊藤さんは映像を撮ってから友人たちに、それを見せると言われたという。

高校生の女性を一つの書き込みを、色んな男性が探して家に泊めるということってキモくない?と。

言われてみればそうであると伊藤さんは感じたという。

もしかしたら、このまま住んでいれば自分は殺されていたかもと感じると、後になって恐怖が湧き上がってくると伊藤さんは川居に語った。

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続・ずっと一緒 後編

福田が運転する車の中で、大塚の元に寒川から連絡が入る。

寒川によると、滋直さんが突然、寒川の自宅に訪問してきたのだという。

怖くなった寒川は、それを無視したということであった。

大塚は今から向かうと告げて、電話を切り、福田に報告する。

突然の滋直さんの動きに警戒しながらも、福田と大塚は寒川の自宅に急行する。

寒川の住む集合団地のドア前に来た福田と大塚。

インターフォンを押すが、全く応答がない為に、大塚が電話をするも着信にも反応がなかった。

するとドアが開錠されたような音がなる。

しかし、中からは寒川が出てくることは無かった為に、大塚がドアノブを回すと開いた。

ドアを開けると室内には灯りが点いており、大塚が中に向かって呼びかけるが、寒川は出てこない。

大塚に外で待ってもらって、福田がカメラを回しながら、寒川の自宅内に踏み込む。

福田『寒川さん、入るよ~?

福田は中に入り、奥の室内の引き戸を開けると、寒川がいた。

寒川『何で撮ってんですかぁ~?!

福田『い、いや、まぁ、大丈夫だったって思って・・・

寒川『大丈夫ですけど、何で撮ってんですか?

福田『い、いやぁ、あの、いや状況聞かなきゃって。

寒川は突然、滋直さんが来たことで、激しく動揺していた。

福田『ま、ちょっと、滋直さんが来たって話だったんで

調査中止になってしまった出来事から、起こったことであった為に福田も必死になっていた。

寒川『撮ってたって、使うってことですよね? 撮るって・・・

福田『まあ、わかんないけど、まあ、その・・・うん。

寒川『え、使わないで欲しい・・・

福田『ま、それはスタッフが支障がないから・・・その使う使わないとかじゃ・・・使うから。

寒川『え!だって、いぇ、家ですよ?! 私の・・・

福田『あぁ・・・

寒川『いぁ、ま、前とかもなんヵ、75の時とかも映ってましたけど、や、作業してる映してる・・・。

不安が滲み出ている寒川は更に福田に言う。

寒川『さ、滋直さんが聞きに来たんですけど、何で知ったかっていう話ですよ・・・滋直さん、だったら映像(Part75の寒川の部屋が映っている箇所)みたのかなぁ?と思って。

寒川は過去の作品で自宅が映っている事が原因でそこから滋直さんに自宅の場所が特定されたと思い込んでいた。

福田『え?どういうこと。ごめん。ど、どういうこと?

寒川『いぁ、どんぐらい映っていたか忘れましたけど・・・

福田『いや、全然、そん、あの・・・

と、言い福田はカメラを動かすと、寒川は他の室内を撮らせない様に、カメラをはたく。

寒川『ちょ、ちょっとかも知れないですけど、なんか・・・いや、情報ですもん、情報・・・映像・・・

福田『いや、情報として撮ってないから、別に。

寒川『いや、撮・・・いや、わかんないよ?って話ですよ。

福田『あ、まあまあ、そうだよね。

寒川『ぁ、滋直さんなんで知ったんですかね?家。

福田『いや、それを聞きたいなって思って、逆に。

寒川『いや、分かんないんですよぉ。

福田『え、れんら・・・その、だって、うん

寒川『なにも・・・滋直さんにあたし別に・・・沙那恵さんの時あって・・・

福田『うん・・・

寒川『あれ以来、連絡とってないし、連絡先わかんないし・・・

福田『え? 沙那恵さんと連絡とってたっしょ?

寒川『沙那恵さんはとってますよ?

福田『だ、沙那恵さんに連絡・・・はさ、寒川さん、知ってるってことでしょ?向こうも?

寒川『知ってますよ? とってますもん、だって沙那恵さんとはとってますよ。

福田『え、いぁあ

寒川『滋直さん知らないですよ。

福田『え?それは、その連絡はどういう・・・名刺とか渡したの?

寒川『ぁ、名刺渡しました。

福田『・・・それ・・・それじゃない?

寒川『沙那恵さんに・・・渡した・・・やつ?

福田『いゃ、だって一緒に住んでんじゃん。だって・・・

寒川『・・・あ、そっか。

滋直さんが寒川の自宅を訪ねてきた時の、インターフォンカメラの映像が流れる。

その滋直さんの様子は、非常に焦った表情を浮かべていた。

山本屋と大塚、福田はめぐみさんをファミレスに呼び、話を聞くことに。

スタッフが調査を一時中止してからも、めぐみさんは沙那恵さんの実の母親と供に、滋直さんと共同生活をしているあの家にいったということであった。

めぐみさんによると、沙那恵さんの実の母親は、沙那恵さんが他の家族と住んでいるということを聞かされていなかったということで、めぐみさんと母親は沙那恵さんを迎えにいったのだという。

とりあえず、連れて帰ってくることは出来たが、沙那恵さんは実家に帰ってからも、滋直さんや供に住んでいた夫婦たちの元に帰りたいといっているということであった。

ここで、その時のめぐみさんが撮影した様子の映像が流れる。

滋直さんと沙那恵さんが住んでいる家の老夫婦は、非常に穏やかな雰囲気をもつ人物。

老夫婦に呼ばれて出てきた沙那恵さんであったが、帰りたくないという言葉を発する。

めぐみさんは滋直さんに会ってから、沙那恵さんはおかしくなったと呟く。

老夫婦は居てくれた方が、自分たちも楽しいのだが、母親が迎えに来ていることから、沙那恵さんに帰る様にすすめる。

沙那恵さんは渋々、帰ることになる。

めぐみさんと母親が話し合い、沙那恵さんをメンタルクリニックにいかせようとするが、沙那恵さんは行かないと拒否する。

沙那恵さんの現在の状況を母親がメンタルクリニックの医師に話すと、沙那恵さんはマインドコントロールされている疑いがあるということであった。

更にその後、母親からめぐみさんが聞いた話によると、沙那恵さんが発作が起きていた時に飲んでいた薬は、実は薬ではなく骨であったということ。

めぐみさんは滋直さんに強烈な不信感を抱いていた。

薬剤師であるといって、沙那恵さんに近づき、安心させるようなことをいって、飲ませていたのが骨だったという事実。

沙那恵さんに起きた一連の出来事は、滋直さんの意図に寄って巻き込まれた為に起きたことであると強く感じていた。

更にめぐみさんは、沙那恵さんと寒川が雰囲気が似ている気がすると、山本屋に話す。

山本屋も『そう言われてみれば・・・』と同調する。

めぐみさんは、自分が沙那恵さんを連れ戻してしまったから、滋直さんが寒川の元に訪れているのではないのか?と、思っていた。

その後、大力と舞木が、骨を飲ませるという行為の真の意味を調べた。

日本の一部の地域では、亡くなった人間の骨を食べたり、しゃぶったりする『骨噛み』という文化があり、親しかった人と一体になりたいとか、忘れないという意味合いで行われていたことであり、それは民間伝承として言い伝えられていることが判明。

舞木も悪いことではないと言い、亡くなった方を愛おしく惜しむという意味があり、同化させたかったのでは?と、付け加えた。

大力は滋直さんの行為を、京子さんを沙那恵さんに移したかったのではないのか?と、いう推測を立てていた。

その後、福田と山本屋は、沙那恵さんと滋直さんが住んでいた家を訪ねて、老夫婦に取材を敢行する。

所武男さんと妻の奈美江さんは、沙那恵さんが実家に帰ってから、滋直さんも帰ってきていないと語る。

滋直さんと所夫妻は薬局で知り合ったが、交流を深めるようになったという。

過去に所夫妻は滋直さんと同じ位の年齢の息子を亡くしていることから、滋直さんをいつしか本当の息子の様に思う様になっていったという。

滋直さんは所夫妻には両親を亡くしていると言っていたようであった。

その後、一緒に暮らす様になり、沙那恵さんが所家にやってくる。

所夫妻は沙那恵さんも良い子であると感じており、四人になって暮らす様になってからは、本当に楽しかったと語った。

取材から帰った福田と山本屋。

スタッフルームに全員を集めて、再び調査を本格的に開始するか否かの会議が行われる。

山本屋はやはり滋直さんに直に話を聞く方がいいと意見を言う。

舞木も頷き、福田も滋直さんが何故、薬と偽って沙那恵さんに京子さんの遺骨を与え続けていたのかの謎を解明したがっていた。

滋直さんはずっと寒川の家を訪れて続けている理由も、スタッフ達は知る必要に迫られていた。

福田は沙那恵さんと連絡を取り続けていたのは、寒川であった為に、それが起因して滋直さんが寒川の元を訪れているのでは?と考えてもいた。

山本屋は取材再開を強く福田に希望する。

しかし、川居は唇を噛み締めている表情で、何も反応することはなかった。

福田『川居さんは・・・まぁ、ちょっと・・・まあ、前回、取材反対でしたけど・・・ちょっとまぁ、ここまで、こう色んなことが見えてきたら・・・まあ、彼に・・・。

取材中止を決定したのは川居であった。

が、山本屋は、めぐみさんとの取材の時に、あることを聞いていた。

それはめぐみさんが沙那恵さんを連れ戻した後、川居から沙那恵さんと滋直さんを引き合わせて欲しいという連絡が入っていたということであった。

めぐみさんは川居の要求を断っていたと言うことであった。

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川居『その・・・今の状況として・・・その、ま、症状が表れた対象として沙那恵さんが最初にいて・・・そこと滋直さんを引き離してしまっている状況というのが・・・私たちが介入することによって、今、その環境を壊してしまった状況になってしまっているわけじゃないですか? 今までみたいに一緒に住むこととかではなくても、御本人たちは、そう望んでいたわけですよね?少なくとも・・・だから、そこを・・・関係性として、こう・・・会える状態、繋がれる状態にしてあげることによって、修復できるものがあるんじゃないかっていうか・・・。

福田『沙那恵さんが・・・まぁ、今もやっぱお兄さんと会いたいという思いは・・・あるんですけど、その・・・めぐみさんの話を聞いてると、お兄ちゃんだっていう風に、なんか・・・思いこまされているというか・・・ではないか?ていう話をされてたんですね。

川居『まあ、でも、実のご兄妹ではないことは、ちゃんと本人も認識した上で、お兄ちゃんっていうふうに接していたことは事実ですよね?

福田『う、うん・・・。

川居『居場所を・・・無くしてしまっている状態なんじゃないか?っていうか、結局、そういう状態にさせてしまったのは、私たちが介入してったことによって、結果的に起こされたことなんじゃないかなって言うのは・・・ちょ、ずっと引っかかって・・・いて・・・

福田『ただ、やっぱり、その・・・ま、骨を食べさせてたってことで、やっぱりそういう事象が起きたんじゃないか・・・滋直さんは、そのぉ、沙那恵さんをまあ、京子ちゃんにしたい。 そういう思いで骨を飲まさせたんじゃないかっていう風に・・・うん、思ってしまう。 映像に映って現れてっていう風になると沙那恵さんに、その京子さんの思いが何か影響するっていう風には感じるんだよね。

川居『ただ、そこにその京子さんの意志が働いてるって考えるなら・・・その・・・まぁ、骨を人に飲ませるって・・・まぁ、い、異常なことですけど、滋直さんがその行動をとったことも、もしかしたら何か京子さんの意志が働いて、そういう風にさせてたっとかっていう・・・

福田『ああ・・・

川居『可能性も・・・もしかしてあるのかな?って。

川居は更に続ける。

川居『みんなに話してなかったことがあるんですけど、ん~・・・数日前に聖美ちゃん(寒川)のところに滋直さんが突然、来たっていうときのインターホンの録画・・・を、今、私が預かっているんですね。 で、・・・その時の・・・ま、滋直さんの様子が、ちょっと私がお会いしたりしてお話をしてた時と、ま、明らかにちょっと・・・違ってるのと・・・。 ま、もしかしてなんですけど、その・・・京子さんの意志が働くことによって、今までの事が何か起こっているんだとしたら・・・今、彼に対して何かその・・・まぁ、念が働くじゃないですけど、何かが起こってるんじゃないかっていう・・・のもあって・・・で、そのぉ・・・お二人を会わせてあげたいっていうのは、その、例えばストレスがかかったりとか、何かによって、そういうことが強く引き起こされたりしてるんじゃないかとか、あとはご一緒に平和に暮らしてる時には、何も起こって無かったていうことを考えると・・・一回、その環境を作ってあげることによって、何か食い止められるものがあるんじゃないかとか・・・。

食い入るように川居の言動と表情を見つめる福田と他のスタッフ一同。

川居『し、滋直さん、御本人も、まぁ、あえ・・・その、今までの様に一緒に家族として暮らすという事じゃなくても、会いたいっていう・・・風に仰っていたっていうのも・・・ありますし・・・

大力と山本屋が川居の発言に反応する。

山本屋『うん?

大力『え? 会ったんですか?

福田『え・・・い、いつっていうか、そのぉ・・・?

表情が固まる川居に福田は確認するかのように質問する。

福田『あ、その・・・めぐみさんが沙那恵さん連れて行った後に、滋直さんと・・こう、お話てか、そういう・・・話したってことですか? 会って?

川居は小さく頷きながら

川居『連絡は・・・頂いてて・・・で・・・まぁ、突然のことだったので・・・気持ちの整理もついてないし・・・ま、そのぉ・・・沙那恵さんの親御さんに心配をかけたことは、ま、申し訳なかったって思っていると。・・・・うん、会いたいということも仰っていましたし・・・。うーん・・・

福田『まあ、その・・・心配をする気持ちも凄く分かりますし・・・ただ・・・その、川居さんが何故、その・・・僕らにその取材してるってことを・・・伝えてくれなかったのかな?

山本屋『うん・・・そうですょ。

動揺を見せる川居。

川居『自分・・・当事者以外の人たちが沢山、関わってくることによって、その色んなことが思わない方向に進んでしまったりとかすることには、ちょっと・・・疲れているって・・・言うお話をされ・・・てて・・・

福田『うん、でも、まあ、川居さんがまあ、あの取材するのは、分かるんですけど・・・

川居は頭を押さえて、うつむいている。

福田『まあ、僕らが、あの、滋直さんに会わなければいいだけ・・・なんじゃないですか? それは・・・敢えて言わないで単独でご相談したり・・・それは・・・理由が分からない・・・ですけど・・・。

川居『ぅん・・・そうですね・・・。

川居は天井を見つめて呟くようにいう。

川居『なんか・・・なんでしょう・・・どうにかしなくちゃいけないな・・・ていうのはありましたけど・・・うーん・・・なんでなんでしょう・・・。

川居は疑似家族という特殊な環境であるとはいえ、それを結果的に取材によって壊してしまったことに強い責任を感じていた。

その為、自分で何とかしなくてはならないと思ってしまったようであった。

福田『でも、その・・・ま、川居さん仰られるとおり、確かにその心配は・・・僕も心配だと思うんですよ。 京子さんの念でこう・・・彼が動かされているとすれば、やっぱそれを含めて、やっぱ彼と向き合わなきゃいけないのかな?と。

川居は小さく頷くと、大塚が発言する。

大塚『何か連絡つかないって・・・寒川さん・・・ち、来ると・・・ま、来るとこ・・・張り込んで・・・来るまでは張り込みして来たら、そこ、そこで・・・色々、話を聞き出せれば・・・いいですよね? って、それしか方法ないですよね?

舞木『そうね・・・

川居『いらっしゃる場所も分からないし・・・

滋直さんが寒川の元に来てインターフォンを押した後の映像が再び流れる。

焦りを募らせている様な滋直さんであるが、不意に左の半面が京子ちゃんの顔と同じ様なアザが現れている。

滋直さんにも異常な状態が起きている為に、彼も救わなければならないとスタッフは感じていた。

大塚の提案は採用されて、寒川が滋直さんが来た時に取材をするという形の作戦で動くことに。

寒川の自宅近くにロケ車で山本屋と大力と大塚、そしてカメラを回す福田が、厳戒態勢を敷いて待機することに。

そして滋直さんが寒川の自宅前にやってきた。

インターフォン越しに少しの会話の後、取材という形で寒川は滋直さんを部屋に招き入れる。

寒川の自宅の室内で向かい合って取材が始まる。

寒川『なんか、さっき私に、なんかお願いみたいな・・・言ってましたけど?

滋直『お願いがありまして・・・沙那恵さんに・・・謝りたい気持ちがありまして・・・それを伝えて頂きたいんですよ。

寒川『・・・うん。・・・沙那恵さんに謝りたい??

滋直『はい・・・沙那恵さんと約束をしてまして、ずっと兄として一緒にいるって約束をしたんですけど、お兄ちゃんとして、一緒に居てあげられなくてごめんねって、約束守ってあげられなくてごめんねってことを伝えて欲しい。 ホントは直接、伝えたかったんですけど・・・出来なくなったので。

寒川『滋直さんが・・・その沙那恵さんに・・・そのぉ、京子さんの遺骨とか飲ませてんのは、沙那恵さんの意志とは関係なく、こう・・・京子さんの、沙那恵さん・・・こう重ねる為に、そういうことしたのかなぁ?とか、思ってたんですけど。

滋直『あのお・・・妹の遺骨に関しては、僕が妹の京子を忘れない為に、僕が飲んでいたことは事実なんですけど・・・でも、沙那恵も自ら飲んでくれてたんですけど、それは・・・沙那恵が京子の変わりになるよって言ってくれたんですよ。

寒川『滋直さんからお願いしたわけじゃなく?

滋直『はい。

寒川『沙那恵さんから?

滋直『沙那恵が僕の本当の妹になりたいって言ってくれて、自ら飲んでいてくれていたんです。

ロケ車で二人の対話を見ている他のスタッフ。

滋直さんは寒川を狙ってやって来ていたわけでもなく、京子さんの念に揺り動かされているわけでもないことを感じ取っていた。

滋直『沙那恵が、あの、京子が成長したらこんな感じなのかなぁ?とか思ってたんですけど・・・でも、一緒にいるうちに・・・やっぱ、沙那恵は沙那恵なんだなって。 沙那恵も本当の兄妹として思う様になったんですけど・・・うん、なんかどこかで京子のことを忘れかけている自分に気づいて、いつも・・・京子といるときのことが昨日のことの様に感じていたけど・・・今は・・・思い出している感じで、凄い怖かったんですよ。 沙那恵が・・・一緒にいてくれることは凄く嬉しかったし、本当に可愛い妹が出来たって。 だけど、沙那恵と離れて、京子との約束を改めて思い出したんですけど・・・。

寒川『・・・京子さんとの約束ってどんな・・?

滋直『京子は僕が守るし、京子の病気も僕が治す。 ずっと一緒にいるって言う約束をしたんですね。

寒川『滋直さんは・・・そのぉ・・・その病気を持ってた、その・・・妹さんをどの様に思ってたんですか?

滋直『・・・美しかったです。

その後、滋直さんは寒川に沙那恵さんへの伝言を残し、所夫妻の待つ家へ帰っていった。

そして、この後、滋直さんの本当の沙那恵さんへの決別の意味を知ることになる。

山本屋が川居の回すカメラに向かって、ある報告をする。

それは所夫妻から連絡を受けたというもの。

滋直さんが家に帰ってきたものの、その後、入院してしまったということであった。

川居と寒川と山本屋が所夫妻の家に行き、滋直さんのことを再び取材する。

悲しみに打ちひしがれる所夫妻は、滋直さんが家に帰ってきたからのことを語る。

帰って来てから後のこと、部屋から出てこない滋直さんを心配した、奈美江さんが入ると倒れていたという。

滋直さんは意識不明であり集中治療室に入っているということであり、原因が分からないということであった。

更に手紙を残していたという。

それは『ごめんなさい』という言葉が書き連ねられている文面であった。

誰に向けたものかは分からないまま、ただ『ごめんなさい』と書いてあった手紙。

武男さんは滋直さんの部屋に骨壺が落ちているのを見つけたという。

それは京子さんの骨を全て滋直さんが体内に取り込んだことを意味していた。

京子さんとの約束を果たすべく、滋直さんが選んだのは、結果的には京子さんの遺骨を取り入れた上での自殺だった。

滋直さんと京子さんの映像が流れる。

これからもず~っとずっと一緒やけん。

と、京子さんに告げる滋直さん。

笑顔で同じことを言い返す京子さん。

その後、京子さんが滋直さんからカメラを奪い、滋直さんを撮る。

笑顔を浮かべる滋直さんの表情に砂嵐とノイズが入り混じる。

ノイズの中には奇妙に動く何かの顔が浮かび上がるが、本編はここで終了する。

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