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ほんとにあった! 呪いのビデオ78のレビューです。

前作・Part77は少々、一般投稿コーナーのパワーダウンが目立っていましたが、今回はそれを払拭するかの様にインパクトが高いもの仕上がりを見せています。

更にメインエピソードは、心霊フェイクメンタリーというよりは、ヒューマンドラマの様相を呈している渾身の力作に仕上がっていると言えます。

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ほん呪78の各章のレビュー

踏切

怖いというよりは、恐ろしく不気味なコーナーに仕上がっています。

問題の箇所には普通のどこにでもいそうな男性が映り込んでいるわけですが、投稿者の友人にはそれが見えていないという状況。

そして、踏切は上がっている中、フラフラと引き寄せられるかの様に歩いていく友人を止めると、突然、踏切はしまっており電車が通り過ぎていくという映像。

結構、単純に作れてしまう映像ではありますが、それにしても映像が放つインパクトはタタゴトではありません。

初っ端に視聴者にカマしてくれるという意味での仕上がりは高いと思います。

しかし、個人的にはYouTuberってホント、見苦しいと感じるんですよね・・・。

まあ、どうでもいいんですが(笑)

獅子舞

何も考えたくなくって、ぼんやりとして眺めるのに、獅子舞っていいですよね。

結構、激しい動きなんだけど、なんか落ち着く・・・。

と、そんな感じで問題の箇所には、居ない筈の獅子舞の胴体部分に、もう一人の下半身が映り込み、その後には店のガラス枠に顔が映り込むという具合。

特に怖くも無ければ、インパクトもありません。

ふ~ん・・・』という感じであり、それ以上、何も言うことが無かったりします。。

休日

ビニールハウスの中に並ぶ、奇妙な果実という展開ですね。

基本的に私、首吊りの影には割と弱かったりします。

このコーナーもそれが現れているのですが、可愛い子供たちの様子と、明るい様子と相まって、あまり怖くないと感じたり・・・。

しかし、かつて一家心中が行われたというシナリオと相まった問題の映像は、特に違和感を感じることなく、仕上がりは高いコーナーであったと感じています。

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続・ずっと一緒 前編

最初に言っておくと、このストーリー、もはや完全にヒューマンドラマです。

それに加えて、メッチャ感情移入してしまいました。

そういう意味ではほん呪史上、屈指の力作であるといえるのがメインエピソード【ずっと一緒】。

相変わらず沙那恵ちゃんが発作を起こす様子は、ホント、腹が立つのですが、話の結末を知ってから、改めて見ると投稿者のめぐみちゃんも大概だなぁ・・・と感じるのですよ。

親友である沙那恵ちゃんは確かに弱いわけですが、それでも自分で決めた道は、他の家族とともに生きるということ。

それを、自分の思いが伝わらないと涙をこぼす、めぐみちゃんも『アンタ、どんだけ自己主張、通したいのよ?』とビンタしたくなります。

私は逆に思うわけです。

本当に親友というのならば、最大限にその人の意志を尊重して自由にしてあげるべきなのではないかとね。

その結果、その親友が例え不幸な道を歩んだにしても、自分で決めたことだから、最大限に尊重してあげるべきと私は感じるのですよ。

めぐみちゃんに関しては、更に言いたいことがあるわけですが、それは終わりの方に・・・。

ところで滋直くんは相変わらずの好青年ぶりを発揮していますが、視聴者にミスリードを思わせるストーリー上の仕掛けが秀逸ですね。

初見(今「2018/9/5」から半月程まえ)の時は、滋直くんは実は凄まじい程の洗脳師というキャラ設定か?と思ったくらいです。

それに川居尚美も洗脳されちゃったのかな?って勘ぐったりとかもしましたけどね。

実際は本当に純粋でいいヤツ過ぎたと、いうオチであり、それがまた輪をかけて感情移入させてくれたりします。

滋直くんの母親である圭子さんから語られる過去は、切なすぎますね。

京子ちゃんと滋直くんの巻末まで引っ張られる思い出の映像は、どこか不気味さも感じますが、ちょっと別の意味で見るに堪えません。

そしてどこか沙那恵ちゃんの性格と京子ちゃんの性格がシンクロしている部分があるというのも、妙に納得させられてしまうのですよね。

演出補の山本屋歩は非常に活躍しているコーナーですが、調査を続行したいという気持ちと川居と意見が割れている点も、なかなか見物。

私は現実でこのドラマの通りの状況が起きたと仮定するならば、川居の意見には賛成であります。

仕事とはいえ、人を不幸にしてはいけないと思うからです。

沙那恵ちゃんは弱すぎて、どこかいけ好かないわけですが、それでも、本人たちの意志が重要であり、他人が色々とほざいたり、やったりしてはならないと思うからですよ。

と、後編はのちほど。

ゆれる

Part78のコーナーの中で、個人的にはとても強烈で怖い一本。

と、いうか、久しぶりにちと怖くて見たくない・・・と感じる位の破壊力がこもっている作品ですね。

ハッキリ言います。

これはほん呪の数多くのコーナーの中でTOP10にはいってます。

まず、投稿者が死んでいるというシナリオであり、更に問題の箇所の子供が出てくるまで、やたらとタメがあるということ。

そして、現れる子供はホントに普通の子供というのが、恐ろしくリアリティが感じられて怖すぎです。

しかもちょっと笑ってるんだよね・・・ヤバいっす(笑)

呪いというよりは、『お姉ちゃん、もっと遊ぼうよ・・・』と、いう感じで、子供が投稿者を後に連れていってしまったと連想させたりも出来るわけで・・・。

構成もやたらと手が込んでおり、実は友人の2人がはやし立てなければ、投稿者は死ぬことが無かったであろうということを暗に匂わせている展開が秀逸です。

衝撃度、恐怖度、破壊力が整った、素晴らしい完成度を誇っている一本であると思います。

だからこそ、何回も見れないというわけですが・・・だって、怖いからです(笑)

ちなみに初見の頃、女房と見ていて、マジで怖くなって『ちくしょう・・・』と、呟いてしまったくらいに、悔しくなってしまった。

女房はあまり怖いとは感じていないようでしたがw

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これは特に怖いというわけではないのですが、不気味なんですよね・・・。

クラクションを何で押してるのかといえば、アゴで押していると想像すると、何やら言いようのない不快感がこみ上げてきます。

投稿者の彼がインタビューしている様子は、どこか芝居くさくってハナにつくのですけど、割とシンプルにまとまっているそんな一本であると感じました。

決してつまらない作品ではないと思います。

排水溝

これは怖いとかそういうのよりも、気持ち悪い・不快・見苦しいというコーナーですね。

まず投稿者の〇カ女ぶりに不快感と見苦しさを感じます。

若気の至りと言えば、それまでですけど、それにしては『おまえ、レ〇プされても仕方がねえぞ?』と説教したくなる位に腹立たしい。

しかし、こういう子、実際、現代で多いんですよね・・・。

ツイッターとかでも、セッ〇スなしで泊めてくれる人募集とか、Hなことなしでデートしてくれてお小遣いくれる人募集とかっていう、私の感覚からすれば頭膿んでるのか?と感じる、若い子たちって沢山いるんですよね。

で、またそういう子たちを相手にする野郎も多いのが、何ともまぁ・・・どっと疲れてしまうわけですよ。

脱線しましたが、問題の映像は、ただただ気持ち悪いの一言です。

まあ、排水溝の下に人間を監禁しておくということが出来ないので、リアリティに欠けるといえば欠けてますが、それを彷彿とさせるシナリオはよく出来ていると思います。

続・ずっと一緒 後編

スタッフの一人一人(今回は舞木ひと美は大人しかった)が、それぞれ目立つ箇所があるわけですが、やはり中でも寒ちゃんがイイですね。

つーか、ホント、可愛いですね(笑)

福田陽平とのやり取りは、屈指の名シーンではないかな?と個人的に感じるのですが、部屋の内部はともかく、外観を映してる方が特定されやすいと私は思います。

このやり取りはドラマにリアリティを出すための演出と構成であるのは間違いないですが、なんかマジで寒ちゃんの自宅を使っている様にも感じます。

やたらと生活感があるし、作ろうと思って作れるようなセットでもない様に感じましたけどね・・・。

結局、寒ちゃんの取り越し苦労で、天然ぶりを発揮してしまうわけですが、ちょっとコメディ入ってましたね。

再びめぐみちゃんが登場して、自論を山本屋歩にぶつけるわけですが、要するに私にはこの点は親友を滋直さんにとられてしまったという嫉妬を持っている様にも思いますよ。

親友を助けられるのは私と思ってはばからないめぐみちゃん、しかし沙那恵ちゃんが求めているのは滋直さんという状況に、沙那恵ちゃんの母親までも駆り出すというその行動力は目を見張るものがありますが、それが結果的に悲劇を生むことになるわけですよ。

で、骨を飲ませていたことが明らかになるわけですが、大力と舞木がいう様に、その行為そのものは決しておかしいことではないと私も思っています。

以前に私の兄が名優・勝新太郎が自分の父親と母親の骨を食ったことにキ〇ガイだと笑っていましたが、私はそうは思いませんでした。

別に誰に教えられたわけでもありませんが、『それってそんなに頭おかしいことなのかな?・・・むしろ、それだけ大事にその人のことを想っているという証じゃね?』って言ってあげたことがありますよ。

このコーナーで知りましたが、そういうのって『骨噛み』っていう名称があったんですね。

無理矢理、嫌がる人に食わせたり飲ませたりするのは、確かにどこかサイコチックですけど、そうでなければ別に卑下される行為ではないと思っています。

そして、所夫妻もまたメッチャいい夫婦なんですよね・・・。

寂しさを抱えていながらも、なんか気品が漂っている印象で、『歳いったらこういう夫婦になりてえ・・・』って素直に感じさせるくらいに、その性格が滲み出ていますよ。

だからこそ、尚更、疑似家族でもいいじゃないかって思ってしまうわけですよ。

血が繋がっていても、ダメな家族はダメな家族なんですよ。

むしろ、血が繋がっていないからこそ、素晴らしい関係が築けるということもあるんですよ。

今回のコーナーの調査で大活躍の山本屋ですが、微妙に対立とまではいかないまでも川居と割れている様子が、微妙に色々と見ているコチラに感じさせてくれます。

そして普段は冷静沈着で、穴が見当たらない川居が初めて凍りつきながら、狼狽する様子を見せる箇所もあり、ここも名シーンだと思います。

その様子もやたらと生々しくって、眼球の動きまでに真に迫っており、女優ってホントに凄いなぁ・・・と感心してしまいますよ。

穏やかでありながらも、コンコンと諭す福田の語り掛けも、聴いていて凄く心地よく感じますし。

本メンバーではない大塚の意見が採用されて、寒ちゃんが滋直くんと語り合うシーンも、何かイイんですよね。

さりげなく座布団を滋直くんに渡すシーンも寒ちゃんの人柄が出ている気がします。

寒ちゃんって凄く幼く見えるけど、大人だなぁ・・・って思ってしまう。

どっちも純粋な二人のやり取りであり、その後、明らかになることは、私が思うにやっぱり放っておいた方が良かったってことですよ。

結局、滋直くんは自殺に向かってしまったし、所夫妻は悲しみにくれることになるわけです。

沙那恵は沙那恵であり、京子ではないと滋直くんは言いますが、京子ちゃんになりたいといったのは沙那恵ちゃんであり、所夫妻と供に四人で疑似家族であっても生活していた方が、絶対に幸せそのものであったのは確実にいえることです。

結局、私が思うにこのエピソードの一番の戦犯は投稿者のめぐみちゃんであると私の中では思っています。

めぐみちゃんのエゴがスタッフを巻き込んでしまっている様にも見えますしね。

まあ、そんなめぐみちゃんも親友を思う気持ちは、純粋そのものであるとも見ようによっては見れますけど、結果的にはそれが逆にうまく行っていることを最終的にはぶち壊しにしたということであるわけですね。

そいや、本編で舞木が言っていますが、どちらの目線で立つかによって変わって来ると。

私はどうしても純粋で性格が良いと感じる人間の立場の目線で見てしまうので、それが普通とはかけ離れて変わっていたにしても、擁護しちゃうタイプなんですよね。

まあ、これは見た人の主観によって分かれてしまう物語なんでしょうが。

総評

Part78は総じて大満足の巻であったと言えます。

メインエピソードの【ずっと一緒】は完全にドラマだったんですけど、こんなに感情移入できるならば、ヒューマンドラマであってもいい。

結局は面白ければいいわけですし、ここまで作り込まれるならば、ジャンルなんか何だっていいわけですよ。

そう思わせるだけの力作であったのではないかな?と、私は感じているわけです。

しかし、この脚本を書いているのは、川居なんですかね?

スタッフの多さからして、みんなで色々と持ち寄って一つの脚本を完成形に導いていっているのでしょうが、大筋を川居が書いているとしたら素晴らしいです。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ78の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ78のネタバレ

コメント

    • 怖くないもん
    • 2018年 9月 08日

    調べても出てこなかったのですが、休日ってやつで、首吊りの3人以外に、BBQコンロの下に横たわった女性の顔があるの気づきましたか?
    少し嫌な感じだったので…

  1. >怖くないもん さん
    コメントありがとうございます。
    ご指摘の箇所を見てみると、確かに映ってますね!
    ネタバレの方に更新しておきます。

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