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ほんとにあった! 呪いのビデオ73のレビューですが、新しいスタッフとして舞木ひと美、大力、大塚裕司が加わるメインエピソード【おくりもの】中編に注目出来ます。

一般投稿コーナーは、少々、パワーダウンしている印象が拭えないのですが・・・。

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ほん呪73の各章のレビュー

サプライズ

監督が寺内康太郎、福田陽平になってからは、素材を余すところなく使っている様な構成が素晴らしいわけです。

それは肝心要の投稿映像が然程、インパクトが無くても、怖いと感じさせてくれたわけです。

このコーナーの投稿映像も、そうした構成と演出がふんだんに盛り込まれているものであり、映像の問題の箇所に現れる口を開けた女の姿は、なかなか恐怖度が高いものに仕上がっていると言えます。

しかし、演出と構成がうまいからこそ、あまり怖くなくなっている気がするのは私だけなのでしょうかね・・・。

とはいうものの、巻初めの一発目のコーナーに持ってくる映像としては、充分、これまでの基準に達しているレベルであるとは思います。

夏合宿

投稿者の同級生が結婚するから、昔のビデオを見返してみると、そこに恐ろしい現象が現れていたというストーリーはリアリティあると思います。

そして映り込んでいるものは、先輩の足が消えているという不可解な事象と、押し入れの中に現れている二つの女の顔というのが特徴。

しかし、この二つはあまり脈絡がないわけで、一体、この二つの事象に何の意味があるのかが皆目、見当がつかないんですよね。

そもそも、心霊現象がテーマであるので、脈絡なんか無いのが当たり前だし、求めてもいけないとは思うのですが・・・。

肝心要の箇所は特に私は怖いともインパクトがあるとも感じませんでしたので、何となくパンチが弱いコーナーであると感じてしまいました。

民宿

続編を期待させるようなコーナーであります。

投稿映像の問題の箇所は別に然程、怖いものではありませんし、インパクトもあるわけでもないと思います。

ストーリー的に言うと、理不尽な先輩の理不尽な見解に翻弄されている投稿者に若干の同情を持ってしまいますが・・・。

2017年作品なので、数年後には続編が視聴者が忘れた頃に、制作されるのかも知れませんね。

おくりもの 中編

メインエピソードである【おくりもの】中編。

新しい演出補として舞木ひと美、大力、そして投稿者あがりとして大塚裕司が、スタッフに加わるという展開が斬新であります。

ちなみに気になるのはやはり舞木の存在ですね。

登場した時に煙草を吸っているわけですが、灰をそのまま地面に落としている様な仕草が気になりましたよ。

私は女性が煙草を吸うことは全く問題ないタイプの人間ですが、ポイ捨てや灰を捨てるという行為そのものには抵抗があります。

こうした細かい描写も役作りの演出だとするならば、ある意味、見事ではあったりするんですが、ポイ捨てしていることには変わらないわけでして・・・何とも不快感が見ているコチラに込み上げてくるわけです。

更にゲスト的な流れで、私的には胡散臭さMAXのKATORさんという秋葉原の魔術堂というオカルトショップの店主が登場するのが、気になります。

前作で既に思っていましたが、『モッカになれ!』と叫ぶ彼らの様子は、どこかハナについてしゃらくさく思っていたわけで、突っ込みどころ満載であるのですが、これに付随してKATORさんが出てくる流れは、軽く眩暈がする何とも言えない気分にさせられます(笑)

演出補の寒川聖美は、ほん呪の設定では演出補でありますが、実際に録音技師であるので音声分析も出来るという個性を、本編に組み込むのは面白いです。

後作で少々、問題になるわけですが、この巻で既に寒ちゃんの自宅が映っているというのも注目できます。

そして、新たに出てくる少女の自殺動画ですが、ちょっと風呂敷広げ過ぎだろう・・・と感じてしまい、どう収拾つけるんだろう?と、見ていて思うわけです。

続・おくりもの 中編の感想は後ほどに。

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花火の上

投稿映像そのものは、非常に美しく『ふわぁぁぁ・・・。』という気分にさせられます。

炸裂する花火をその真上から撮影して映った光景が、これだけ美しいのか・・・と感慨深い気持ちにさせてくれるわけです。

そんな中、突然、現れる手に海に引きずり込まれるというシークエンスは、非常にインパクトがあると感じます。

決して怖いと感じる投稿映像ではありませんが、むしろどこか衝撃映像の類にも感じるもので、斬新であると感じます。

恐怖度も然程なく、衝撃度もないけど、不思議な映像という少々、変わった一本であると感じる評価をつけるのに戸惑ってしまう代物であると思います。

シリーズ 監視カメラ 復元

白黒映像の中に映るミニスカのオフィスレディが妙にエロいと感じる私ですが(ぶw)、それはさておいて・・・。

Part73の一般投稿コーナーにおいては、一番、面白いと感じる一本です。

映像では確かに火元がないところから、明らかに炎が上がっている様子が見て取れますし、黒い影が現れるというシークエンスよりも、そちらの方が不思議に感じるわけです。

こちらも決して怖い映像というわけではないのですが、ただただ不思議に感じるという投稿映像。

投稿映像の設定も『復元されたもの』というのが、面白い状況設定と感じるし、こちらも一風かわった表現方法として評価できると感じます。

続・おくりもの 中編

いや、でもあたし全然、常識ないんで、行けます。取材。』と言う舞木が、どうあっても目立ちますね(笑)

視聴者からすると、『なんなの?このアマ!』と感じさせるには充分の展開が物語に込められているわけで、完全に狙ってやっている感があるわけです。

しかし、だからこそ、取材を頑なに拒む近藤さんから話を聞けて、後に繋がるという状態になるわけですが、見ていてあまりスッキリはしないものです。

ほん呪の世界という設定上、舞木のキャラはたった一作品だけで見ているコチラに植え付けられたと言うことではありますが・・・。

やっぱ、良い印象の人よりも悪い印象の方が目立つわけで、ほん呪初期の藤屋敷隆志に通じるものが、舞木に感じます。

それに加えて、自殺動画の少女の映像も、どこかカミカミであり、何かリアリティに欠けるわけで、怖くないんですよね・・・。

そんな中、再び寒ちゃんに再び受難が起きるシークエンスも中編最後のトリにあったりするので、見所が沢山あるというメインエピソードであるとは感じました。

総評

Part73からは、メインエピソードそのものは更にドキュメンタリー仕立てのドラマというものが、強く表れているように感じます。

各コーナーもよく作り込まれているとは感じて、分かりやすいのですが、だからこそリアリティに欠け出してきている傾向が出てきだしているわけで・・・。

以前にも私は書きましたが、ほん呪の9割以上は全部、フェイクメンタリーであると感じていますが、もはや、ドラマとして見ないとその面白さが分からないという状態になってきていると強く思うわけです。

だからといって、決して駄作であったのか?といえば、そうでもなく、見所が色々とあるので、それらをひっくるめると面白いとは感じる仕上がりではあると思います。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ73の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ73のネタバレ

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