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ほんとにあった! 呪いのビデオ69のレビューとなります。

個人的には大好きなメインエピソード【禁忌】が終わりを迎えるのですが、非常に後味の悪さを残す展開が、かえって忘れさせない印象を植え付けていると感じます。

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ほん呪69の各章のレビュー

火葬場

問題の映像はまるでアクションホラー映画の様な描写ですね。

どこかPart65の【サバイバルゲーム】と非常に構図が似ていると感じるわけですが、こちらの方が心霊映像と感じる。

初っ端のコーナーは、恐怖というよりもインパクト勝負にもっていっているかの様です。

あまり心霊映像などに耐性の無い人間にとっては、衝撃度が高いものとして仕上がっていると思うのですがね。

私は『あー、貞子系ね・・・。』と言う感じで、普通に何の感情の起伏も起きませんでしたが・・・。

消える

肝心要の衝撃度や恐怖度というものは私は感じませんでしたが、何はともあれ気持ち悪い・・・という言い知れぬ不快感を感じる映像です。

投稿映像が見つかった経緯は、どこか釈然としないものがあったりもしますが、要するに立ち退きを拒み続けた老夫婦の過去に何かがあったと具合がポイント。

想像できる範囲だと、老夫婦には近しき家族がいたのだが、その家族を何かの理由が切欠で始末してしまった。

一家を皆殺しにしてしまった老夫婦は、その死体の処理に困り、自宅の軒下に埋める。

ところが区画整理が生じて、立ち退きを国から要求されてしまうが、断固としてそれを突っぱねていたという具合でしょうね。

人知れずに葬られた何かしらの事件を彷彿とさせる物語は、個人的には好みであるので面白いコーナーであったと感じています。

禁忌 後編

とにかく演出の菊池宣秀がホント、このコーナーでは嫌な奴に見えてしまうわけです。

岩澤時代はクールで好青年である印象が強いからこそ、余計に傲慢になりやがったな?と感じてしまうのかも知れませんが(笑)

スタッフの都合で協力をしてくれている一般人の池内さんに敬語を使いつつも、指示を下すその様子もどこか人に物を頼む姿勢ではないことが伝わってきます。

もちろんこのコーナーは台本ありきのものなのですが、それが分かっていても腹が立ちます(笑)

協力してくれる池内さんが、非常に好青年であるからこそ、余計に菊池の態度がなっていないと私は感じるわけですがね(ぶw

そんなことはさておいて、コメディというかジョークが入っているのも見所。

熊倉の提案を取り上げた菊池の案じた作戦に幾子さんに面が割れていない川居に池内さんの同級生役を頼もうとするわけですが、阿草がそれに対してものいをつけるシークエンスが笑いを誘います。

個人的には川居の当時の容姿でも全く問題ないと思いますけどね・・・むしろ森澤の方が老けていると感じるのですが(笑)

色々と突っ込みどころがある【禁忌 後編】ですが、このストーリー展開は正直、大好きですね。

後半の感想は後ほど。

砂浜

基本的に何の感情もわかない『ふーん・・・』程度のものです。

個人的な好みでないだけなのかも知れませんが、砂浜に不意に現れる足跡は、どっからどうみても『塗っているな・・・』と思わせる映り方ですし、子供の足元に映る男の頭も何か片手落ちという感じで、パンチに欠けるというよりは、パンチがそもそも無いという具合ですよ。

怖くない、インパクトもないという感想に尽きるわけですが・・・。

シリーズ 監視カメラ マンション

こちらも然程、私はインパクトも恐怖も感じられなかった投稿映像です。

無理矢理、ストーリーを投稿映像に組み込んでいるものの、どこか整合性ないように思えて、全く説得力が感じられません。

一昔前ならば、映像そのものの質は背筋がゾッとする位のものなのかも知れませんがね・・・。

むしろ、現れた女性の霊が、マンションから飛び降りるという様な映像であれば、ブーストが効いてインパクトを残せたのではないかな?と感じるところですが・・・。

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雛人形

Part69内で白眉とまではいきませんが、インパクトが高いコーナー。

そもそも、何で防空壕内にひな壇があるのか?と、いう理由から、この時点で既に気持ちが悪いですよね。

更にお内裏様とお雛様の首だけが無いという不気味さに加えて、ひな壇の背後から現れるヤバめの女の顔は、映像から醸し出される雰囲気と相まって眩暈がしてくる位です。

凄まじく怖いという程に仕上がってはいませんが、言いようのない不快感が味わえるそんな一本であると思います。

指輪

若い女性同士の二人旅というのは、どこか見ていて綺麗に映りますね。

そんな状況と相まって、指輪を無くした友人の為に、ドブを撮影する投稿者の捉えたモノは大きく見開かれた目と、おでこに皺のよった男の首というもの。

なんか映像の雰囲気とはミスマッチを起こしている投稿映像は、割と斬新な印象を持てます。

ただインパクトや恐怖度という意味では、パンチに欠けると言わざる得ないわけで・・・。

続・禁忌 後編

どっからどう見ても60歳くらいという設定の幾子さんが80歳を超えた老婆にしか見えないのが少々、腑に落ちないわけです。

ですが、そんな幾子さんは非常に私には善人にしか見えないのは何故でしょうか?

まあ、明らかに異常なのですが、それも息子の為ということで、どうもストーリー上、切欠を作っている張本人ではあっても悪く思えないわけですよ。

私が老人に弱いという性格の持ち主であるので、どこか同情心で見ているからなのでしょうかね・・・。

池内さんと森澤がそんな幾子さんとやり取りをする些細な様子も、なんか懐かしさを感じさせる雰囲気で結構、そんな何気ないシークエンスが好きだったりします。

森澤が幾子さんのスキをついて、家の中を探索するシーンは、どこかハラハラドキドキする展開であり不気味さがこみ上げてきます。

そして発見したものは所謂、生き人形であり、死んだはずの和弘さんそのものという展開に、素直に『KOEEEEEEE!!』と感じます。

どこか映画【サイコ】のようでもありますよね。

死んだと認めたくない為に、外的にも虚像を作り出そうとする一人の人間の執念や怨念みたいなもの。

それが実は【禁忌】の肝であったことが分かるわけです。

森澤が和弘さんの人形を発見した時に、幾子さんに見つかってしまう展開も、普通ならば幾子さんが何らかの暴挙に出ると思いきや、森澤に何もせずにただ発狂する様子を見せるという流れも、得体の知れない恐怖度を見ているコチラにカマすことに成功していると言えます。

池内さんと森澤がロケ車に逃げ帰った際の菊池が、またここでもイヤな奴満載の言動を吐くのも、見ているコチラの不快感を増長させています。

その後、幾子さんの従妹にあたる女性からの証言で、幾子さんの過去のほぼ全てが分かった時に感じるものは、これって可哀想な話であったということ。

それに加えて実は幾子さんは和弘さんの亡霊に操られていたのではないか?と暗に示している展開で、見ているコチラの解釈によっては全ての謎が解けるという感じです。

そして、謎を残しつつも理不尽に被害者となってしまった八幡さんは徐々に快方に向かっているというシークエンスを織り交ぜながらも、最後は結局、命を落とすという展開に結局、バットエンドで締めくくられるというオチも、後味は悪いとは感じつつも、見ているコチラに絶大なインパクトを残していることには成功していると言えます。

更に幾子さんは現在でも生き続けて、あの家の中で今も尚、和弘さんの亡霊と供に生きているという終わり方も、また余韻を残していると言えます。

ここまで後味が悪く、救いようがないと、むしろ斬新に感じてしまいます。

総評

初見の頃から結構、記憶にしっかりと残っていた【禁忌】ですが、改めて見るとやはり救いようのない話ではありますが、懐かしさもどこか感じさせる面白いストーリーであったと思います。

Part69は他コーナーが少々、個人的にはパワーダウンしていると感じていますが、メインエピソードが衝撃度が高いので、個人的には満足しています。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ69の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ69のネタバレ

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