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ほんとにあった! 呪いのビデオ68のレビューですが、メインエピソード【禁忌】のストーリー展開が秀逸に感じます。

それに加えて、他コーナーも良質な恐怖映像が多い巻とも言えます。

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ほん呪68の各章のレビュー

置き傘

雨だと思った液体が血であったという描写が、言いようのないおぞましさを感じさせてくれます。

問題の映像は少々、薄く映っており然程のインパクトはありませんが、初っ端に視聴者に向けてカマす仕上がりとしては、及第点をとっていると感じます。

しかし、個人的にはプラスアルファ、何らかしらの演出が欲しかったと感じてしまったり・・・。

花束

少々、インタビュー映像の尺が長すぎるというか、ダラダラしすぎているという感じ。

見ていて疲れてしまいますね・・・このコーナーは。

ですが、傷痍軍人が映り込んでいるという肝心要の映像は、非常に仕上がりが高いものであると感じます。

かつて、その場所で寄付を募っていたかのような軍人の表情は、疲れ果ててやつれていたであろう想像とマッチしている様に思えます。

ホテル

個人的には見飽きている廃墟系の投稿映像ですが、恐怖度も衝撃度も薄すぎるものであると感じます。

菊池宣秀の手掛ける作品の中では、あまりにも刺激が薄すぎるという印象が拭えません。

良く言えば、少々、原点回帰を狙ってたのかな?と感じる部分もありますが、パンチに欠けるコーナーであるのは否めませんね(笑)

禁忌 中編

岩澤指揮下のほん呪では、よく出てきていたデータベースの存在ですが、菊池指揮下では今回が初であると思います。

そんなデータベースから、暗礁に乗り上げていた投稿映像の調査が進むという具合で、これは懐かしい展開と感じてしまいました。

中国人の投稿者である崔さんは、なんかすごく可愛いな・・・と感じましたが(ぶw)、そこから一気に発展するストーリー展開は疾走感に溢れている気がします。

そこから判明したのは冥婚という儀式であります。

冥婚でググってみると、中国の情報サイトなどにいきつくのですが、実際の冥婚の写真は確かに不気味ですね・・・。

本来は死者を弔うための古来からの伝統的な様式美に溢れているのでしょうが・・・。

しかし、その解説も分かりやすく表現されており、ストーリーにグイグイと引き込まれていきます。

そして、続・中編では更にスピーディーな展開が待っているわけです。

クリスマス

このコーナーも取材インタビューが妙に怠く感じてしまったわけですが、なんでなんでしょうかね?

肝心要の映像は非常にインパクトと供に恐怖度は高いものになっており、人によってはPart68の中ではこれが一番怖いと感じる方もいるかも知れませんね。

かなり脳髄に来るものがありますが、この後のコーナーに更にインパクトがあるものがあるので、白眉になれなかった一本であると感じます。

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シリーズ 監視カメラ 灯台

夜の灯台の映像とか、個人的に凄く好きなものです。

だからというわけではありませんが、このコーナーは怖いというより、好きなんですよね。

沈没船、そのものの霊?と、空に浮かぶ巨大なドクロという恐怖映像なのですが、恐怖を感じるどころか私からすればカッコイイ映像ですよ。

心霊映像というよりは、なんか一つのシンプルな映像作品と言う感じで、個人的にはGJと言いたくなる一本です。

洗車機

Part68の中で個人的に一番の出来であり、白眉的一本であると思います。

子供って車の中からみる洗車機の様子って、興奮するのは何ででしょうね?

私も子供のころ、大好きでしたよ(笑)

それと対照的に映り込んだ女の子の心霊映像は、かなりのインパクトと恐怖度を醸し出していて、その雰囲気はタタゴトではありません。

しかも、この女の子、ただ映っているだけではなく、口元が何かを呟いている様に動いているんですよね・・・。

この女の子が更にカメラに向かって一瞥を向けていたのならば、凄まじい恐怖映像になっていたと感じますが、さすがにそれはありませんでしたが・・・。

映像が撮られた経緯の基盤となっているチャイルドシートというのも意味深であり、女の子が何故出てきたのかを連想させるに充分です。

完成度が非常に高い一本であると感じます。

続・禁忌 中編

演出補の阿草祐己が大活躍しているコーナーですね。

取材に難色を示すカメラマンの下村さんを、徐々に籠絡していくかのような話術が見て取れます。

またこの下村さんのキャラが短い尺の中で、異様に際立っているようにも感じます。

やたらこのやり取りが生々しく感じて、更に物語に引き込まれていくのですよね。

加えて阿草がムカサリ絵馬という日本だけの冥婚儀式を後の取材に繋げる様子も面白いです。

その後、ムカサリ絵馬について研究している溝渕さんに電話取材をする川居ですが、そのシークエンスの中で溝渕さんが『タブー(禁忌)』と口にするのと同時に、映像内に流れるBGMはまるでドラマを見ている様に、見ているコチラに鮮烈な衝撃を与えてくれるのですよ。

タイトルとこれまでの内容が一本の線で繋がった!という演出ですね。

更に川居に送られてきた手紙のなかで、気になるのは名前にボカシがかかっているのとは別に二箇所ボカシがかかっているのですが、ここには何と書かれているのでしょうね?

ほんとにあった呪いのビデオ製作委員会 川居様

前略

〇〇〇〇(溝渕さんの名前)氏より、私の持つ冥婚の資料を送るように依頼されましたので、手元にあるものをいくつかお送りします。
ご存知の通り、冥婚は中国を中心とした東南アジアの風習で、それに近い風習が「ムカサリ絵馬」です。
ムカサリ絵馬は死者の婚礼儀式を描いた絵馬を〇〇(不明)奉納するもので、古くは江戸時代から行われていました。

同封した写真は「ムカサリ絵馬」に関するもので、DVDに収録されている映像は、中国で行われた〇〇(不明)の儀式
国内で行われた冥婚の儀式、国内で行われた、生きている女性を婚姻相手にした冥婚の儀式の三種類が入っています。
三番目の映像は特殊な冥婚の儀式であり、資料としては大変貴重なものです。
この映像の儀式は術者、新郎、新婦の三人のみで行われております。
また冥婚はそれ自体がこの世とあの世をつなぐ儀式であり、災いに繋がることもあるとも言われています。
詳細はわかりませんが、映像に映っている新婦の女性は、この儀式が行われた一年後に発狂して、亡くなったと聞いています。
何かあればまたご連絡いただければと思います。

草々

〇〇〇〇(溝渕さんの知人の名前)

そして公開される禁忌と言われている生きている人間との冥婚の映像は、例え作り物と分かってはいても、見ていて頭が痛くなってくる位に、異常な光景ですね。

菊池宣秀のセンスが大爆発しているという印象がある、そんな続・禁忌 中編の仕上がりには大満足でした。

総評

Part68は全体的にも非常に仕上がりは高かったと感じます。

そして【禁忌】は何度見ても先が気になってしまうという位にストーリー展開が面白すぎますね。

そして怒涛の後編は更に見ているコチラに様々な印象をカマしてくれるわけですが、それはまた後ほど。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ68の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ68のネタバレ

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