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ほんとにあった! 呪いのビデオ67のレビューとなります。

数年前の過去作品の続編や夏の三部作の始まりとして盛り沢山な作品に仕上がっています。

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ほん呪67の各章のレビュー

ロッククライミング

斬新すぎる映像であり、衝撃度は半端ない仕上がりになっています。

あまりにも大胆な仕上がりに、逆に全く怖くないという皮肉な感想になってしまいますが、しかし評価できる一本であると思います。

これを見た際、思い出してしまうのは、その場にあるはずのないものが無数に降り注ぐ現象である怪雨(ファフロツキーズ現象)ですね。

この怪雨はカエルとか農産物とか海の生き物が降り注ぐというものでありますが、このコーナーでは人間そのものが降り注ぐという具合で、非常にインパクトがあると言えます。

奇怪な過去

これまでのほん呪の投稿映像コーナーの中には、続編がいずれくると感じる構成になっても、未だに実現していないものもあったりします。

そんなコーナーも多少ある中、年月を経ってPart52の続編が始まるという展開は素直に面白いと言えます。

Part52では投稿者の柴崎さんの映像は首つり自殺をするという死の予言を感じさせるものでしたが、このコーナーではそれが変化したとしています。

変化後の映像が紹介されていないということで、そこは片手落ちというか、納得は出来ませんでした。

しかし、その他は完成度も高く、肝心の新たな映像も衝撃度&恐怖度供にインパクトがあり、展開も申し分ないレベルに仕上がっていたと感じます。

構図から見てこれはドイツで起きた母親による四人の子殺しの写真からヒントを得て作成されたコーナーであると感じます。

1950年代後半に【Photographic atlas of forensic medicine】という衝撃写真を収めた刊行物の中で紹介されていたものです。

気になる方は一度、ググって見てみると良いと思います。

合唱

どこか原点回帰を思わせる様なコーナーであると、個人的に思った一本。

ほん呪の投稿映像の中では、何となく古典的な雰囲気があるような内容でしたが、決して物足りないとは思わない仕上がりに感じます。

私は怖いとは感じませんでしたが、刺激的な投稿映像が多くなった中に、不意にこういうのが混じっているのも、たまにはいいのかな?って感じてしまいます。

シリーズ 監視カメラ 扉

扉に挟まっていたのは、人間の霊であったというこれまた斬新な設定が込められている投稿映像。

工場の扉を閉めないで帰ってしまう人間を特定する為につけられた監視カメラというストーリーも頷けます。

それに加えて、閉めたくても閉められなかったのは実はそこに霊がいたからであるというオチも、よく考えついたなというその発想に驚かされます。

映像そのものは決してインパクトも恐怖度も高いわけではないのですけどね。

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人形焼

肝心の映像や音声は然程、怖いと感じるものではありませんでしたが、このコーナーを見て昔見たオリジナルビデオの内容を思い出しました。

それは山内大輔監督の【少女地獄1999】という作品で、ホームレスの女性が不良工員たちによって、陰惨な虐待(と、いうかレ〇プ)を受けるという描写があったのですよ。

なんかそれを思い出してしまう様なストーリーでしたね。

まあ、ホームレスを差別する側に不快感を持つ私ですが、色々な意味を込めて、どうも気持ち悪いという印象を感じたコーナーです。

ですが、構成や恐怖度、インパクトなどコーナーの完成度は高い物に仕上がっていたと思います。

テーブルゲーム

雀荘で遊ぶ投稿者の椅子の下に唐突に現れたのは、とんでもない形相の少年の顔という感じで、ヤバいですね、これは。

Part67の中では衝撃度、恐怖度ともにNo.1であると感じる映像に仕上がっています。

映り込んだ際、白目をむいている少年のその目がカメラに視線を合わせるという演出が盛り込まれていたならば、凄まじい恐怖度を視聴者に与えることに成功していたであろう一本です。

禁忌 前編

これまでの夏の三部作と違って、今回はメインエピソードが巻中に二つに切られていることがない初の試みが斬新です。

演出補の川居尚美の同期である阿草祐己がスタッフに復帰し、新人演出補の熊倉健一も登場し、雰囲気が一新されているのもポイントですね。

コーナーの感想ですが、家中にテープや目張りをするという八幡さんの奇行が生々しく、気持ち悪いものがあります。

所謂、スキマ恐怖症というやつですが、実際にこういう人間も結構、いるんですよね・・・。

そもそも何故だか分からないけど、特定の事柄に対して恐怖症というものがあったりするわけで、明らかに精神を病んでいる証拠であると言えると思います。

この展開には素直にその不可解さに引き込まれますし、ストーリーのその先が気になると感じさせるに充分なものに仕上がっています。

八幡さんの幼少期の出来事を語る阿草が川居に話を振る際に、真顔で話を断ち切られるシークエンスは笑ってしまいましたが(笑)

子供の時、自分の両親がS〇Xをしているのを目撃したり、その声を聞いちゃったりすると、なんか子供心にショックを覚えますよね。

滅茶苦茶、怖い心境に駆られたことは確かにありますよ、私も(笑)

その後に不意に川居が投稿映像を見た個人的感想を述べるシークエンスがありますが、ここは見事ですね。

チャーチ系のオルガンBGMが唐突に流れだして、その不快感を強調するように話す川居の様子は名シーンであると言えます。

このコーナーで紹介される投稿映像は確かに気持ちが悪い印象を感じるわけで、怖いとか刺激があるというよりは、ねちっこい心霊映像と言えますよね。

そんな映像の真意は後作で明らかになるわけですが・・・。

総評

Part67は全体的には凄いというものがあるわけではなかったのですが、割と楽に見れる構成という気がしています。

それに加えて斬新な演出が数多いという作品であり、見所が満載な箇所があると言える巻であるとも言えるでしょう。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ67の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ67のネタバレ

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