ARTICLE

ほんとにあった! 呪いのビデオ66のネタバレですが、Part66にちなんでメインエピソードが【六十六】。

一巻完結の物語ですが、スタッフの菊池宣秀が担当したロングコーナーの中で最高の出来であると感じる至高の一本です。

加えてようやく見慣れてきた演出補の山下洋助と今野恭成が登場する最後の巻であったりします。

Sponsored Link

ほん呪66の各章のネタバレ

おことわり

本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。

これからご覧いただくのは、一般の視聴者より投稿していただいた映像です。

ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。

本作品はお祓いを済ませております。

ぎょうさん

投稿者の康野さんは雑誌ライターであり、インターネットで募集をかけた女性二人と連れて、とあるパワースポットに取材に赴いた。

その際、パワースポット近辺を探索している模様を映像に記録していたが、不可解なことが起きる。

問題の映像はスポット内にあるトンネルに入る康野さんたちの様子を捉えた際に現れる。

トンネルの奥に進むと、女性の一人が何か音がすると声を上げる。

その際、カメラを回す康野さんが懐中電灯の光を彼女たちの背後に向けると、そこには巨大な顔が映り込んでいる。

見下ろすように康野さんを見つめている巨大な瞳が二つ。

そして、歯を剥き出しにするように、大きな口を開けている男の顔が現れているのだった。

投稿者の小池さんが大学の友人たちを自宅に招いて飲み会をしている際の映像。

スタッフルームに招かれた小池さんが、投稿映像が撮られた経緯を演出補の川居尚美に語る。

小池さんは既に映像が撮られた部屋から引っ越しているが、その部屋は二年前から住んでいた場所であるという。

住んでから一年ほど経った位から、隣の部屋から女性の声が聞こえてくるようになった。

その声は喘ぎ声の様に聞こえ、それは夕方などの時間に隣の部屋からしていた。

投稿映像が撮られた日、友人たちと飲み会をしていた小池さんであったが、その際にも隣の部屋から喘ぎ声が聞こえてきたという。

友人たちと笑いながら、自撮り棒にスマホを装着して、ベランダから隣の部屋の中を撮影。

すると、撮影した映像には女と思しき姿の人間が、首を吊っている光景が映り込んでいたという。

小池さん達は異常事態を感じて、ベランダを飛び越えて隣の部屋にいってみると、そこは家具もなにもないもぬけの殻であり、空き室であった。

翌日、小池さんはアパートの大家に起きたことを告げると、隣の部屋は二年前から誰も住んでいないということを聞かされたのだ。

演出の菊池宣秀と演出補の山下洋助は、不動産管理会社に赴いて、話を聞く。

しかし、問題の部屋では事件や事故は起きておらず、アパート全体においても過去にそういったことが起きていることはないと判明。

その後の調査で小池さんの関係者で首つり自殺をしている人物がいるということを突き止める。

その人物とは小池さんの中学時代の同級生の竹下さんという男性であり、イジメを受けていたことで引きこもり状態になり、最近、自殺したということであった。

川居は電話で小池さんに竹下さんのことを確認すると、自殺をしていたことは初めて知ったと語る。

小池さんは中学1年生のときは竹下さんとは仲が良かったが、2年生になったころから、他の同級生から竹下さんがイジメられる様になり、そこから話をすることはなくなったと証言。

竹下さんは中学卒業後は、地元から離れた高校へ進学したが、すぐに辞めてしまい、その後、引きこもりをするようになったと聞いていると小池さんは語った。

ここで問題の映像が公開される。

飲み会を楽しんでいる中、友人たちに耳を澄ますように言う撮影者の小池さん。

友人が笑いながら壁に耳をあてて、悪ノリをする様子が映し出される。

自撮り棒を取り出して、スマートフォンのカメラを録画状態にしたまま、装着してベランダから隣の部屋に伸ばして撮影を試みる小池さん。

そこには暗がりの室内の玄関付近で首を吊っている長髪でジーンズをはいた女性と思しき人間が首を吊っている様子が映り込んでいた。

更に喘ぎ声が大きくなった時に窓に口を動かしている人間の顔が現れているのが、映像に記録されていた。

喘ぎ声と同じタイミングで窓に現れている人間の口が動いていたのだった。

Sponsored Link

六十六 前編

投稿者の赤津さんをスタッフルームに招き、インタビュー取材の模様が流れるところから、コーナーは始まる。

赤津さんは映像制作会社に勤めている女性であり、投稿映像が撮られた経緯と現在、起きている事象を川居に語る。

赤津さんの先輩ディレクターである城崎さんが二カ月前に失踪。

その日、終業の際、城崎さんと供に会社を出た赤津さんであったが、翌日、城崎さんの妻から会社の方に電話がきて、帰っていないことを告げられたという。

投稿映像は城崎さんが失踪する一週間くらい前に撮影された彼の誕生日を祝う様子を記録したものであるという。

映像には城崎さんと城崎さんの妻、息子、母親の四人が映っているが、その後、赤津さんに変なことが映像に起きているから見て欲しいと言われ、送られてきたものである。

城崎さんの妻がリビングで食卓を囲んでいる様子をスマホで撮影しているものであるが、何故か城崎さんを映す時だけ、彼の頭部に不可解なノイズが走り込むという内容であった。

更にその後の映像にも奇怪な現象が現れていたのだ。

菊池と演出補の今野恭成は、城崎さんの妻である愛美さんに取材をする。

愛美さんは夫の城崎さんが失踪する理由に心当たりは全く無く、投稿映像を撮影した際も特に変わったことは無いと証言。

だが、城崎さんは失踪前から、自宅玄関の外からお経の様な声が聞こえ、おかしなものの姿を見たと愛美さんに訴えていた。

しかし、愛美さんには一度もそんなものや音は見えなかったので、夫の幻覚や幻聴であると考えていたようだった。

城崎さんは去年、転職しており、以前の会社も映像制作会社。

幻覚や幻聴を感じるという身体の異変はストレスによるものが多い。

が、むしろ以前の会社にいた時の方がストレスを感じていたようだったと、愛美さんは語った。

その後、スタッフは城崎さんの身辺を調査することにする。

すると城崎さんが以前に勤めていた会社・シネワイヅについて、ある情報を掴む。

山下の調査した内容によると、シネワイヅという会社は社長が自殺したことにより既に倒産しているという。

その後、城崎さんと同期であるディレクターの存在に行き当たるが、彼も半年前に失踪していることが判明。

菊池はそれらの事を踏まえて、更に詳しくシネワイヅについて深く調査をすることにする。

シネワイヅは社員数10名ほどの小さな会社であったが、現在、その内の五人に死亡や失踪、重病などの不幸がもたらされていることが分かった。

社長・皆川泰知さん 自殺
ディレクター・城崎将さん 失踪
ディレクター・今岡忠さん 失踪
AD・羽山晃久 長期入院
経理担当・玉井元弘さん 交通事故死

たった一年の期間で、同じ会社内の人間にこれだけの不幸が訪れているということは異常な事態であるとスタッフは感じる。

その後、シネワイヅに出入りしていたフリーランスのディレクター・大藪和則さんに取材をとりつけるスタッフ。

大藪さんはシネワイヅの関係者に不幸が起きていることは知らなかったものの、気になっていたことがあったと山下と菊池に証言する。

かつて、シネワイヅの社員が山にキャンプに行った際に、回していたカメラの映像におかしなことが起きたことがあった。

その映像を社内に持ち込むと、社長の皆川さんがそれを聞き、社員たちとともに現地へ直行。

問題の場所には沼があり、その近辺でロケハンを行ったが、そこで心霊現象が起きてしまい、不可解な事象に見舞われた。

社員の一人がその後、ロケハンを行った沼のことを調べてみると、そこはかつて巡礼僧が殺されたという曰くがついていた場所であったという。

皆川さんはその沼に関する言い伝えをテーマにしたDVD企画を立ち上げたという。

また大藪さんは皆川さんに対してのある疑惑を山下の暴露する。

シネワイヅはDVD企画が立ち上がる前から経営難であったが、その時、皆川さんの家が火事になり長男が亡くなるという悲劇に見舞われている。

その際、巨額の保険金がおりたことで、会社は盛り返したという事実があること。

タイミングが良すぎるこれらのことから、社内などでは保険金詐欺をしているという噂が陰でされていたと語る。

皆川さんは自殺をしているが、実はその問題の沼で自殺している。

大藪さんはおかしい噂があるにせよ、経営に苦しんでいた会社のことや、家族を失っていることで、皆川さんは精神的におかしくなっていたから、自殺したのでは?と証言。

スタッフは、問題の沼を特定する為に、巡礼僧が殺されたというものに纏わる伝承や民話の文献などをしらみつぶしに求めて調査する。

その後、問題の沼の言い伝えに似ている伝承を川居が発見する。

それは『六部殺し』と言われる話。

六部とは旅の巡礼僧を指しており、六十六部の略である。

六十六回写経したお経(法華経)を日本全土に点在する六十六か所の霊場に収めに行く巡礼僧のことを六部というのだそうだ。

六部殺しの内容とは以下の通り。

貧しい農家の主人は、旅の六部に乞われて、一夜の宿を貸す。

しかし主人は六部が大金を持っていることを知る。

主人は六部を殺して、金品を奪った後に財を成していくのだが、報いを受けることになり不幸を背負うことになる。

日本各地の伝承によって、細かいところは異なるが、多くは財を成した主人の家に口のきけない子供が生まれる。

ところがその子供は主人がかつて殺した六部の生まれ変わりである。

ある日、子供が六部の顔に変化し、『おまえに殺されたのは、こんな晩だった。』などと言葉を発し、主人を断罪するという。

これが言い伝えられている六部殺しの話であるが、中には主人がそれによって死亡して、財を成した家が没落していくという後日談もある。

川居に報告を受ける菊池に、更に今野が六部殺しは昔の村社会においてのガス抜きシステムであったと語る。

今野によると、村の中で一つの家が急に栄えだしたりすると、周りの村人たちの不満や嫉妬が蔓延する。

その時に、栄えた家を他の村人たちが六部殺しを持ち出して、不満などを解消するという具合の使われ方もしていた伝承であるという。

菊池はこれらの報告を受けて、皆川さんに生前、起きていたと『六部殺し』の伝承に共通点があることを感じていた。

ここで赤津さんの投稿映像が公開される。

城崎さんの家族が誕生日を祝う微笑ましい雰囲気の映像が映し出される。

妻の愛美さんが撮影しているのだが、母親や息子の方にカメラを向けても何も起こらないが、城崎さんに向けると映像にノイズが現れる。

しかもノイズは城崎さんの顔に集中的に現れている。

その後、誕生日ケーキのロウソクに火をつける為に、室内の灯りが落ちる。

ロウソクの日に着火する際、ライターをつける城崎さんの周りに、無数の人の顔が浮かび上がっているのだ。

ここで一旦、コーナーは停止する。

残留物

投稿者の吉澤さんが自主映画仲間と供にロケハンの為に訪れた廃ホテルの映像。

そこはかつて古きラブホテルであった雰囲気が漂い、一昔前の壁紙は剥がれ落ち、ゴミと化した多くの物が散乱している。

問題の映像は吉澤さんたちが、ホテルの一室に足を踏み入れた際に現れる。

そこはまだ誰かが住んでいる様な生活感が漂う室内であったが、カメラがロープに干している衣類を映した際、そこにかけられている襟と袖口から髪の長い女性の頭部と手が垂れ下がっている。

吉澤さんによると、過去にこの廃ホテルの近くで、浮浪者の女性の行き倒れ遺体が発見されているのだという。

Sponsored Link

シリーズ 監視カメラ パチンコ

関東近県のある潰れたパチンコ店の内部に設置された監視カメラの映像である。

このパチンコ店に設置された監視カメラには、動体検知センサーが搭載されており、何者かを感知すると自動的に警備会社に通報されるというシステムが備わっていた。

問題の映像は警備員が廃パチンコ店の内部を見回っている様子が映り込んでいる。

警備員がかつてホールであったであろうパチンコ台が並ぶ通路を、奥からカメラ手前まで歩いている映像に、まるで警備員をついていくかのような女の霊が映り込んでいる。

その女の霊は赤ん坊を抱きかかえている様子であり、ゆっくりと消えていく。

かつて、このパチンコ屋が営業していた時、近くで乗用車にのっていた家族の死傷事故があったという。

その時に血だらけの若い女性が店に助けを求めにきたということがあったというのだが。

樹海

投稿者の喜多さんが女性をつれて青木ヶ原樹海を訪れた際に撮影された映像。

女性がレポートを樹海を散策している様子を動画投稿サイトにアップロードする為に撮影したいたという。

樹海内の自殺防止の看板や遺品と思しき捨てられて放置されている物を指してレポートする様子が映し出されている。

そんな中、ある付近に差し掛かると、レポートをしている女性が転倒する。

その際、女性の足元の地面から女の頭部と思しき物体が突き出していることが確認できる。

女の頭部はカメラのレンズを睨みつけるかのように目玉を動かしている様子までが映し出されていたのだった。

喜多さんによると、都市伝説系の話で『あゆみさん』という話がある。

それは樹海で突起物も無いのに転んでしまった場合は、『あゆみさん』と言う何者かにやられたという話が語り継がれているという。

六十六 後編

菊池と山下、今野はシネワイヅの会社が入っていたビルのテナントのオーナーを探し出し、取材を敢行する。

シネワイヅがかつてあったテナントの一室で、オーナーの森和則さんに菊池がインタビューをする様子が流れる。

テナント内には今も、シネワイヅで使われていたであろう資料などが放置されている状態であった。

残されている物の中には、ビデオテープなどもあったので、菊池が森さんに頼み確認をすることにする。

山下と今野が段ボール箱に入ったそれらの物を確認する。

そして、菊池が一旦、スタッフルームにシネワイヅ関連の資料やテープを預かりたいと、森さんに言うと、彼は処分するつもりであったので、返却する必要はないと承諾。

シネワイヅの資料を根こそぎ持って持ち帰ってきた菊池たちは、スタッフルームでそれらを調査することに。

すると川居が資料の入ったファイルの中から、六部殺しをテーマにした企画書を発見する。

『DVD企画 裏史実・六部殺し(仮) ~呪われた沼を探して~』

と書かれたもの。

夜になったころ、今度は山下が膨大なビデオテープの中から、問題の沼でキャンプをしている映像を発見する。

その後も資料をしらみつぶしに調べたスタッフ達は、菊池に判明した内容を報告する。

川居は皆川さんたちが六部殺しの企画でロケハンをした問題の沼の場所を特定。

沼近辺に言い伝えられている六部の伝承には二つあるという。

一つは巡礼僧が転落して死ぬという事故死の伝承。

もう一つは目の不自由な巡礼僧が村人に嘘の道を教えられて、沼に落ちて亡くなったという伝承の二つ。

後者の伝承には後日談があり、嘘を教えた村人の家系には代々、不幸が起きてしまうというものも語り継がれているという。

菊池が問題の沼に現地調査にいくことを提案する。

川居や今野はこれ以上の調査の進展の為には、沼を調べるしかないと感じていたが、山下は問題の沼に関わったシネワイヅの五人には不幸が訪れている為に、調査に難色を示す。

菊池は山下を諭して、スタッフの今後の方向性を一つにすることに成功。

その後、菊池と川居、山下、今野の四人で問題の沼へ向かう。

険しい山を進むと、そこには確かに沼地があり、そこには真新しい花束が供えられていた。

日が落ちてから、スタッフ達はカメラなどをセッティングし、一晩、沼の様子を監視することにする。

長時間、沼を監視しているが、途中でバッテリーが切れそうになったために、今野が車に取りに行くことにする。

トランシーバーで離れた今野とやり取りをしている山下だが、その後、勝手に受信を始める誤作動を始める。

人の声がしてきており、戻ってきた今野にトランシーバーのチャンネルを変えるようにいう山下。

それから更に数時間が経ち、トイレにいくといった今野が再び監視場所を離れたが、一向に戻ってこない。

今野のトランシーバーは電源が切れていることが分かり、不安に駆られた山下は探しに行くことを提案する。

川居を残して、菊池も沼周辺を探すと、丁度、監視場所と反対場所で今野が沼の中にゆっくりと歩きだしているところを発見する。

おい! 何やってんだよ?!

と、大きな声を上げて、今野を制止する菊池の声は、今野には全く届いていない様子であった。

おぃ! 何してんの?!

山下も大きな声をあげるが、今野は沼の中へ歩いていくことを止めようとしない。

おい! 何で沈んでんだよ?!

止まって! 今野くん、上がって!

何を言っても今野からは全く反応がない。

菊池と山下の声を聞いた川居が沼の反対側から駆け付けた。

川居は今野の名を叫びながら、思わず沼に入り、今野の身体を掴む。

今野くーん!!

今野を掴みながらも沼地に足をとられている川居は右手に持っていた懐中電灯を岸に投げる。

山下は近くから長い棒を探し出して、それを差し出し、それを掴み取る川居。

そんな状況の中でも、再び沼の中に歩きはじめる今野。

再び今野の服を掴んだ川居は渾身の力を込めて引き上げようとする。

山下は棒を支えているが、カメラを回す菊池に『菊池さんも引っ張ってください!』と声をかけ、結局、三人で力づくで今野を沼から引っ張り上げることに成功する。

岸にたどり着いた今野はその場にへたれこみ、激しく咳き込む。

菊池が憤りながら今野に何が起きていたのかを質問するも、苦しい表情と『はぁ・・・ぬま・・・ぬまい・・・』と言うだけであった。

一旦、戻りましょうか?

と、川居が声をかけて、三人で監視場所まで今野を抱えて、引き返すことにする。

冬に・・・何やってんだよ・・・!

ほんとに! 泥だらけだろうよ・・・

と、憤りながら、今野を支えて歩き出すものの、力が入っていない今野はその場に倒れ込む。

山下が今野の脇に頭をもぐらせて強く抱えながら、車へと戻ることにした。

沼から撤退したスタッフは、今野を病院に連れて行くと、彼は39℃の高熱を出していた。

今野はしばらく大事をとって、自宅療養を数日間することになった。

沼での出来事から数週間後、スタッフの元に匿名の投書が寄せられる。

それはシネワイヅの皆川社長の自殺に関する告発文であった。

皆川さんが自殺した原因は、社員たちの裏切りによるものとしており、ある社員が皆を扇動して集団退職をしたということが書いてあった。

扇動されてシネワイヅから立ち去った人間もリストアップされており、その中には城崎さんの名前もあった。

手紙の内容を要約すると以下の通りになる。

昨年の二月に皆川さんの自宅が火災に遭い、息子を亡くした彼は精神を病んだ。

会社は経営難であったが、息子が死亡した際の保険金などもあり、経営は次第に好転していったという。

そんな中、城崎さんの同期であるディレクター・今岡さんが社員たちを扇動し、シネワイヅから六人の同時退社を引き起こす。

今岡さんは皆川さんのかつての同僚であった。

今岡さんは以前の会社をリストラされており、助ける意味もあって、皆川さんが自分の会社に入社させていた。

ところがそんな今岡さんが中心となって、目をかけていた社員たちを扇動し、会社から離れていった事態に皆川さんは失意のどん底においやられた。

結果的に会社は倒産。

その後は、皆川さんは一日中、自宅に籠り、般若心経を唱えていたという。

それから皆川さんは問題の沼で自殺してしまった。

告発文の内容が明らかになり、ここでシネワイヅの資料の中から見つかった映像が公開される。

冬の夜に若者たちが問題の沼でキャンプをしている様子が映し出される。

一人の若者がビールをあおり、悪酔いをしている。

その若者は狂った様な笑い声を上げているが、もう一人の若者が沼の奥で何かを見たと言い出す。

そんな中、悪酔いしている若者が沼に向かって、小便をひっかけだす。

撮影者がそんな悪さをしている若者を突き飛ばすと、小便がズボンなどに引っかかり、怒りの罵声を沼に向かって叫び出す。

一旦、カメラは切られ、再びキャンプの囲む様子が流れる。

撮影者が寝ることを口に出すと、先ほどの悪酔いしていた若者が再び沼に歩きだして、小便をする。

その後ろ姿を捉えていると、小便をしている若者を囲むかのように沼から無数の半透明の巡礼僧たちが現れる。

撮影者の悲鳴が轟き、カメラは地面に落ちるという映像であった。

告発文が送られてきたから数日後、菊池と川居と山下は再度、沼を訪れていた。

最初に沼を訪れた時に供えられていた花の上に、川居が大きな花を改めて供える。

沼に向かって手を合わせる川居と山下の様子を菊池が撮影し呟く。

まぁ、この場所で亡くなった人たちの気持ちが、鎮まってくれたらいいね・・・。

カメラを潤んだ目で見つめる川居が『そぉですね・・・。』と小さい声で返す。

沼に踵を返す山下も涙を拭う仕草をみせて、本編は終了する。

Sponsored Link

☟内容やレビューは以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ66のレビュー
ほんとにあった! 呪いのビデオ66の内容

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。