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ほんとにあった! 呪いのビデオ60のレビューですが、何と言っても凝縮しているのがメインエピソードの【蛭子】。

他のコーナーはパワーダウンが否めないのですが、スタッフの菊池宣秀、川合尚美、森澤透馬、増本竜馬のそれぞれに見せ場がある様相を呈しています。

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ほん呪60の各章のレビュー

もう半分

投稿者のなんちゃってレポートする様子が痛々しいわけですが、肝心要の映像そのものは、かなりの不気味さを醸し出しています。

橋に佇む女の存在を捉えたが、上半身が消えている。

その足の部分がカメラの方に向くという流れには、身の毛がよだつ気持ちになりますね。

更に視聴者に追い打ちをかけるかのように、投稿者たちが逃げる際、窓にはその女の消えたはずの上半身(要は顔)が現れるというのは素晴らしい追撃ぶりといえます。

決して凄まじく怖いというものには仕上がってはいないと感じますが、充分、巻最初のコーナーとしては申し分ないレベルになっているでしょう。

墓所

怖いもの知らずの若者たちの様子がリアリティがありますが、肝心要の映像は見る人によって評価が分かれるのかな?と感じます。

私は全く怖くないのですが、くっきりと蝋人形のような男の顔が出現しているわけで、人によってはヤバい!と思う位の恐怖映像に思うのかも知れません。

コーナーの土台には、投稿者やその友人の足には、何かに掴まれた様なアザが残っているということでしたが、それを何かの形で見せてくれたのなら多少、恐怖を感じる度合いは違っていたのかも知れませんが・・・。

蛭子

投稿者の彼に夜釣りにくっついていった二人の女性というのが、どんな関係なんだろう??と興味をそそられたわけですが、それはさておき。

個人的にこのメインエピソードはなかなかのストーリー展開であり、色々とおぞましいグロ注意的な様相を呈しています。

ダイバーの北澤さんはイカツイですが、やっぱ海の男のカッコよさが出ており、その風貌も申し分ありません。

更にこのエピソードでは演出補の増本竜馬が色々な意味で完全に目立っており、主人公的なインパクトを醸し出しているのもポイント。

岩澤時代から超冷静であった菊池が感情的になる部分が多々あるわけで、増本に対してダメ出しを連発するその様は、まるでキャラチェンした?と感じるほどのもの。

そして、超絶のインパクトを誇るのが、ヒルコ大好きの疑惑のダイバー・宇梶さんですよ。

海の男というのは、恐ろしいほどに威勢がよく粗暴であるのは、私もよく分かっています。

常に危険と隣り合わせな仕事である以上、とても普通の精神状態ではいられないからですね。

菊池達の前に現れて激しい怒りを見せる宇梶さんの様子は、マジで人を殺しかねない位の勢いですよ。

今までどこか森澤にお株を奪われていたような川居も今回は見せ場があり、ヒルコとは何ぞや?という解説をする様子は、立派なセミナー講師の様にも見えます。

その解説は非常に分かりやすく、うまくまとまっていましたね。

更に問題の洞穴がある伝承は、色々とヤバい話であり、この話だけでも18禁じゃねえの?というくらいにおぞましいわけです。

神を信仰するのは勝手ですが、だからといって・・・というその伝承の内容に、想像力豊かな人はGEROを吐くことは間違いない位に凄まじいものを感じると言えます。

投稿映像そのものも非常に戦慄を感じさせるものであります。

兵藤さんの足を掴むその霊は、微妙に映像に溶け込んでいない為に合成と分かりますが、その映像から見ているコチラに伝わる迫力はなかなかのものに仕上がっています。

怒涛の後編の感想は後ほど。

空手大会

久しぶりの身体の部位系という感じでしょうかね。

ただ現れているだけではなく、しっかりとその手には生々しい動きがあることは評価の対象ではあるものの、やはり怖くないですね(笑)

プラスアルファ、もう一発何かあってほしかったと思う一本です。

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シリーズ 監視カメラ 駐車場

非常に斬新な心霊映像と言えると思います。

質ではなく数で押すという様な感じであり、一台の車に向かって、至る所から吸い込まれていく様に消えていく、その様子はタタゴトではありません。

本編では明言されていませんでしたが、走り去る車のリアウィンドウは画質の粗さや白黒映像ながらも、明らかにおかしいわけですけどね。

私にはウジが湧いているように、グチャグチャと何かが蠢いている様に見えたのですが・・・。

風の便り

高校時代のイジメをさも誇らしげに笑い話の様に語る投稿者の友達である高橋さんが本当に小憎たらしいと感じるわけですが、それだけリアリティがあるコーナーということです。

肝心要の映像は衝撃度と恐怖度がPart60内では間違いなく一番であると思います。

個人的には、この程度ではもう怖いと感じなくなってしまっているので、白眉的であるとまでは思いませんが、間違いなく映像としては巻の中のどの投稿映像よりも仕上がりは素晴らしいと言えます。

ついてくる

ほん呪の特徴として、最初とメインエピソード手前の一般投稿映像はインパクトと恐怖度が高い物をもってくる傾向がありますが、これは少々、違った一本。

特に怖いとも衝撃的なものでもないのですが、このコーナーの映像に映る霊の様子は非常に自然であり、うまく溶け込んでいるのですよ。

まさかこれ、ガチなん?ってちょっと思ってしまいましたが、どうなんでしょうね・・・。

特に違和感を感じること無かったコーナーであります。

蛭子 後編

前編で語られたヒルコの伝承は、その内容は非常にグロテスクであり、タブー系でしたが、後編では別の意味でキツイですね・・・。

洞穴に入る際、フナムシがビッシリと岩壁に張り付いているという見るに堪えない気持ち悪さがあり、更には狭い洞穴に侵入していく菊池、森澤、増本のその様子には素直に拍手を贈りたいと感じましたよ。

私は虫は嫌いだし、狭いところも嫌いな人間なので、フェイクメンタリーとは言え、『よくやったなぁ・・・』と感じるわけです。

やたらと菊池の愚痴やボヤキが本編で耳にするわけですが、洞穴に入った際は本気で嫌だったんだろうなぁ・・・と伝わってきます。

と、いうかしっかりとロケハンはしているのでしょうが、もしもあんな狭い洞穴に入ってから、万が一、水が押し寄せてきたら、100%中にいる人間は死ぬわけで、それだけでも入るには相当の勇気がいると思います。

後編でも増本劇場は健在であり、それに感情を露わにする菊池のやり取りは、もはやコメディではあります。

が、このコーナーの内容上、そんな毒抜きの様なシークエンスが無ければ、危険物過ぎるわけで、調和材料としては良かったのかも・・・?

最後、洞穴の奥で見つけた祠の存在や、中で増本が青い顔をしてうずくまる様子、増本の手を引いて洞穴から脱出する森澤のこれらのシークエンスは、恐ろしく生々しく感じます。

ここまで見せられるとガチだろうがフェイクだろうが、素直に『菊池達すごい!』と感嘆してしまうわけです。

私、個人的には菊池宣秀が手掛けたコーナーの中では、この【蛭子】がメインエピソードでは後作に続くPart66の【六十六】に続く面白さであると感じています。。

肝心要の映像、宇梶さんの後ろに映り込む女のそれは、少々、パンチにかけるものでしたが、

最後の最後にナレーションでヒルコの伝承に隠された新事実や、謎を解く鍵の人物との接触という語りですが、続編を期待していましたが、何故かそれは無くなってしまっています。

これはちょっと謎ですよね・・・。

総評

各コーナーは少々、パワーダウン気味でありますが、それを払拭する位にメインエピソードのインパクトは凄いものであると感じます。

これでもしもしっかりと作りこまれていたならば、完全に危険物レベルの仕上がりであったのですが、それは少々、残念と言わざる得ません。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ60の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ60のネタバレ

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