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ほんとにあった! 呪いのビデオ54のレビューです。

Part54は圧倒的に三部作の最終章の【失われた仔ども達】が強烈な最後を迎えますが、それに尽きると言えるでしょう。

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ほん呪54の各章のレビュー

私は誰

i phoneのsiriは最近では全く使っていませんが、出たての時は結構、面白いとは思いました。

そんなトレンドに便乗したかのようなコーナーですが、着眼点が本当に素晴らしいと思います。

私は誰?=イイダケイコというその返しそのものが不気味であり、それは投稿者の女子高生たちのやり取りからも伺えますね。

そこに現れたもの霊もインパクトが非常に高いものに仕上がっています。

 

友人を置いて逃げるチキンぶりを発揮する投稿者ですが、今回は女の子ということで許しますが、やっぱりそこは友人の手をとって逃げるという様な具合で見せて欲しいものですよ。

見えぬ踏切

肝心要の映像は正直、私はあまり怖いとは思えませんが、面白いと感じるのは、パニックになる車内の若者たちの状況ですね。

それは非常に生々しく、その臨場感はモニター越しに見ているコチラにまで伝わって来るくらいのインパクトですよ。

けたたましく鳴り響く踏切の音も、聴き慣れてはいるものの、こういう映像から発せられると背筋がゾクっとしちゃいますね。

霊界電話

問題の映像に収録されている音声の『ゆみちゃんは今、どこにいるの?』『お墓。』というくだりは、コテコテ過ぎて笑ってしまいましたが、不気味であることには変わりありません。

このコーナーではあくまで映像にはノイズが入る程度で、音声におかしな状態が起きているという感じなので、これまでの投稿映像の質からするとパンチに欠けているという印象が拭えないところですね・・・。

人間の慣れって怖いですねぇ・・・昔ならば、これだけで超ド級に怖かったんでしょうけど。

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失われた仔ども達 後編

前編と中編の内容を抑えていないと、何がどうなっているのか分からなくなる感じの大作となっているメインエピソード。

草間さんの証言は嘘が入っており、それは実は怖い話の出処が実は別の人間であるというもの。

実はこの時点で草間さんは独自に素人ながら、ある調査をしていたわけであり、それはその別の人間の思惑を探ることであったというのは、最後まで描写されないんですよね。

なので、非常に終盤まで視聴者にとっては分かりづらい内容なわけですが、最後に『あ!そういうことね。』と思わせる作りになっているストーリーなんですよ、これ。

結果的に草間さんは自分の女房を流産させる為に意図的に暴力を働いたという展開になり、だけど、真相を白日の元に晒す為に、スタッフにも間接的に協力を求めたという具合なんでしょう。

奇形児が生まれるという恐怖からくるものでしょうけど、それはそれで完全に怖い話の呪いにハマってしまっているということにも考えられます。

この時点で岩澤たちスタッフは真相を分かっていたけど、それはあくまで最後のトリになるので、視聴者側には知らされない構成になっているんですよね。

続・後編の感想は後ほど。

シリーズ監視カメラ 老人ホーム

薄暗い施設の廊下に誰も乗っていない車椅子というのは、それだけで怖いですよね。

映像にはそんな車椅子に腰掛けようとする霊の姿が映り込んでいますが、やはりこの映像もこれまでの投稿映像と比べると衝撃度も恐怖度も薄いと言わざる得ないものに感じてしまいます。

10年前のほん呪ならば、このレベルでも申し分なかったとは思うのですけどねぇ・・・。

タワーパーキング

投稿者の喋り方が結構、聞き取りやすく印象が良く思えるのが不思議ですね。

それはそうと肝心の映像はかなりのインパクトと衝撃度があると感じます。

白眉と言えるほどのレベルではありませんが、Part54のコーナーの中では一番、怖いのではないでしょうかね。

ストーリーの構成は非常にうまいと感じます。

特に高速道路の料金所の職員が後部座席に向かって微笑むというくだりは、投稿者カップルとは別に子供が乗っていたと暗に第三者に感じさせるには納得できる話であるので、それを考え出す脚本というか構成は見事です。

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今はもうない・・・

今はもうない・・・というタイトルですが、問題の映像が撮影された店が今はもうない・・・という稚拙な意味であったことを知り『ダジャレか?!』と笑ってしまいましたよ。

肝心要の映像も影が映り込んでいるだけの代物であり、パンチにかけますよ。

それはそうと顔にはモザイクかかっていましたが、出てくる女性バーテンダーはすげえ美人っぽいなぁ・・・と何となく感じたりしていましたが、全く本編と関係ないですね、これ(笑)

失われた仔ども達 続・後編

元演出補で修行に出ている筈の菊池宣秀が井ノ上の応援要請で、ひょっこりと復帰するわけで、視聴者的には『お!』という展開が印象的。

影山さんが帰って来て、間髪言わずに菊池がカメラを向けるシーンも、見ているコチラとしては『?!』と驚く展開。

岩澤が何故、黒幕といってはばからない影山さんに最初から喧嘩ごしでインタビューをしているのかが、この時点では凄い違和感があるわけです。

それもその筈、視聴者側には全てこの時点では知らされていないのですから、それだけを見ると影山さんの怒りはごもっともに映るわけです。

むしろ岩澤やスタッフがかなり失礼で横暴な態度をとっているように見えるわけですよ。

影山さんもしらばっくれているわけですが、そりゃそうだろ・・・と思うわけですが、実はその裏にはそうなることを知っていて話していたという展開が岩澤のインタビューから徐々に分かるわけです。

聞いた人間が不幸になると分かっていてやっているのは、自分の母親のことがあるからと唐突に岩澤の口から出るわけです。

ここまで視聴者の立場から言うと、『母親なんて出てきてたっけ?』という具合ですよ。

結局、影山さんは岩澤を無視するという形で逃げおおせるわけですが、その後、ようやく岩澤やスタッフが何故、ここまで強気だったのかという理由が分かる展開になる。

結論として影山さんは死んだはずの母親に憑りつかれていて、その怨念を広げる為に怖い話を通して利用されている存在であったということ。

ストーリー的にはここまでは言及されていませんが、草間さんも友人であった影山さんの真意が何であったのかを確かめるべく、影山さんの過去を調査しており、その証拠の映像を既にスタッフに送っていたという展開であったわけです。

怖い話を聞いてしまった以上は、自分の子供が奇形児になってしまうと思った草間さんは自分の妻を暴行して流産させるという苦渋の決断をとってしまったということ。

だけど、影山さんのやったことを許せなかった為に、後をスタッフに託したという様にも見えるわけです。

しかし、影山さん自身は死んだ母親に操られているとは微塵も感じていない為に、スタッフのやっていることは暴挙にしか見えない為に憤ったということなんですね。

このエピソードのストーリーは結構、見ているコチラも考えないと腑に落とすことが出来ない分かりづらいものになっていますが、分かってしまうと納得出来て、面白いストーリーだったなぁと感じるわけです。

草間さんの投稿映像の影山さんの後ろに映るおそらく母親の姿は、衝撃度、恐怖度供にかなりレベルの高い仕上がりを見せており、これは充分に怖い映像であると感じます。

非常に後味の悪い顛末を迎えるわけですが、一つ、最後に外村夫妻が例え奇形児であっても子供は生むと決意してメールを岩澤たちに送るというのは、唯一、救われるところと感じるわけですがね。

総評

Part54はメインエピソードのストーリー展開が難解でありながら、非常によく出来ているわけで完成度は非常に高いと感じます。

各コーナーは少々、パンチに欠けていたわけですが、それでも三部作がしっかりと納得できる範囲で終わっていたということで、満足は出来る巻ではあると思います。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ54の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ54のネタバレ

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