
ほん呪4 -呪われた病院篇- のネタバレを紹介します。
例によって、まだ見ていないけどこれから見る予定のある方は、この先を読み進めることは好ましくありません。
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もくじ
ほん呪4 -呪われた病院篇- 各章のネタバレ
元大学病院の医師であった峰尾勇氏が熱く語る。
見ていられないような生と死の場面をみてきて、非常に辛い心境を抱えていたと言うニュアンスの想いを吐露。
峰雄勇氏はこれまでに数多くの生と死の現状を見てきたと自負。
病院内で不思議な体験がないということは無いと証言し、病院には魂の名残りのようなものがあるのかも知れないと力説。
峰尾勇氏のコメントに絡ませて、本編はコーナーに滑り込んでいく。
待合室
投稿者が病院の受付に勤務していた時に監視カメラを見ていた守衛が『変なものが映っている。』と告げてきた。
受付の天井付近から入口に向かって撮影されている白黒の監視カメラ映像。
待合室のソファーに白く光る子供の足だけが映り込んでいて、ゆっくりと歩行しているように映りこんでいる。
そのビデオが撮影される2,3日前に事故に遭い命を落とした一家がいたという。
男の子は両足を失っており、別の病院に運ばれた両親も亡くなったという。
投稿者はお父さんとお母さんを探している男の子が映ってしまったのではないのか?という憶測を語った。
峰尾勇が語る研修医時代の待合室での話
ガン病棟に勤務していた時、元ヘビースモーカーで肺を患って入院している患者がいた。
『一本ダメか?』と研修医の時の峰尾氏に懇願するが、禁じられていることなので『ダメですよ。』と諫めたという。
かなりガンは進行していたために、その患者は50代という若さで亡くなった。
1週間ほど経ってから待合室から程近い外にある喫煙所を通りかかった峰尾氏はふと何かを感じて、その方面をみると、何と一週間前に亡くなったはずの例の患者が座ってタバコを吸っていた姿を目撃。
驚いた峰尾氏は付近にいたナースに確認をとろうとしたところ、既に例の患者の姿は消えていたという。
診察室
医師の回診の模様を研究用として捉えた大学病院の研究生。
担当医師の補助をするもう一人の医師の背後のカーテンに透き通った横顔のような物体が映り込んでいる。
レントゲン写真
峰尾勇氏がスタッフにあるレントゲン写真を公開。
背骨の周辺を捉えたものであるが、どういうわけか文字の様なものがくっきりと映り込んでいる。
問題のレントゲン写真が撮影された当時は騒ぎになり、上から誰かが書いたのでは?という憶測も飛んだが、フィルムを確認して見て書いた形跡は見当たらず。
患者に例え刺青があったとしても、レントゲン写真に写ることはありえない。
その文字の様なものは、それだけでは存在しない文字になる。
しかし、点を二つ足すことによって、その奇妙な文字は『終』という文字にみえる。
結局、そのレントゲン写真の患者は末期胃ガンで亡くなられたということであったが、この文字は一体、何を意味していたのかは謎のままであると告白。
リハビリ室
投稿者が担当した左半身麻痺の患者のリハビリ経過を記録する為に撮影されたビデオ。
丁度、投稿者が介助している際に、手前にうつりこむ平行棒にそれを掴むくすんだ色の手だけがしっかりと棒を握るかのように映り込んでいたのだった。
ナースコール
元看護師の森本さんが現役時代に夜勤中に遭遇した体験談を告白。
ナースコールが鳴ったので、その病室にいくと誰も鳴らしていないというが、ナースステーションに戻るとまた同じ病室からナースコールが届いている。
他の看護師に森本さんが聞いてみると、それは過去にも同じことがあって、同じ病室からであるという。
また、別の日の夜勤中にナースコールがなり応答しても何も返答がない。
しかし、その病室にいた患者はその日の昼に亡くなっていたから、ナースコールが鳴るわけはない。
気になって森本さんが病室にいってみても、やはり誰もいない。
ナースコールのブザーの電源を抜いても戻ったが、またしてもその部屋からナースコールが届いたのだという。
また別の日の夜勤中に森本さんはナースコールによって呼ばれた。
その時はベランダに老婆が歩いているから危ないから止めてくれというが、そんな患者はいない。
しかし、かつてそこには午前2時頃に退院間近でありながら、飛び降りて亡くなった患者がいたという。
そのベランダには今もなおその老婆が彷徨っているのだろうか?と、いう余韻を残して森本さんの体験談のコーナーは終わる。
病室
胃潰瘍で入院した吉本さんを尋ねてきた会社の同僚。
吉本さんの様子を撮影して、投稿者の久保さんが会社の他の同僚たちに映像を見せると、その中の一人が病室の壁に付けられた鏡の異変にきづいた。
鏡には割り込むかのような形で、切り絵で女性を表しているかのような奇妙な顔のような物体が映り込んでいる。
その映像が撮影されてから、入院していた吉本さんはその病室で血塗れの老婆のような霊を目撃したという。
誰もいない筈の病室から
現役看護師の体験談。
夜勤巡回中の鍋野さんは無人であるはずの個室がどういうわけか気になったという。
気持ち悪さは感じるのだが、どうしても引きつけられてしまうので、中をみてみると何もない。
大部屋の患者の点滴をかえるために再び巡回していたが、問題の個室がまた気になり様子を見た。
何もなかったが、今度はその部屋のベッドから何故か人の気配がする。
翌日、別の患者が入院してくるので、そのベッドの布団を交換する際、紺のクシを発見したのだった。
そのベッドは以前、ガンの闘病の末に命を落とした女性患者が使用していたベッドであり、その患者のクシであったという。
病棟の窓に・・・
あるカラオケビデオの編集前の素材映像が編集マンの吉田さんから投稿された。
女性が歩いている背景に鉄筋の建物がうつっているのだが、その建物の窓に大きな肌色の歪んだ顔が映り込んでいた。
吉田さんが発見した後にアシスタントの人間から聞いた話では、その建物は古い病院であったという。
手術室
再び峰尾勇氏が登場し、以前に一緒に働いていた別の医師から持ち込まれた映像があるという。
肝硬変で入院している患者の手術の模様を記録した映像であるが、執刀医が動いた時にタイルの壁に人間の上半身がハッキリとうつりこんでいた。
その別の医師がその映像にうつった上半身の主は、実際にそこで手術中だった患者であるというのだが。
この映像は幽体離脱している様子を捉えたものであったとも思えるのだが。
霊安室
霊安室で奇怪な体験をするという話はどこの病院でも一つや二つはあるが、そんな出来事が頻発している病院を取材を通して明らかになった。
問題の病院に勤めている看護師の田代さんは夜間の巡視に赴いた際に各フロアをまわるわけだが、その時に使ったエレベーターは何故か地下1階へと降りてしまう。
その病院の霊安室は地下1階にあり、地下1階に降りたエレベーターは短時間ではあるが、そこから動かないという現象を体験したのだと告白。
また別の時にその霊安室近くの廊下を通る際には、不可解な影を目撃したり、声をきいてしまうことがあるのだという。
田代さんの同僚は更に霊安室近くで足首を掴まれたり、髪の毛を引っ張られたりする直接的な体験をしている。
また田代さんの同僚の青木さんも取材に応じて恐怖体験を語る。
見回りに霊安室にいくと、何故か霊安室のドアが開いており、勝手に締まる。
その前を立ち去り、振り返ると、何故か締まっていた筈のドアが再び開いていたりするのだという。
婦長にそれを話すと、霊安室に安置されている死体が動いていることがあったりする奇怪な現象があるということを知らされた。
その病院に直接、取材協力をするというのが難しいと判断したスタッフは田代さんと青木さんに協力を頼み、一晩だけ問題の霊安室前にカメラの設置を依頼。
霊安室前を捉えた映像には何かを叩いているかのような音と、男性とおぼしきうめき声が入っていたのだった。
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