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ほんとにあった! 呪いのビデオ49のレビューですが、スタッフが少々、コメディ路線に走っているのが特徴。

ですが、メインエピソードのシメ、加えて一部のコーナーのインパクトはかなりのレベルに達していると感じます。

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ほん呪49の各章のレビュー

樹海のテープ

ストーリー背景、映像のインパクトと恐怖度、かなりのものです。

交通事故の瞬間を捉えた映像ということであり、おそらくは車の同乗者は死んでいると見受けられる。

その際、ゆっくりと映り込む男の様子とその形相は尋常ではないものがあります。

更に投稿者がこのビデオを拾った際の状況が割とサラっと語られるのだが、それもかなり強烈なものであります。

作品中、一発目の投稿映像紹介としては申し分ない仕上がりを誇っていると感じます。

扉の向こう

これまでに首吊り自殺を思わせる霊の姿が映り込むという投稿映像は多数ありました。

ですが、今回のこのコーナーで紹介されるものは、空間まるごと心霊映像と言わんばかりの大規模なものですよ。

映像が撮られた場所の過去を本編でも語っていますが、そこから考えるとタイムスリップをし、そこが曰くつきのスポットになった理由が、投稿者の部屋に現れてしまったという見解も成り立ちます。

あまり怖いとは思えないものの、非常に凝っていて一風変わったものであるのは間違いありません。

シリーズ 監視カメラ ドアホン

肝心要の映像よりも、不審者のおかしな男性の方が怖いという代物。

投稿者のママ友がこの人物と話して、その後、火事で全焼したという内容から、肝心要の映像に映り込む女は焼け焦げていると判断してもいいのでしょうね。

それにしても引っ張った挙句、肝心要の霊の映像は、いささかパンチに欠けると思います。

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リハーサル室

私があまり好きではない身体の部位系ですね・・・心霊音声なども入っていますが、内容的にも薄いですね。

例えばこのレベル、初期のほん呪ならば、それなりの反響はあったかも知れませんが、過激な投稿映像が多くなったこの時点においては、この程度ではなかなかファンは満足しないのでは?と思っています。

特にコーナーにストーリー性もあるわけでもなかったので、感想はただ一言、薄いとしか言いようがありません。

死返 まかるがえし 後編

これまでサングラスをかけ続けてる岩澤がトンネル内に入り、『暗い』と菊池にぼやくシークエンスが恐ろしく天然ぶりを発揮しています。

明らかにこれは狙ってやっているのは見え見えですが、岩澤も菊池も超真面目な顔している点がクスっとした笑いを誘います。

本来、こうした真面目一本やりのオカルト作品では、コメディ要素はかえって興ざめしてしまうものでありますが、こうした些細な笑い取りは今後、踏襲されていくことになります。

今まで視聴者が突っ込みをいれたくなっていた岩澤のしつこい位のサングラス姿は、ここの伏線であったとも思える具合です。

更に畳みかけるように、演出補の横田と岩澤のやり取りが再び笑いを誘います。

淡々と岩澤のチクチクに対して、横田が天然ぶりを発揮してやり過ごそうとするシーンも面白い。

終始、真顔の菊池の様子も何かウケるんですよね。

そんな前置きのプチコメディ要素のあとは、いよいよこれまで謎であったストーリーに肉が付けられていくわけですが、投稿映像の恐ろしい老婆の詳細が明らかになります。

口寄せという聞き慣れない古代の職業はイタコとも言えますが、それと決定的に違うのは盲目の女性であるということで、それが更に不快感を増長させることに成功しています。

そして、その口寄せがしていた儀式がタイトルの『死返 -まかるがえし-』というものであったというのが判明し、どんどん繋がっていくわけです。

この流れ方も非常に秀逸。

そして、芋づる式に徐々に最重要人物に辿り着いていく流れも、疾走感に溢れている展開です。

後半の感想は後ほど。

繰り返す男

高速道路にループする男という斬新な感じの心霊映像。

特にインパクトは感じられませんが、これを見た後に夜、車に一人で乗っている際、地味に記憶から呼び起こされそうな雰囲気が感じられる一本です。

例えば、これどうせ作るならば、一回目は普通の通り過ぎる、二回目は別のところで確認できる、三回目は車内に入ってきたという様なものにしたほうが、インパクトも恐怖度も高いものに仕上がったと私は思うのですが・・・。

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頭のおかしい女

頭のおかしい女というタイトルですが、これは果たして投稿者の恋人のことを言っているのか、肝心要の首が折れ曲がった女性のことを言っているのかが判断がつきかねます。

肝心要の心霊映像の女性は確かに首がおかしな方向に曲がっていることから、頭がおかしいとも言えるのですが、首がおかしい女の方がしっくりくるわけでして。

かたや投稿者の恋人は心霊スポットでセッ〇スをしようとせがむ、ぶっ飛んだ女性であるわけで、これを頭のおかしい女と評しているほうが、むしろしっくりくるのですよ。

更にそんな積極的なある意味、羨ましい(ぶw)恋人をおいて逃げる投稿者のヘタレぶりも見ているこっちとしては情けなくなるわけですよ。

コーナー最後にこの恋人と投稿者は別れたという後日談が語られる辺り、やはり頭のおかしい女というのは、この恋人のことを指していたのかな?と強く感じてしまうのですが・・・。

心霊映像自体のインパクトは申し分なく、恐怖度もかなりのレベルに達しています。

頭がぶっ飛んでいる投稿者の恋人のキャラ設定も加味し、投稿者のヘタレぶりも加えて、文句なしでこのコーナーがPart49の白眉であると私は感じています(笑)

祖母の家で・・・

微笑ましい子供たちのプロレスごっこの最中に、あるはずの日本人形の首が消え、追い打ちをかけるように少女の顔が映り込むというもの。

なかなかのインパクトと恐怖度がありますが、正直なところ、この程度ではもう怖いと感じなくなっている自分が憎い(笑)

客観的に見ても、結構なレベルに仕上がっていると思うのですが、慣れって怖いもんですね・・・。

死返 まかるがえし 続・後編

全ての鍵を握る阿刀俊子さんが出てくるが、なんかやたらと若いのが少々、解せないところがあります。

阿刀兄は40歳を超えている筈で、その兄と2歳しか違わない俊子さんは熟女であるはずにもかかわらず、顔にボカシはかかっていても、その様子はどう見ても20代の女の子ですよ。

しかも、もしかしたら可愛いんじゃね?と感じるくらいの女性ですよ。

それはそうと、明らかに精神に異常をきたしていても、夜、突然、訪れた岩澤と菊池に座布団を出したり、岩澤に汚いコップではあるものの茶を出すという様子は、決して悪い人には見えないというのも、なかなか見事な演出であるかと・・・。

しかし、この彼女が事実上、死返 -まかるがえし- が出来る数少ない一人であるということであり、そのギャップがたまらないと私は感じます。

加えて、そんな俊子さんの兄が実は、まかるがえしを彼女に仕込んだであろう老婆を殺しているという衝撃的な背景にはただただ脱帽であります。

こうした意見もあるわけで、私も同感です。

コテコテのサスペンスやホラー作品を見るよりも、このエピソードの方がヤバい位に衝撃的で面白いと断言できます。

しかし、老婆は斉木さんの身体を借りて復活して、結局はこの俊子さんも死んだはずの老婆の呪縛からは逃れられなかったというオチが後味の悪さを残してくれます。

最後の投稿映像、8ミリフィルムのそれは衝撃度、恐怖度、完成度は申し分ないものになっており、この映像でこれまで起きたことの全てに意味づけが出来るという展開も秀逸。

個人的に大満足のロングエピソードであったと思います。

総評

Part49が見た感想ですが、やはり死返 -まかるがえし- が素晴らしいということに尽きますね。

個人的には【頭のおかしい女】が色々とぶっ飛びすぎてて、稀有なコーナーであると評価できるわけです。

全体的に見ても、パンチに欠けるものもありましたが、かなりの良作であると私は感じてやみません。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ49の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ49のネタバレ

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