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ほんとにあった! 呪いのビデオ45のレビューです。

スタッフの岩澤宏樹、菊池宣秀、川居尚美が揃い、充分な製作期間もあったことから、Part45は非常に見応えのある作品となっています。

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ほん呪45の各章のレビュー

逢魔時の怪

初っ端からかっ飛ばしているな~と感じさせるコーナーです。

途中、投稿者の彼女の水着のサービスショットなども(ぶw)入りながら、現れるものは心霊映像という域を超えて衝撃映像と言わんばかりのものです。

もはや一発目でアクセル全開の様な凄まじいインパクトを放つ映像紹介には、怖さを通り越して感嘆の声を上げたくなるほどです。

何の理由もなく、ただ現れる女の陰影はナニゴトかを呟いており、突然、首がもげるというその様は、美しい海岸の景色と相まって、恐ろしく非日常的な感覚を味合わせてくれるものに仕上がっています。

ブランコ

一発目からインパクト絶大の投稿映像をカマしてくれているので、二番目は・・・という不安はものの見事に打ち砕かれています。

ブランコが揺れるという事象そのものは特に何の感情も動くことはありませんが、問題はその後ですよ。

半ばビビりながらも小馬鹿にしているかのように、ブランコを覗き込む友人を下から見つめ返す様な少女の姿は、あまりにも生々しすぎます。

加えて投稿者に一瞥をくれるような少女のプラスな行動は、ただ現れるだけの他の心霊映像と違い、二倍にも三倍にも恐怖度を高めてくれるものといえます。

更にダメ押しで奇怪な声も入っており、何気に友人がそれに気づいているという細かい流れもインパクト&恐怖度に加えて、不気味さを醸し出しています。

私の様にありとあらゆる怖いものを見ている人間は、たじろぎはしませんが、その完成度には素直に拍手を送りたい気分になります。

秋祭り

しかし、この投稿者の恋人は非常に綺麗な女性だなぁ・・・と吃驚するわけであり、これってどっかの芸能事務所に所属している子だろ?と感じずにはいられないわけです。

どちらにせよ、登場する女性で押すという様なものではなく、問題の箇所、こちらも非常に凄い代物でありますよ。

老婆の様な女性がまずは身体を起こすシーン、これだけでも『うぉ!』って思うのですが、それに加えて、美しい彼女とカメラの間に割って入るかの様な老婆のアップ。

合成であることは完全に分かりますが、これだけ手の込んだものを見せてくれるというだけで、私は大満足です。

ちなみにアフターエフェクトというアニメーションソフトのブラーを駆使しているなぁ・・・と私には感じるのですが、どうでしょうか?(笑)

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母神

ちなみに以前にもほん呪内のデータベースの存在は出てきていましたね。

つーか、このデータベースを一般公開して、有料サイトにすれば、かなりの収益が見込めるとも感じるのですが(笑)

実際にはそんなものは存在していないと私は感じるわけですが、(あまりにも手間とコストがかかりすぎるため)敢えてそういう設定ということで理解しています。

川居が過去の投稿映像に気づき、当時の演出補であった長田を呼び出すというシークエンスは非常に面白いと感じます。

児玉和土時代の中心演出補であり、彼がいなくなってから一緒に居なくなったと感じていた視聴者には良い不意打ちをかまされる気分ですね。

そんな流れから、個人的に坂本一雪、北川さおり、横田直幸のほん呪最強トリオと並んで、いい組み合わせと感じる、岩澤宏樹、菊池宣秀、川居尚美のゴールデントリオがついに結束という流れがたまらんのですよ。

と、後半の感想は後ほどに。

シリーズ 監視カメラ セレクトショップ

セレクトショップって何ぞや?っと思ったわけですが、複数ブランドや特定のコンセプトがあるファッション系の店舗ってことなんですね。

そんなことはどうでもいいのですが、問題の箇所もこれまたインパクト絶大ですが、これまでのコーナーの出来が良すぎて、霞んでしまうくらいです。

ですが、あまり耐性のない方ならば、これだけでも背筋がゾクっとすることは必至の一本には仕上がっていると思います。

お別れ会の練習

このコーナーも非常にインパクトがある恐怖映像に仕上がっています。

遺影が浮かび上がるだけではなく、その口元が何やら呟いているというのもヤバすぎですね。

これだけインパクトがあって怖い映像ならば、合成であると分かっても全く問題なく、純粋に怖くて楽しめるという気持ちにさせてくれます。

土台となるストーリーも現実にありえるものであり、私の中学校の時の教師も自殺こそはありませんでしたが、生徒と折り合いがつかなくってノイローゼになった人がいます。

そういう点でリアリティをコーナーに込めることに成功しており、こちらも完成度が高い一本であると言えます。

茅の輪くぐり

個人的に身体の部位系なので、全く怖くないしインパクトもないです。

ですが、その手の質感や生々しさは確かに伝わるものがあり、細部にまで拘っているな・・・と感じるものではあります。

しかし、茅の輪くぐりというものがあるということを知ったのは、何気にこのコーナーでですよ。

一体、どんな御利益があるのでしょうかね・・・。

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首の家

Part45の中においての白眉的作品。

私の女房が怖いとハッキリ言うコーナーであります。

Part15の【ニューロシス -Neurosis-】とSpecial5の【疾走!】とタイを成す位置づけの様です。

確かにインパクトも恐怖度も申し分なく、土台となっている設定も恐ろしく薄気味の悪いものに仕上がっていますが、私的には少々、笑いが込み上げてきたりします。

と、いうのも、問題の箇所で睨まれた際の投稿者とその友人のパニックぶりがあまりにも凄すぎるからです。

加えてドアを閉められてガチギレる投稿者と友人のやり取りが、あまりにも理不尽且つ生々しすぎて、下衆な笑いが込み上げてくる感覚ですよ。

そういう意味においても私の中では完成度という意味では、歴代のコーナーの中でもTop10に入る素晴らしい一本であると断言できます。

ちなみに既にこの首の家の場所は、静岡県田方郡函南町にある日本BE研究所というところであると特定されています。

昭和46年に設立され、平成11年まで使われていた建物で、ガチで曰くつきの施設だったみたいですね。

意識改造プログラムを売り物にしていた場所であり、多くの大物がここでの受講をしたものの、中には受講生が精神崩壊をしてしまった例もあるという曰くがあるそうですよ。

続・鬼母神

菊池に子供がいるということが分かるシーンが少々、驚きですね。

確か同棲相手・中田桂子さんがいたわけで、この彼女と復帰後のその後、結婚したという設定なのですかね?

しかし、三歳云々と言うくだりから既に中田さんと同棲している時には子供がいたという感じにも思える意味深な発言なわけですが、まあ、本編には関係ないのでどうでもいいか(笑)

まるでPart21のトリを踏襲させる展開が非常に見物です。

川居尚美の人間性が色濃く出ているわけであり、だからこそ非常に感じの良い演出補である印象付けがたまらないわけです。

菊池は冷静沈着でドライな感じ、それもまたカッコイイわけですが、人情味溢れる母親の様な優しさを感じさせる川居のその様子は暖かいものを感じさせてくれます。

加えて菊池と意見がぶつかりながらもお互いに穏やかな性格な為に、感情を剥き出しにし合うということもなく、その中間をとる岩澤の様子もどこかリーダーとしての素質を感じさせるもので、ストーリーが引き締まるような演出と感じます。

しかし、言い出しっぺでもある川居が里親を怒らせてしまい電話を切られた際、怒る岩澤に対して、気まずそうにしながらもむくれる川居の表情。

この辺の流れも非常に生々しく感じるところでもあり、高評価。

そして公開される問題の投稿映像と、菊池が発見した箇所、そのどちらも凄まじく恐怖度が高いものに仕上がっています。

これは作りものであると分かっていたにせよ、夜、一人で見たくないぐらいの域に達している怖い映像であると思っています。

可哀想な女の子の末路を解明できないまま、後味の悪さだけを残しつつ終了するという流れは、逆にインパクトを視聴者に残すことに成功しているかと思います。

総評

個人的に大満足のPart45でした。

数あるほん呪作品の中でも全体を通しての完成度は上位に間違いなく食い込んでいると思います。

恐いというよりは、もはや刺激物だらけという具合で、お腹いっぱいになったという感想に尽きますね。

それと同時にここまでの仕上がりを安定して作れる岩澤は、演出においては児玉の域に達しているといっても差し支えないのかと感じます。

そして2011年のほん呪を締めくくりの作品としては、素晴らしい仕上がりを誇っていたと言えるでしょう。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ45の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ45のネタバレ

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