
ほんとにあった! 呪いのビデオ38のネタバレにうつります。
メインエピソードである【狂死のビデオテープ】は、佳境に入って来る感じですが、他コーナーにも注目出来ます。
ほん呪38の各章のネタバレ
おことわり
本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般の視聴者より投稿していただいた映像です。
ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。
本作品はお祓いを済ませております。
シリーズ 監視カメラ 雑居ビルの廊下
投稿者の伊東さんに取材をとる映像からコーナー始まる。
伊東さんはビルを管理する会社に勤めているサラリーマンであり、スタッフの元に寄せた映像は古いオフィスのビルに設置された監視カメラのビデオ。
そのオフィスビルではある朝、廊下が水浸しになっているということがあり、伊藤さんはその報を受けて監視カメラの映像をチェックした。
問題の映像は夜のオフィスビルの廊下を映している。
外の窓には廊下の様子が反射して映っているのだが、廊下には誰もいないはずなのに、反射している窓にはM字に禿げ上がった中年のスーツ姿の男が歩いている姿がしっかりと捉えられていた。
問題のオフィスビルに入っている一つの会社では社長が資金繰りに困り、首つり自殺をしているということが過去にあったという。
夜景
投稿者の香川さんは恋人と夜景スポットにデートに出かけた。
夜間映像である為に画質は粗いが、丘の上から一望できる夜景は非常に美しいものである。
香川さんは丘の上のベンチで恋人と座り、カメラを回しながら談笑し、前方にカメラを向けると黒装束を着た奇妙な人間が立っている。
カメラを下に向けて肉眼で見ると消えていた。
隣の彼女がしきりに足首を気にしているのだが、足首をかばう彼女にカメラを向けるとベンチの下から目を見開いた傷だらけの人間の頭が投稿者たちを覗いていたのだった。
この丘の付近では女性が被害者となった様々な事件が起きていたという。
大学ゼミ
投稿者の木下さんが所属する大学ゼミ内の研究発表の様子を記録した投稿映像である。
問題の映像は中央の赤い上着を着ている女性が流暢に研究発表を読み上げている際に突然、起こる。
ノイズと供に女性の首から上の映像に赤いカラーマットが入り、再びノイズがはいると、女性の首がなくなり、別の箇所に浮かんでいるという奇妙な映像となる。
映像がとられた後、春の長期休みの中、研究発表をしている女性が自宅で首をつって死亡していたという。
狂死のビデオテープ 暗躍
これからご紹介する映像は、我々、取材班が巻き込まれた不可解な事件の記録である。
文明の発達した現代において今なお存在する「呪われた一族」を記録した映像であるとも言えるかもしれない。
と、いう前回と同じテロップが前置かれ、コーナーは始動。
これまでの経緯が解説され、Part37で伊月が公園で心霊博士の娘と落ち合うところから再開する。
心霊博士の娘は浅野恭子さんといい、伊月は公園のベンチで彼女の顔を見切らせた状態でカメラを回しながら取材を敢行。
恭子さんによると心霊博士である父親は元々は大学院に勤めていた教授であり、当時からオカルトを研究していたが、それは認められずに大学院にいられなくなった。
その後は、予備校の講師であったが辞めさせられたことで、精神を病むようになり死んでしまったという。
予備校の講師をしていた時にも、オカルト関連の映像などを収集していた父親。
そして父の投稿物について、製作委員会の面々に迷惑をかけたと謝罪する恭子さん。
心霊博士である浅野さんの父が自殺したのは、スタッフの元に鳥の死骸が置かれた日の翌日であったということも判明。
これまでの経緯を伊月が確認。
鳥の死骸については父親がやったことかは分からないが、その時の精神状態であれば、やってもおかしくはないといい、長田が携帯電話に電話をかけた際に出た男性は恭子さんによると、それは兄が出たものであると証言。
その後、恭子さんは今回、スタッフを呼び出した理由を伊月に打ち明ける。
浅野さん(父)が亡くなった後、小田さんという人物が訪ねてきて、浅野さんが収集した心霊映像を渡せと迫ってきたという。
浅野さんは死ぬ前に収集した心霊映像のビデオなどは全て燃やしており、それを言っても小田さんは聞かない。
恭子さんがそれを断ると脅迫をしてきたり、尾行までされる状態に陥ったという。
執拗な小田さんの行動に、恭子さんの母親はノイローゼになり、警察にも相談したが真剣に取り合ってくれなかったそうだ。
結局、恭子さんたちは引っ越すことにしたそうだが、いつまた小田さんがやって来るか分からないから、投稿映像を製作委員会から返してもらって、小田さんが来た時に渡したいという提案であった。
伊月は『呪いのビデオ』製作委員会の定めている方針を説明するものの、恭子さんは食い下がる。
この時、伊月と恭子さんが座るベンチの後ろに黒い影が横切る。
伊月はとりあえず帰って他のスタッフと相談すると告げて、恭子さんに納得してもらうことに。
スタッフルームに戻った伊月は長田と児玉を交えて、ビデオテープの返却について話し合う。
長田は児玉に投稿された映像を返せないのは何故なのかを尋ねる。
児玉は投稿された映像が心霊を扱っているものであり、責任をもって処分するという形で預かっているものであるからと言う。
気軽にどうこうできるものではないということを付け加えると、伊月も信用にかかわるからと付け加える。
しかし長田は遺族の方であるということが分かっているのにと反論する。
児玉は、恭子さんは本人ではないし、送ってきたのは浅野さんであるから、簡単には返せないと長田にいう。
伊月は脅されているという恭子さんに返したい気持ちも分かるけど、会社としての今までやってきた信用が傷つくかも知れないことを考えると、もっと違う形での解決策を考えた方がいいと意見。
児玉は何故、小田さんがビデオを欲しがっているのかを調査する形で進めるとし、結局、投稿されたビデオなどの譲渡はしない方向で恭子さんの申し出を断る姿勢を貫くことに。
伊月は恭子さんに断りの電話を入れると供に、小田さんという人物をコチラで調査することで、恭子さんに被害が及ばないように協力する形をとることを提案する。
恭子さんから情報をもらい、長田と伊月と児玉は小田さんが住んでいるというアパートに到着。
しかし、そのアパートは様々な資材をつぎはぎしたような異様な建物であった。
児玉は取材の申し込みをしにいくように長田にいうのだが、長田は異様な雰囲気に圧倒されて怖がって申し込みに行くのを拒否する。
すると伊月が長田の変わりにいくと言い、異様な雰囲気のアパートに足を踏み入れる。
伊月が小田さんに取材を申し込むと承諾はしたものの、小田さんは断片的にしか会話が成立しない奇妙な人格を持っていることが容易に分かるものであった。
更にスタッフルームに押し入ってきた男性である可能性が高いとのことであった。
夜の公園を取材場所に選んだ児玉は、尻込みをしている長田を元気づける。
そこに伊月に連れられた小田さんはやってきた。
ベンチに腰掛けた小田さんはビールの空き缶を手に持ち、その中に唾を吐くという奇行をする。
長田がインタビューをしてもうわの空であり、全く取り合おうとしない素振りを見せ続ける。
心霊博士のことを問いかけると、小田さんは『頭がまわらない・・・』とつぶやいて首をクネクネと捻る。
恭子さんに小田さんがビデオを要求していることを確認すると、『足らない・・・』と言いながら頷く素振りをする。
『足らない・・・もうちょっと・・・・足らない・・・うん、うん。』と言いながら、自分で頷いて納得しているような様子の小田さん。
長田の質問にまともに答えようとしない小田さんに対して、豪に煮やした児玉も質問をし始める。
しかし小田さんは同じことを繰り返すばかりで『もうちょっと欲しいよ・・・』と呟くばかり。
次第に小田さんは足をばたつかせたり、手を振り乱して『つり合いがとれてない』と言い出す。
小田さんの様子に困り果てた伊月が、横から『ダメじゃないですか?』と取材の中止を促すと、突然、小田さんは立ち上がり『ダメじゃないよ!!』と伊月に向かって猛然と近づいてくる。
すると言葉にならない叫び声を上げて、唾を吐きかける小田さんは、公園から去っていった。
伊月が追おうとするが、児玉はそれを制止する。
スタッフルームに戻った長田と伊月と児玉は、スタッフルームに押し入ってきた男性の映像を確認し、小田さんと同一人物であることを確認するが、その際、監視カメラの映像の異変に気づいた。
小田さんがスタッフルームに押し掛けて、板倉に暴行を働いた時の映像であるが、帰る際、小田さんの影が壁に映るが、その影が異様に大きくなっていることが分かる。
ここで一旦、コーナーは停止する。
焼身自殺
投稿者の五十嵐さんと友人たちは仲間の誕生日を祝うために、公園でバーベキューを開いた。
寄せられた投稿映像は、その際、デジタルカメラで撮影されたものである。
問題の映像は楽しくバーベキュー台を囲む仲間たちの様子を映し出しているのだが、その際、不意に映る公園のベンチの下から黒い手の様なものが現れている。
その色具合から、手はススで焼け焦げている様にも見える。
過去にこの公園ではホームレスによる焼身自殺があったとのことであった。
吹奏楽
中学校の演奏会の様子を記録したビデオ映像である。
業者が撮影と編集を依頼されたものであり、生徒や父兄に納品したVHSテープからの映像。
問題の映像は司会の女性が読み上げを終えて、壇上から去ろうとするその時に背後に不可解な人物が顔を覗かせているのだ。
その人物は明らかに女性であるのだが、司会の女性の背後に人が隠れられるスペースはない。
黒死女
投稿者の斉藤さんにインタビュー取材する伊月の様子からコーナーは始まる。
斉藤さんが彼氏と供に長野の温泉旅館に泊まりに行った際に撮影されたもの。
朝、早く起きてしまった斉藤さんは携帯電話のカメラで彼氏の寝顔などを撮影して遊んでいたという。
なかなか起きてくれない彼氏の布団を剥いで起こそうとした斉藤さん。
すると彼氏の布団の中には額にしわを寄せ、カメラを上目遣いで睨んでいる狐顔の様な女性の顔があった。
携帯を落とした斉藤さんは部屋の隅に逃げて、彼氏を叫んで起こしたという。
彼氏が起きるとそこには何もなかったという。
だが、彼氏は寝ている時に、非常に夢見が悪く、夜は全く寝れなかったので朝起きれなかったと斉藤さんに話したという。
斉藤さんはすごく怖くなったので、旅館の女将に聞いてみると、その旅館は立て直されたものであり、以前は別の旅館が営業していたのだが、そこは経営難になり廃業。
その旅館を経営していた女性オーナーは裏山で自殺しているという。
今の旅館にも時々、不可解な現象が起きていることを、女将は認めて、斎藤さんに口止めをしたという。
狂死のビデオテープ 続・暗躍
小田さんへの再取材に関して検討を重ねる中で、以前に取材をした予備校の講師の山本さんから連絡が舞い込んだ。
山本さんからの紹介でスタッフルームに訪れたのは、浅野さんが講師をしていたときに在籍していた予備校生の女性・田村敦子さん。
浅野さんが予備校生に対して日本史の授業を行っていた時に、オカルトの雑談だと気づかずにノートをとっていたという。
ノートに書かれた内容から、当時、浅野さんが何を生徒たちに話していたのかが判明する。
その内容は以下の通り。
太平洋戦争中の関東地方の村で徴兵逃れをした村人が隠れていた。
しかし憲兵に見つかり捕らえられた。
とある軍人が上官の命令で、捕らえた村人を拷問することになり、その結果、村人は死亡。
その後、拷問をした軍人は狂死(気が狂い変死)し、その一族にも次々に不幸が相次いだという。
関係者は拷問して殺された村人の祟りと噂したという。
ここまで来て、生徒たちは雑談だと気づいて笑っていたが、何故か緒方義明さんだけは急に怒り出して、浅野さんと掴み合いになってしまったのだという。
田村さんは浅野さんのことはUFOや幽霊とかが好きで変わった感じはあったけど、面倒見もよく教え方もうまかったので好きであったと語る。
また他の生徒も浅野さんのことを好きな子も多かったと語った。
更に浅野さんは授業中に生徒たちと、映画『リング』の話になった時、見たら気が狂うビデオテープを持っているから、テストでいい点とれなかったときに送り付けてやると冗談でいっていたという。
田村さんのノートをコピーにとったスタッフは、そこに記載されている断片的な情報から、軍人の名前や村の名前を把握することが出来た。
翌日、スタッフルームに異変が起きた。
昼前に出勤してきた長田と伊月が見たものは、スタッフルームの入り口に書かれた落書きであった。
赤いペンで大きく殴り書きされた文言は『テープ全ブとコウカン 〇〇公園』と書かれており、更に長田の携帯に留守番電話が入っていた。
それは恭子さんからであり『あなたたちが・・・テープ渡してくれないからですよ・・・』という憤りのメッセージが録音されていた。
長田と伊月と児玉はこれらのことから、小田さんが恭子さんを拉致し、恭子さんが長田の留守番電話にメッセージを残した。
そして小田さんはスタッフルームの入り口にメッセージを残す。
テープ全てと恭子さんを交換するという意味であると推理したのだった。
警察に連絡を取ろうと打診する長田であるが、とりあえず公園にいって様子をみるという伊月と児玉。
恭子さんにもしも何かがあれば、その責任は製作委員会にあることを懸念した長田は不安を口にする。
結局、小田さんに浅野さんのビデオテープを譲渡することにし、児玉は長田に公園にはついてこなくていいと指示。
伊月と児玉が公園に向かうことになった。
ここで、コーナーは伊月が恭子さんに取材をしている時に映った黒い影を公開。
伊月と児玉が小田さんに指定された公園へ車を走らせるシークエンスを最後に本編は終了した。
次巻予告
Part39で公開される映像は小田さんの絶叫や、小田さんに襲われた板倉の姿が映り、伊月が寝ている様子などがオムニバスで流れる。
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