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ほんとにあった! 呪いのビデオ38のレビューとなります。

今回は各コーナーも割とインパクトは少なく、あくまでメインエピソードの展開に重点を置いている作風が特徴です。

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ほん呪38の各章のレビュー

シリーズ 監視カメラ 雑居ビルの廊下

問題の映像は然程、インパクトはないにせよ、映り込んでいる霊は非常に生々しいものに仕上がっています。

スーツにネクタイ着用、そしてM字に禿げ上がった中年オヤジの容貌は、本当にその場にいて普通に歩いていたんじゃないか?と思わせる位のものです。

合成で作るならば割と簡単であるとは感じますが、その合成の跡というのも一見すると見当たらないので、質は非常に良いものであると感じました。

夜景

Part38において白眉的コーナーといっていいでしょう。

前作Part37も第2コーナーが白眉と評する仕上がりを見せていましたが、これは偶然ですかね?(笑)

私も女房も夜景にはめっぽう弱いわけで、この投稿映像が撮られた丘には是非、一度行ってみたいと思います。

東京都多摩市にある【ゆうひの丘】であることが既に判明していますね。

そんな美しい丘で映り込んだ心霊映像は、かなりのインパクトを誇っていますね。

最初に遠巻きに投稿者カップルを見つめるように佇む黒装束の霊体。

それに気づきカメラを背ける投稿者のシークエンスに続いて、間髪いれずに彼女が自然と足首を気にする様子から流れるトドメの一撃はお見事です。

トドメとなるベンチの下から除く顔は非常におどろおどろしく破壊力満点であると思います。

耐性の無い方ならば、このコーナーでノックアウトというくらいの代物であるかと。

大学ゼミ

正直、個人的にはあまり怖くはありませんでしたが、映像そのものインパクトは絶大なものであると言えます。

まず赤いカラーマットが不自然に映像に挿入される時点で、なかなかの衝撃度を醸し出すには充分でありますよ。

それに加えて、再びノイズが走ったと思いきや、映像の中央の首が空中に浮いているという演出は、ヤラセ臭が半端ではないですが、凄まじい絵面であり見る者を吃驚させることは出来るはずです。

赤いカラーマットは丁度、彼女の首のところを境にしているという、細やかさもポイントであると言えます。

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狂死のビデオテープ 暗躍

新たな登場人物の小田さんの香ばしさが、ぶっ飛びすぎてて、もはやコメディに近いというくらいに強烈です。

ビール缶をちょん切って、それを灰皿にするかと思いきや、タン壺変わりに使っているという人物設定は児玉GJと言わざる得ないくらいにインパクトがあります。

更にクネクネと甘えるように長田の質問や児玉の質問をはぐらかす小田さんがいきなり、伊月の言葉に反応して豹変する描写は不思議と笑いがこみ上げてきましたよ。

心霊博士の娘と自称する恭子さんの胡散臭さは、この時点から出ていて初見の頃にも小田さんと恭子さんは繋がっていると感じさせるわけですが、これも計算済みのことでしょうかね?

ストーリー設定上、やはりキーは心霊博士の浅野さんのビデオテープに終始するという展開も、どこかRPGを彷彿とさせるハラハラドキドキ感を作品に込めることに成功しているところといえるでしょう。

後編の感想は後ほど。

焼身自殺

例によって私のあまり好きではない身体の部位系が要となる映像ですが、やはり怖くはないし、インパクト的にもパンチが弱いと感じます。

ですが、タイトルの焼身自殺という強烈なキーワードにそぐわせる為に、敢えていかにも焼け焦げたと一目でわかるように出現する手に細工をしている点は評価できるでしょう。

ススで焦げているように本当に見えるのは、結構、そこは拘ったのかな?と職人魂を彷彿とさせる一本と感じました。

吹奏楽

テレビの心霊映像SP番組では、確かこれは堂々1位になっていた映像ですね。

まあ、テレビ屋のつけるランキングなんかは手抜きで当てにならないわけで、真には受けていませんが、映像そのものは確かに非常に怖いものに仕上がっています。

それに加えて映り込む女性は心霊としてインパクトはありますが、実際には非常に顔立ちの良い女性であることが伺えます。

霊の存在は信じていませんが、この位のマスクの幽霊ならば、是非、出てきて欲しいものですよ(笑)

黒死女

投稿者の斉藤さんの喋り方が特徴的で、だるそうに取材をする伊月の片手落ちな状態には、少々、ビンタを食らわしたくなる気持ちが多少、込み上げてきますが、それはさておいて・・・。

問題の映像である布団を剥いだ時に現れる狐の様な顔は、インパクト大であり、非常に怖いものに仕上がっていると感じます。

加えてびっくり箱を開けたときの感覚も相まって、このコーナーも非常に練り込まれて作られているものだと評価します。

人によっては、このコーナーが一番、怖いという方もいらっしゃるのではないでしょうかね?

狂死のビデオテープ 続・暗躍

心霊博士がまだ予備校にいた時に在校していた田村さんのノートをとった経緯が、非常にキメの細かい脚本で素晴らしいと感じましたね。

短い尺の中で、あれだけのストーリーを込めるというのは、さすが児玉監督という感じです。

更に徐々に明らかになる呪いの背景も、実際にあってもおかしくはないレベルに仕上がっており、このストーリーに更に深く引き込まれていきます。

後半の小田さんによる恭子さん誘拐を彷彿とさせる展開も、うまくオブラートに包んでいるようですが、うまい具合に作られています。

非常に緻密に展開を作ってあることが、痛いほどよく分かるわけであり、プロットに一切、妥協していないことが伝わってきます。

取材中に撮影された恭子さんの背後に現れる影や、小田さんがスタッフルームに押し入った時に出現する大きな影は、特に怖くも無ければインパクトもないものですが、ストーリー展開がこれだけしっかりしていれば、そこは気にならなくなるわけですよ。

総評

割と肝心要の映像はパワーダウンしているのは否めないわけですが、それでもメインエピソードのストーリーや演出、展開が非常に面白いと感じて、60分間、他のコーナーも含めてダレることなく視聴できるわけで、かなりバランスよく仕上がっている巻であると思います。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ38の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ38のネタバレ

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