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ほんとにあった! 呪いのビデオ35の視聴レビューとなります。

岩澤宏樹や菊池宣秀の一時的な離脱を受けた児玉和土の作品ですが、それを補うかのように各コーナーの衝撃度が高いものになっているという印象が強い作品です。

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ほん呪35の各章のレビュー

中古ビデオカメラ

肝心要の映像の箇所に映り込んだ顔は非常におどろおどろしく怖い仕上がりをみせています。

しかし、映像がブレながら停止をして写真が燃え広がるようになる映像ですが、どう見てもこれは【CC BurnFilm】という映像エフェクトに見えてしまいます。

あまりにも機械的すぎる、その燃え広がり方は、このコーナーが合成で作られたものと証明しています。

ですが、怖いものであるということには間違いがなく、こうした映像エフェクトなどのことを知らない方々には非常に恐ろしく感じるコーナーであると思います。

海岸

若く顔立ちの良い女の子たちのビキニ姿が眩しいわけですが、それはさておき(笑)

問題の心霊映像ですが、これまでにも散々と語っている様に身体の部位が現れる系で怖いと感じるものは個人的に非常に少ないわけです。

このコーナーに映った黒い手というのも、衝撃度や恐怖度という意味ではパンチに欠けているレベルに収まっていると感じました。

シリーズ 監視カメラ 河川

このコーナーで紹介された映像を見ると、川そのものに何か起きるのかと思って見ていたわけですが、実際に川は関係ないというフェイント。

実は川の橋を走行する自転車にのる市民に現れていたというものですが、非常に興味深いものであります。

自転車の後ろに奇妙な人間が乗っているという代物ですが、まるで桜金造の怖い話にある事象がそのまま映像化されているといった印象です。

知らない間に誰かが自転車やバイクの後ろにのっているという怪奇談話は、桜金造の怖い話だけに限らず、各地で報告されているものであったりします。

そういう意味では非常に印象の強いコーナーであると感じ、評価できる一本です。

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肝試し 前編

投稿者の吉田さんがそこそこイケメンでアリ、黒いタンクトップを着ての取材。

そこで思い出すのは俳優の吉田栄作さんの昔の姿であり、投稿者はもしかしたら彼を意識しているのか?と邪推してしまう私ですが、本題へ。。

演出補の長田明子がデビューコーナーということでありますが、特に違和感なく進行していきます。

これまでにも散々、使われてきた結核病棟というものの廃墟がテーマになっているコーナーですが、前編は正直、ダラダラとすすむ展開であり見ていて体調によっては眠くなるような感じの地味な構成になります。

しかし、このコーナーは最後、それなりのインパクトと恐怖を視聴者に与えるものになるわけです。

家族旅行

このコーナーの問題の箇所は、おそらくは誰が見ても悲鳴を上げる位のものであると感じます。

窓から顔だけが現れるという心霊映像は、見尽くしているので私はあまり怖いとは感じませんでしたが、おそらく小学生の時に見ていたならば小便ちびるくらいの怖さがあったと感じます。

ただ、現れるだけではなく、心霊そのものが動いているというのも恐怖度を増長させるものであり、Part35の白眉的コーナーといっても差し支えないのではないでしょうかね。

黒い物体

個人的にPart35では一番、好きなコーナー。

肝心要の映像そのものは期待外れもいいところですが、非常に生々しく生活感があるコーナーです。

これだけビデオを撮るということが簡単に誰でも出来るようになった時代に、男女間の破廉恥な行為を収めたいというのは少なからず誰でももっている欲望であったりします。

リベンジポルノが未だに無くならないことからも、それは証明されているものであると断言できます。

このコーナーはそんな男の心情を赤裸々に告白しているものであり、投稿者が変態であると片づけることも可能ですが、気持ちは分からないでもないという矛盾をこちらに与えることに成功しています。

当然、恋人には持ちかけて断られるのは当然ですが、それでも諦めきれない投稿者はシャワーを浴びる恋人を盗み撮りするというシークエンスも挿入されており、生々しい一人の男の欲情の表れがこもっています。

最後にそんな投稿者は自殺してしまうという後日談が語られますが、それは何を意味していたのかということですが、狼藉を働いた人間には罰が起きると示したかっただけなのではないでしょうかね?

実際にはこうした行為そのものは、若者たちの間では日常茶飯事に起きているわけですが・・・。

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暗闇から・・・

前述したように身体の部位系の映像は個人的にはあまり好きではなく、怖いと感じる事すら少ない私ですが、このコーナーは別格です。

投稿者の息子である幸一くんはニコニコしながらも、口数が少ない少年ですが、そんな彼の首にのびる青白い手は非常に怖いと素直に感じました。

幸いなことに幸一くんは無事で良かったわけですが、こんなに感じの良い子供だからこそ、公園に徘徊する霊は連れ去りたいと感じたという隠喩が込められている気がしてなりません。

ほん呪のコーナーで紹介された身体の部位系では、私の中では現時点ではNo.1の衝撃と恐怖度がある一本であると思います。

バナナの叩き売り

小学生の頃に新聞紙をぐるぐるに巻いて、叩き売りのオヤジの真似を友達や兄とやっていたことを思い出しました。

なんか懐かしすぎて心が温まります。

そんなことをテーマにしているこのコーナーですが、バナナの叩き売りはあまり関係なく、逆さ系の霊が現れているものです。

確かに怖い映像ではありますが、少々、映り方が小さすぎるわけで、投稿者もよくこれに気づいたなと言えるものです。

投稿者がよく気づいたな・・・と感じるということは、即ちフェイクであると判断してもいいのですが、普通に怖い映像であることには揺るぎはありません。

肝試し 後編

結論から言ってこのコーナーの問題の映像は、現在の私でも悪寒が生じる位に怖いレベルに達しているものでした。

三度のノイズに現れたものを重ねると、大きく目を見開き、口を開けている苦悶に満ちた人間の顔。

それに加えてノイズと供に音声にも不気味な声が生じているというダブルパンチには、素直にお手上げ状態ですよ・・・。

しかし、このコーナーはこれまでのどのメインエピソードよりも多くの謎を残したまま終わってしまうという顛末には少々、納得がいきません。

宮前さんが結局、どうなったのかは判明しないままであるし、宮前さんとノイズの声との繋がりや因果関係の予想なども語られることは無く、どこか釈然としないまま終わってしまうわけです。

だからこそ、余計に後味の悪さを感じて怖いということでもありますが、スッキリしないのは視聴者的にもやはり首を傾げてしまうわけです。

しかし、肝心要の映像がこれだけ怖いものに仕上がっているのであれば、文句を言うこともないも思います。

怖さということに関しては、非常に高いクオリティを発揮している一本です。

総評

Part35以前はどこか演出補が作品を引っ張っている感が強かったわけですが、ここからは暫くの間、本来のコンセプトである怖い映像、呪いの映像を紹介していくという形になり、より見応えのあるコーナー作りに力を注いでいるのが判別できます。

巻そのもののレベルは非常に高いと感じるのがPart35であり、単純に難しいことを考えずに怖いものが見たいという人には自信をもっておススメできるものであると思います。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ35の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ35のネタバレ

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