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ほんとにあった! 呪いのビデオ32のレビューですが、非常に過激な展開となるメインエピソードが秀逸です。

そして、この巻から始まるストーリーから、イケメン菊池の人気がファンの間で不動のものとなっていくことになるわけですが。

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ほん呪32の各章のレビュー

運動会

本来、ある筈のものが消えてしまっているというのも、心霊映像にはよく見られるパターンですね。

これ系はあまり怖いと感じない私ですが、これは少々、奇妙に思える点があります。

体育館の子供たちの動きが一方向に向かっているのに対して、問題の子供の身体の向きは上半身が消えていても逆を向いていることが妙に気になります。

元々、いた子供が何かの都合で身体が消えてしまっているということではなく、この子供そのものが霊であるという具合にも見えるわけで。

犬の散歩

コーナーに不意に現れた女子高生二人組が何となく可愛いと感じる下衆な私ですが、それは置いておいて(笑)

問題の映像そのものは携帯電話で撮影された画質ということと、日の沈んだ時刻に撮られたということで、非常に不鮮明。

ですが、確かに女性の顔であることが認識できるくらいに映っており、その形相は非常に怖いものであると思います。

映像が撮られた背景の噂話は信憑性がまるでなかったりしますが、そういうことがあっても不思議ではないとは感じるものともいえます。

コーナーの仕上がりとしては、少々、パンチに欠けるとは思うものの、充分、本編で紹介されるレベルではあるかと感じます。

クラブ・イベント

クラブの様に閉鎖されて、あらゆる人間のエネルギーが充満する空間には、奇妙な事象が起きやすいことは割と当然であります。

それは霊云々だけではなく、もっと本質的な人間の念みたいなものが関係していることがあるからです。

問題の映像は確かに人の顔が映り込んでいる様にも見えるのですが、少々、ハッキリとしていない状態であるのが、微妙に感じます。

あまりクッキリと映り過ぎていても合成であると瞬時に見破られてしまうし、かといって薄くしても分からないという具合なわけで、どこか調整が難しいというようなフェイクを作る側の視点でみてしまった一本です。

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不在

この投稿もあるはずのものが消えてしまっている系の心霊映像。

それにしても投稿者が撮影するこの男のマシンガントークには少々、胡散臭さを感じてしまうわけで、微妙に嫌悪感を抱かずにはいられません・・・。

それはそうと問題の彼の手が消える箇所ですが、正直、私からするとヘタクソな合成だな・・・と感じてしまうわけですよ。

ケシの範囲が見えてしまって、それがでかすぎるような感じがして、その時点で興ざめといったところでしょうか・・・。

27 -Twenty Seven- 前編

演出補でお馴染みの菊池宣秀のルーツを紐解いていく続き物の第1話となる【27-TwentySeven-】。

題名は年齢を表しているもので、どこか、これまでのほん呪と違って、横文字でカッコつけたかのような入りは、多少、好みであります。

非常に気になったのは、これまでフェードアウトしていった演出補のその後がそれとなく語られていること。

福田陽平が指揮していた時期のスタッフである丸中は再起不能、中晶子は失踪してしまったと明言しているかのような描写、更にほん呪女性演出補でマスク的にNo.1といってもいい門間しのぶとほん呪演出補史上、一番、態度が悪い藤屋敷隆志の両名が自殺しているというシークエンスは地味にショッキングに感じます。

実際にはそれはありえないと私は思っていますが、あくまで【ほんとにあった! 呪いのビデオ】という世界の中ではそうなっていると理解するといいのでしょうけどね。

そして、菊池は元々、投稿の常連であったということが明らかになり、持ち込んでいる映像と同じものが投稿されてきた為に、急遽、日の目をみることになったという展開は非常に練り込まれたストーリー展開といえます。

加えて今回、デビューとなる女性演出補・渡邊利枝ですが、今後、時折、岩澤と対立するような場面もちらほら出てきますが、非常に鋭い着眼点を持つ頭の冴えを見せているのも特徴。

渡邊が発見した赤いマークをみた時は、映画【ブレアウィッチプロジェクト】を思い出してしまったわけですが、しっかりそれには意味があったことを示す展開も見ていて面白かったです。

実はそのマークは投稿者の柏木さんを狂わせる呪術を示していたというのを岩澤が見破るわけで、個人的に心霊映像などをそっちのけでこのストーリー展開がたまらないと感じました。

続きは後ほど。

シリーズ 監視カメラ ネットカフェ難民

会社勤めしていたときに、上司からセミナーにいかされた際、帰るのが面倒になりネカフェに泊まったことがあります。

何気に結構、快適なんですよねぇ・・・安いし、シャワーもあるし、飲み物は飲み放題だし、食べ物も好きな時にオーダーできるわけで。

そりゃ、ネカフェに住む人間も多くなるよなーと感じていましたが、それはいいとして、問題の映像。

特に怖いと感じることはありませんでしたし、インパクト的にも『ふーん・・・で?』と、いうレベル。

特にこれといって言葉が出てくるわけでもないコーナーでありましたが、確かに不思議なものが映っているという感じで、こういうのがガチなのかもしれませんねぇ。

タクシー

Part32において最大のインパクトを誇る白眉的コーナーといえます。

タクシーのトランク部分を這いずって、滑り落ちるように消え去る女性の姿ということですが、フェイクにせよ何であったにせよ凄い映像であることは素直に評価します。

こんな映像を撮影してしまったら、少々、仕事に差し支えるんじゃないか?と気の毒になるくらいに凄いインパクトを醸し出している一本です。

タクシーの運ちゃんって何気に結構、色んな体験をしている人が多いんですよね。

ですが、それを認めずに流しているというのは、ある意味、正しい向き合い方とも言えるでしょう。

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赤い人

どこかガチっぽい雰囲気が漂っている投稿映像ですが、そういうものの方が案外、インパクトがなくて面白味が無かったりしますよね。

本物のガチの投稿映像って、そんなもんなのかも知れませんね。

このコーナーの映像もそんな感じですが、確かにタイトル通りに赤い人が映っているわけです。

不意に消防車が集まっているその様子は、確かにその時に何かが起きていたことは間違いないわけであり否定のしようがありません。

そして、そこに映り込んだ不可解な人間・・・怖くはありませんが、生々しさは充分に感じられるそんな一本です。

続・27 -Twenty Seven- 前編

10年近く前に当時、女房と供に寝転がりながら見ていたけど、二人して面白いなぁ・・・と呟き合って見ていました。

ですが、まあ、ヤラセ間違いないよね・・・とも話し合っていたりもしました。

一介の映像制作スタッフが人の自殺模様を撮影していたということが本当ならば大事件であり、ほん呪自体も存続が危ぶまれる事態になろうだろうと思うからです。

しかし、ドキュメンタリータッチのドラマとしてみるならば、非常に面白い展開であり、生々しいわけですよ。

映像ではたかだか数十分前に生きていた人間が、首を吊ってしまっているという状態を見せつけられることによって、タダゴトではない感覚に捉われるわけであり、何をどう勘ぐっても先が気になって仕方がないという気分に駆られるわけですよ。

柏木さんが首を吊るまでのシークエンスも非常に細かく出来ているのもポイント。

突然、態度を硬化させた柏木さんの自宅を訪問したスタッフを上から見つめているかのようなカーテンの開き方は、凄まじく不気味な演出であったりします。

調査の為に普段は感情を押し殺している演出補たちがこの時ばかりは取り乱す様子も、ストーリーを際立たせることに拍車をかけています。

嘔吐して咳き込みフラつく岩澤の様子や柏木さんの首吊りを見て泣きながら崩れ落ちている渡邊の姿、黙りながらもカメラを回して焦る児玉のいずれもが臨場感に溢れていますよ。

しかし、フェイクであるとはいえ、巻末の警察官の動きと言うのも非常に生々しいものがあります。

実際には別件で何かの形で事情聴取をされている児玉の映像を使ったのだとは思いますが、面倒くさそうにゴルフのスイングをしているかのような警察官の細かい動きもコーナーに生々しさを挿入するスパイスにもなっていると私は感じました。

何にせよその辺りのシークエンスをよく撮れたな・・・と感心できたりする、そんな凄まじい展開が前編の27ということで非常に楽しめました。

総評

メインエピソードの【27】に集約されてしまうPart32ですが、だからこそ他のコーナーが割と薄い仕上がりになっているのかも知れません。

ですが、前述したように【タクシー】の映像などは、非常に見応えのあるショートコーナーであるのも評価が高いといえます。

ほん呪ファンにとって大人気の菊池が中心となっていく27は、今後、2巻に渡って続いていくわけですが、その感想やネタバレは後日に。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ32の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ32のネタバレ

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