ほんとにあった! 呪いのビデオ2のネタバレを。
既に見ている人は読む必要がない部分もあるかと思われます。
しかしネタバレを読むことで再び視聴したいと感じることもあるかと思われます。
ほん呪2の各章のネタバレ
作業服の男
投稿者の吉田さんは観たものを不幸にするビデオの存在があるという旨を手紙で示しているものの、危険を感じてビデオは同封しなかった。
吉田さん自身はビデオに映ってはいるが、問題の映像は見ていないという。
構成の中村義洋は茨城県T市に飛び、投稿者の吉田さんと落ち合い、公園での取材をはじめる。
1999年2月に彼氏の野田覚さんと旅行にいった際に電車の中で彼氏が吉田さんを撮影。
吉田さんは半年前といっているので、撮影されたのは1999年7月であると思われる。
旅行から帰って来て、2月9日の夜に覚さんからの電話があり、旅行中の電車内に隣に誰かいたかの確認を求められる吉田さん。
ボックスシートの電車内で撮影されていたが、窓に別のシートの模様が反射でうつっていた。
反射した窓には吉田さんと覚さんしか映りえないはずなのに、もう1人いるのだという。
この電話を最後に吉田さんは覚さんと連絡がとれなくなり、彼は消息を絶ったのだった。
中村義洋は覚さんの自宅を訪れて、供にビデオを観たという弟の野田充さんに失踪前の様子をきく。
2月9日の夜、覚さんは彼女との旅行のビデオをダビングしていたときに友人の山本裕一さんが訪ねてきた。
その時に覚さんは映像内に例の不可解なものを発見。
別室にいた弟の充さんも呼ばれて3人でビデオの問題の箇所を鑑賞するが、友人と充さんはそれが霊だとは思えなかった。
しかし覚さんはここに人なんかいなかったといって、彼女の吉田さんに電話したという。
そこで電車内の問題の箇所には人はいなかったことを友人や充さんも知った。
11日未明の明け方に兄の覚さんが部屋を出ていくのを充さんは確認していたという。
覚さんは財布や携帯電話ももたずにそのまま家を出て、そのまま行方がわからなくなった。
16日に自宅近くの川のそばで、充さんは偶然、兄がはいていたサンダルを発見。
警察に連絡して付近を捜索してもらったが、成果は無く目撃情報もなかった。
充さんは覚さんが失踪する前の11日の夜に、友人2人を招いて問題のビデオを見せてしまっていた。
ビデオを観た帰り、友人2人は帰り道、車で事故を起こして、男友達の方は意識不明のまま。
もう一人の女友達は軽症であったが、事故当時は走り慣れている道であったし、事故が起きやすい場所ではなかったという。
実は女友達の方は心霊などが嫌いで、ビデオを観ているふりをしていただけで、実際は観ていなかったそうだ。
2月20日、充さんにも異変がおきた。
何度も高熱に冒され続けており、20回ほどそれを繰り返し、涙が止まらないという原因不明の症状も出てしまったのだという。
充さんと覚さんと供に最初にビデオを観た兄の友人の山本さんは友人たちに見せるつもりで問題のビデオをダビングした。
その後、2月27日、その山本さんも仕事中にアクシデントに見舞われた。
大工で2階の高さで作業中に足場が突然、崩れて転落。
大阪の実家に療養中であるという事であった。
構成の中村義洋は山本さんに電話で取材し、ダビングしたビデオがどこにあるのかを聞く。
するとビデオは手元には無く、東京にいる女友達に貸したままであることが判明。
スタッフは山本さんからビデオを借りている女性を見つけて、取材すると彼女も視力の急激な低下が起きていた。
更にその女性は別の友人と問題のビデオを観てしまっていたが、その友人も後日、花火が暴発して目の周りに大きな火傷を負うという不幸に見舞われていた。
こうした不幸を呼ぶビデオは作品の最後に公開される。
この後、このビデオに問題の映像がおさめられていますが、ご覧になられるかどうかはあなたの自由です。
ご覧になりたくない方は、ここでビデオを終了して下さい。
と、いう注意書きが挿入されて、問題の映像に突入。
その映像はボックスシートに座る吉田さんに話しかけている撮影者の覚さんという形で進む。
覚さんは電車外の窓にカメラを向けると、そこには坊主頭の作業服姿の男が座っている。
そしてその男はカメラの方を向いて、ボソっと何かを呟いていた。
『こわいよ』という様に聴こえるのだが・・・。
そしてここで2の本編は終了する。
窓の外を落下する光
ケンタッキーフライドチキンの店舗内で取材記録はスタート。
広島・尾道に修学旅行にいった彼女たちは夜、暑かったために窓を開けっぱなしにしていたという。
その時、部屋を撮影していたビデオ映像に縁側の上から白く光る物体が落下している様が映っていた。
その翌朝に投稿者の沼館さんは旅館を後にする際、背後から視線を感じ振り返ってみると、旅館の屋上に彼女たちの学校のものではない制服を着た少女が立っていたという。
傍にいた友人にその少女がいることを言ったときには、姿は消えていた。
修学旅行が終わってから、かつて同じ旅館にいったことのあるOBに聞いたところによると、過去にその旅館では女子高生が飛び降り自殺をしていたという曰くがあるというのだ。
飛び降り自殺をした女子高生も修学旅行できていた子ではなかったのか?という思いを打ち明けるが、その真偽は定かではない。
サイドミラーに映る女の顔
投稿者の渡辺さんは購入したばかりのビデオカメラで助手席側から見える車外の様子を撮影していた。
助手席側のサイドミラーにカメラがふられると、ミラーには真っ白な女の顔のようなものがうつりこんでいた。
タイトルでも女の顔と銘打っており、ナレーションでも女の顔といっているが、実際には女性の顔には見えない。
しかし奇妙なものが映り込んでいるというのは確認できるのだが・・・。
自主映画に映った男の影
青春もの自主映画をとっていた大学生たち。
取材は本校舎前で行われて、監督を務めた今久さんの証言からはじまる。
旧校舎の階段の踊り場で撮影していたシーンに奇妙と思える人の影が映り込んでいた。
自主映画に出演している役者の学生たちも全て登場して、当時の様子を証言。
スタッフや役者らは階段の下におり、踊り場から上の階には人はいなかったという。
影が映り込んでいた為にリテイクすることになり、2回目の撮影を敢行。
再び影が映り込むことがないように万全の状態で撮影するも影が入り込む奇怪な現象は再び起きてしまった。
結局、そのシーンの撮影は別の場所で行うことになったが、演じていた女優の一人はその旧校舎に入った途端にただならぬ雰囲気を感じていたということを吐露。
問題の旧校舎は戦時中は病院であり、後に学校側が広くするために病院を学校に改装したということであった。
そして学生たちの間では、その病院は人体実験が行われていたという噂もあったという。
1度目に撮影されたシーンと、リテイクシーンを続けざまに公開。
明らかに男性のものと思われるくっきりとした影が映像にはおさめられていた。
結局、影の正体は判明しないまま、このコーナーは終了する。
神社の木に浮かぶ顔
ペットのコリーを散歩している投稿者は途中で神社に立ち寄る。
映像には既にいた参拝客が投稿者のコリーを撫でているシーンが映し出されている。
投稿者が右にカメラを振り、神社の庭園を撮影していると、中央の樹木に斜めに映った女性の頭部から首の部分がうつりこんでいる。
壁からのぞく白い影
投稿者の青柳さんと友人の女性が自動販売機でジュースを購入。
それをカメラで撮影している、もう一人の友人。
ジュースをネタに雑談をしながら帰路についている途中に、二人の背後に建っている小洒落た建物の後ろに真っ白な人型の影がスーッと横切る様に映し出されていた。
白い影であるが、よく見ると目や口の影なども確認できるものである。
踏切りに現れた足
踏切の監視カメラを持ち込んだ元駅員に市内のファミレスで取材をする構成の鈴木謙一。
駅員時代にふと監視カメラの映像を見て、明らかにおかしいと感じた投稿者。
そこは7年間に6人の人間が飛び込み自殺をしている曰くつきの場所であるという。
更にその6人のいずれもが遺書を残していないという奇怪な事実がある様子。
投稿者の案内で問題の映像が撮影された踏切りにいくと、そこは非常に見通しがよいところである。
他の踏切りと比べても過去に死者を出している踏切りは、問題の映像が撮られた踏切りだけであるのだという。
更に必ず一方行から飛び込んでいるという奇怪な共通点もあるのだ。
加えて他の踏切りには監視カメラは設置されていないのに、問題の踏切りに設置してあることに疑問があった鈴木謙一は鉄道会社に電話取材をする。
電話に応じた鉄道会社の女性職員からは有益な情報は聞けずに、一方的に電話を切られるという態度をされてしまう。
取材陣は鉄道会社の対応に更に疑問をもち、周辺住民への聞き込みなどを開始。
現場となった踏切りの近くで農作業をしている男性は2回も飛び込みを目撃していた。
男性の証言によると飛び込みをした人間は自殺をする様子には見えなかったそうだ。
しかも飛び込んだ人間は男性の息子の同級生の女生徒であり、自殺する動機も不明であったという。
そもそも過去の飛び込みも自殺であるとは考えにくいと思ったスタッフは過去に踏切りで飛び込もうとした人間を救出した女性をみつけて取材する。
女性の通っている学校でも幽霊が出ると噂になっている踏切りであり、救出した状況を事細かに説明。
そして、実際に女性に助けられた男性も見つけ出して、更に取材をする。
助けられた男性は全く自殺する気はなく、女性に救出された時の記憶があまりないと証言。
だが、踏切りに男の子がいて、その男の子が踏切り内に入って行ったので『助けなきゃ』という心境に駆られて、踏切りに進入したのだという。
実際にはその男の子は居ない存在であったが、8年前に踏切りの遮断機が故障して降りなかったことが災いして、命を落とした男の子がいたのだという。
問題の映像は夜、遮断機の上部にとりつけられたオレンジ色の電灯に照らされた薄暗い踏切りの様子が映っていた。
遮断機が下りたときに白く光るかのようにうつっている子供の足だけの映像が収められていたのだった。
事故を予知した警告の映像か・・・
投稿者の野邉さんがカメラを回し、撮影したバーベキューの様子。
もう一人の投稿者である松森さんがうつっている時に、彼の右足が膝から消えているという映像が映し出されていた。
その半月後、松森さんがバイクで事故をおこして、骨折してしまうというアクシデントに見舞われた。
ギプスで固定された松森さんをみて、野邉さんは驚く。
それはちょうど映像で消えていた箇所とマッチしていたからだという。
つまり映像は事故を予知していたという何者からの警告であったと思わせる括りで終了。
子供を呼ぶ声
投稿者の片野さんは近所にある橋に妻と子供を連れて出かけた。
妻と子供の仲睦まじい姿を撮影していたが、片野さんの耳元では撮影中に耳元で何かが聞こえた。
思わずカメラを左にふってしまったが、そこには何も確認できなかった。
家に帰ってから撮影したビデオをみると、女性の声で『あけみちゃん』という音声がしっかりと録音されていた。
1でも登場した埼玉県音響粒子学研究所の所長・貝原茂夫氏が登場し、分析結果を述べる。
普通に聴くと分からないが、波形にして分析すると低音部分が欠如しており、貝原氏の分析では呼吸器系に異常がある人間であるということであった。
そして片野さんが撮影時に左にふったところには藪があり、その奥には墓地があったという。
取材時にたまたま片野さんの家に遊びに来ていた親から興味深い証言がもたらされる。
22、23歳くらいの女性が30年ほど前に撮影した橋の近くの藪で首吊り自殺をしていたという過去があったという。
地元の葬儀社の柴田さんに取材をしたところ、首つり自殺をした女性の情報が明るみになる。
色白の華奢な美しい女性であったそうだが、病気持ちで結核を患っていたという。
子供をもうけたが、病が重くなった挙句に離婚が重なってしまい、子供は旦那のほうがひきとったという。
貝原氏の分析でその声が実際にどこにいたのかが特定され、問題の映像で位置を確認すると髪の長い女性と思しき人間の頭部が映っていたのだった。
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