
ほん呪26のネタバレになります。
今回は更に映像そのもののインパクトが上方修正されている印象が強く、後作の伏線が散りばめられた構成となっております。
ほん呪26の各章のネタバレ
おことわり
本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般の視聴者より投稿していただいた映像です。
ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。
本作品はお祓いを済ませております。
福田陽平時代の巻頭のおことわりは微妙にテロップが変わっていましたが、児玉和土になってからは一語一句まったく変わらなくなっておりテンプレート化されていたりします。
バンコク観光
投稿者の市川昭一さんがタイ・バンコクのツアー旅行に参加した際に撮影したもの。
タイの伝統演芸やタイのダンサーによる際どい衣装のショーなどが映っているのだが、問題の映像はバンコク内で有名な由緒正しい寺院(ワットポー)を訪れた際のカット。
そこには煩悩を表すという108の黒い坪並べられている場所があるのだが、それを映しているときに黒い坪の一つから、カメラをみつめるかのような人間の顔が現れていたのだった。
セミナー・キャンプ
投稿者の大学生・石黒さんが夏休みを利用して山中のバンガローを使ったセミナーキャンプに参加した際に捉えた映像。
問題のバンガローが建てられた山は、シーズンになると旅行客が賑わう場所でもあるが、その一方で過去には多くの殺人事件の現場にもなった曰くつきの場所でもあった。
問題の映像はバンガロー内でセミナーの参加者たちが自己紹介中の模様を捉えている時に現れる。
途中で奇妙なブロックノイズなどが出て音声が途切れるのだが、その後にバンガローの窓に外から中を見つめるかのような紫色に淀んだ肌の長い髪の女性が映り込んでいる。
更にその女性はすぐにバンガロー内部の柱の影に移動して存在しているという状態が映されていたのだった。
内部で映し出されている女性はその容姿がハッキリと認識できるほどである。
湯灌(ゆかん)
投稿者の田中昌治さんが捉えた問題の映像は、友人のカップルを自宅に招き入れて、遊んでいる様子を捉えたものであった。
その際、テーブルの傍に不可思議な人物の顔が録画されてしまっていたことから、製作委員会に映像を投稿。
後に映像に登場する友人カップルも含めての合同取材を行うはずであったが、カップルの女性である黒川美紀さんが事故に遭った為にキャンセルとなる。
その為に投稿者の田中さんの自宅で彼一人だけに話をきくという形の取材インタビューが始まる。
女性演出補の二木二葉が田中さんにインタビューをするという形で進行していく。
それによると田中さんの親友である新谷さんと彼の彼女である黒川さんと三人で飲むことになった。
黒川さんは結婚式場でメイクをするという仕事をしていたが、そのうち飲んでいる時にメイクをしてもらおうという話になり、それを撮るという遊びをすることになった。
そこで不思議なものが映り込んでしまったということであり、黒川さんはその後、事故に遭い、意識不明の重体になっているということであった。
田中さんは気になることがあると二木にいう。
それは問題の映像の箇所に気づいた時に新谷さんと黒川さんに見せたわけだが、黒川さんは昔のことを思い出したという。
黒川さんは結婚式場に勤める以前は死体にメイクをする仕事をしていたそうであり、その頃の気持ちの悪い体験を思い出したというのだ。
その後、新谷さんに電話取材したが、そこで明らかになったことは以前に黒川さんが従事していた仕事は湯灌(ゆかん)というものであり、葬儀社が引き受けているものであるという。
黒川さんが以前に働いていた葬儀社の社員である棚田淳子さんにスタッフは取材を敢行する。
棚田さんは黒川さんのことをよく覚えており、黒川さんは突然、仕事を辞めた人間であり、その理由をスタッフに打ち明ける。
それはかつて交通事故でひどく身体が損傷してしまった遺体であり、黒川さんはそれを見て嘔吐して早退してしまったのだという。
その日のうちに仕事を辞めてしまったのだという。
遺体は女性であり、スタッフはそこから棚田さんの協力の元、交通事故で亡くなった女性を調査することにする。
すると黒川さんが交通事故で重体になった現場と、その女性が交通事故で帰らぬ人になった事故現場とは、僅か数十メートルしか離れていないことを突き止める。
問題の映像は田中さんの自宅で黒川さんが彼氏の新谷さんにメイクをする模様を談笑しながら映しているもの。
その際、お酒やお菓子が置いてあるテーブルの傍で新谷さんがメイクをされているシーンがあるのだが、テーブルの下に髪の長い顔に裂傷を受けているような女性の頭部がしっかりと映りこんでいたのだった。
廃屋の住人
投稿者の中田伸介さんは廃墟を探検するのが趣味である。
その帰り道で偶然、見つけた廃墟に立ち寄った際に捉えた映像である。
ビデオを回しながら、廃墟内を散策すると、そこには布団が敷かれている部屋がある。
かけ布団を中田さんはおもむろに剥ぐと、そこには老人のミイラ化した遺体を見つけてしまう。
映像には遺体を見つけてしまって激しく動揺して、足早にそこから離れようとする中田さんの様子が分かるが、そこから離れる際、廊下に老人の顔がカメラを見つめるようにして現れていたのだ。
オークション
投稿者の近藤寿志さんが大学の同級生と供に卒業間近の時期にお別れ会を自宅で催した時に撮影したビデオである。
近藤さんは大学卒業後は大阪の会社に就職をしているが、東京に出張する際にスタッフルームに立ち寄ってもらった。
その際の取材インタビューの模様からコーナーは始まる。
自宅で近藤さんたちが飲んでいた時、氷がなくなったので近藤さんが自宅の冷凍庫から氷を出した。
その際、友人が冷凍庫に何か映ったといいだして、後で映像を見返してみると、映像には確かに冷凍庫の中に何かが映っていたというのだ。
岩澤が問題の冷蔵庫の話をふると、近藤さんはそれはオークションで買った中古品であることを話す。
映像を撮ってしまった後に、問題の冷蔵庫は処分してしまったということだが、以前に使っていた時は時々、生臭いと感じることはあったという。
田中さんの証言を元に、岩澤と児玉はまず田中さんが元住んでいた問題のアパートを調査することにしたが、問題の映像が撮られたことに繋がる有力な情報はなかった。
オークションで冷蔵庫を落札した際の情報が田中さんのアカウントに残っていた為に、そこから冷蔵庫の調査を行う岩澤。
冷蔵庫を出品していたのは、あるリサイクルショップであり、その店長である斉藤静男さんに取材を敢行。
問題の冷蔵庫は元々、斎藤さんの高校の同級生である矢川さんから譲り受けた物であるそうで、その際、矢川さんは仕事を辞めて住居を引き払う時であったという。
その後の調査で矢川さんの同僚であった女性・森本さつきさんを探し当てることが出来たスタッフは電話取材をすることに。
それによると矢川さんは立て続けに妻と子供を失い、精神的に参っていて仕事を辞めてしまったということであった。
更に子供の死因というのが冷蔵庫に入ってしまって亡くなったというものであった。
ここで一旦、コーナーは停止。
合唱
投稿者の澤村俊樹さんが結婚を控えて、実家を整理したときに見つけた中学生時代のビデオ。
それは澤村さんが参加した校内で行われた合唱コンクールの模様である。
問題の映像は男子生徒、女子生徒が舞台上に並んで合唱しているのだが、その際、同級生の一人の女子生徒に奇妙な事象が起きている。
それは女生徒の後ろに、もう一人、色彩を失った白黒の女生徒が現れているというものであった。
同じ顔であり、同じ動作をしているが明らかに映り込んでいる白黒の女生徒。
他の生徒には全く現れていない事象であり、その彼女にだけ起きている不思議な様子が現れていたのだった。
シーソー
高校生の投稿者・富永裕太さんが深夜、公園で彼女とデートをしている際に捉えたビデオ。
携帯電話の動画撮影機能を使って、彼女に話しかけながら接写している仲睦まじい様子が収められている。
シーソーに座り自分の携帯電話を捜査しながら、富永さんの問いかけに応える彼女の様子。
問題の映像は富永さんが彼女の顔を接写する為に、カメラを近づけた際に現れる。
彼女が座るシーソーの背後に白いシャツに赤いワンピースをきた首のない少女が映り込んでいるのだった。
以前にこの公園の近くに建てられた団地で幼い少女が屋上で遊んでいた際に、誤って落下。
その際、建物に付属していたワイヤーに当たって首をとばして絶命するという悲惨な事故が起きていたという。
続・オークション
矢川さんの子供の事故を調査する岩澤とスタッフ。
その過程で子供が冷蔵庫で亡くなるという事故は、割と数多い報告例があることが判明。
スタッフルームで岩澤と菊池はこの件に関して話し合う様子が流れる。
自分の子どもが事故死したとして、その冷蔵庫を他人に使用してもらうために手離すというのは、おかしいと感じていた。
矢川さんがかつて子供が事故をした時に住んでいたアパートを見つけ出した岩澤は調査を開始。
以前に事故の際に矢川さんの自宅アパートの隣に住んでいた木下有子さんが取材に応じてくれて話をきくことに。
木下さんによると、矢川さんがそのアパートに引っ越してきた際は子供と二人だけであったという。
以前に妻を病気で亡くしており、二人だけになったので狭いアパートに引っ越してきたということであったという。
問題の冷蔵庫の事件に関しての質問を岩澤は木下さんにぶつけてみると、詳しくは話したがらない様子をみせる。
他の住民に聞き込み調査をしても、この界隈は住民の出入りが激しく、あまり過去に何があったかを語りたがらない人間が多かった。
しかし、後日、岩澤たちが聞き込みをした住民の一人からメールが届く。
それは事件当時の事細かな詳細を打ち明ける内容であり、それによると、矢川さんの自宅アパートからは夜泣きする子供の声が聞こえていたということ。
更に矢川さんの怒鳴り声がして、それが轟くと子供の声が静まるということがあったということであった。
メールの最後には警察は虐待の可能性もあるとして調査をしていた気配があるとつづられていた。
結局、虐待による事件として立件することは出来ずに放置される状態になってしまったという。
ここで、近藤さんが投稿してきた問題の映像が公開される。
近藤さんが友人に急かされて氷を冷蔵庫に撮りに行く様子を撮影しているもの。
台所に近藤さんが冷蔵庫をとりにいく際、後ろから話しかけながら追従する形で撮影しているのだが、近藤さんが冷凍庫を開けて氷を出すと、氷があった箇所に逆さまに子供の顔が映り込んでいる。
友人はそれに気づいて、近藤さんに疑問をぶつける様子まで収められていた。
シリーズ 監視カメラ 製作委員会スタッフルーム
ほんとにあった! 呪いのビデオ製作委員会のスタッフルームには、過去に突然、起きる異常事態を記録する為に監視カメラが備え付けられるようになった。
Special5や、Part14で紹介されたスタッフルームの映像が流れると供に、最近、再び異常な事象を撮影することが多くなったという前置きが語られる。
演出補の菊池宣秀がカメラに向かって、最近の異常事態を証言する。
ある日、菊池がAM1時ごろにデータ入力の仕事をしていた際、傍にある窓を叩く音が聞こえた。
その時に菊池は窓を開けて見ると、そこには何もなかったが、逆の入り口のドアからも叩く音が聞こえたという。
ドアの様子を伺っても何もなかったが、気になったので監視カメラの映像を確認することに。
すると、菊池が窓からドアの様子を伺いに移動した際に、窓の方に髪の長い女性が窓を横切る形で撮影されていたと証言。
岩澤と児玉がスタッフルームの問題の窓を開けて、様子を伺う。
スタッフルームは三階のフロアにあり、窓にはバルコニーなどもなく、人が横切るということは考えられない。
この事象に関して、岩澤と菊池と児玉がスタッフルームでミーティングをする様子が公開されるが、これらの事象と関係していると思われることがあることに注視することに。
それはPart24の【ダビング】にまつわるものであり、公開直後、多くの反響が寄せられたと同時に視聴者やスタッフにも不可解な事象が起き始めていたことに言及。
岩澤は【ダビング】で紹介された映像をみる前は、日常的におかしいと感じることは無かったということであり、やはりそれが切欠であると感じずにはいられないという意見を口にした。
ダビングの最後には関わったスタッフがそれぞれ一本づつ、ダビングをして映像を増やす様子が収録されているが、児玉はそこに注目。
岩澤も菊池もダビングしたビデオを他の誰にも見せていないといい、児玉も誰にも見せていないという。
菊池は元演出補の大谷直樹のことを思い出して、彼のことを気にかける言葉をつぶやく。
岩澤は大谷に連絡をとり、最近の近況とダビングのことをきくことに。
大谷は友人にダビングしたビデオをみてもらったが、特に何も不幸なことは起きていないということであった。
ここでスタッフルームに備え付けられた監視カメラの紹介に流れる。
スタッフルームで菊池が電話をしているところに、菊池のカップに飲料をついであげる岩澤の様子などが映し出される。
その後、スタッフが帰宅した後の室内の様子が流れるが、突然、椅子が激しく倒れたり、ロッカーの扉が勢いよく開くポルターガイスト現象が捉えられている。
そして菊池が証言した問題の映像が公開。
スタッフルームの時計はAM1:25を指している。
無音状態であるが、その時、パソコンに向かって作業している菊池は窓の方に何かを感じて、立ち上がり窓を開けて外を伺う。
すぐに出入口のドアの方に歩きだして、ドアを開いて外の様子を伺う。
その時に開きっぱなしの窓の外に髪の長い女性のようなものが、まるで浮遊する様に横切る映像が確かに確認できるのだ。
その後、菊池は開きっぱなしの窓を閉めて、再び仕事に戻る。
菊池の姿がないAM4:00の映像にはロッカー傍の書類棚の上に会った小物が、はじけとぶように地面に転がる様子も映し出されている。
これらの事象を重く見たスタッフ達は、身の危険を感じ、スタッフルームの安全が確認されるまでは一次的に別の場所に移すということにした。
事務所の移転作業を児玉はカメラで記録。
そこには軍手をして足早に作業をする岩澤や、タオルを頭に巻きながら岩澤と供に機材を運ぶ演出補の横田則幸。
炎天下の中、ペットボトルのポカリスウェットを飲む岩澤と、大容量の巨大なペットボトルのポカリスウェットを勢いよく飲み込む姿の横田則幸の姿が流れて終了する。
次回予告
突然、恐怖の表情を浮かべる岩澤のアップシーン。
スタッフが誰もいなくなったという言葉の後に、『製作委員会崩壊!』という仰々しいテロップが挿入。
菊池が大きな声で倒れ込む岩澤に呼びかけるシーンの後に『製作委員会を襲った現象の正体とは?』というこちらも仰々しいテロップが流れる。
☟内容やレビューは以下のリンクから☟
・ほんとにあった! 呪いのビデオ26のレビュー
・ほんとにあった! 呪いのビデオ26の内容
関連コンテンツ一覧
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。