
ほん呪25のネタバレを一挙に紹介します。
今回もメインエピソードは人間が怖い系の印象が強いものでありますが、心霊映像そのものもインパクトの強いもので固められていると言えるでしょう。
ほん呪25の各章のネタバレ
おことわり
本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般の視聴者より投稿していただいた映像です。
ご覧いただいた後、不可解な出来事や霊的現象が起きた場合、こちらでは一切の責任を負いかねます。
本作品はお祓いを済ませております。
半面の男
投稿者の松岡邦彦さんは同大学のサークルの後輩と一緒に心霊スポットとして噂になっている廃墟へ潜入。
かつて廃墟は某企業のセミナーを行う建物であったが、既にその面影はなく荒れ果てているものであった。
松岡さんと後輩はビデオカメラを回し、サークルのメンバーに見せるつもりであった。
懐中電灯を持ち、テンション高く内部を散策する二人。
問題の映像は荒れ果てた廃墟内を進んでから、カメラに向かって微笑む後輩の姿を捉えた時であった。
彼の背後から髪で半分、顔が覆われた西欧人のような男の顔だけがカメラに向かって浮遊しながら向かってくるというものであった。
不気味な女
投稿者の橋詰陽子さんは実家の母に向けて、新しいマンションに引っ越した記念に、携帯電話の動画撮影機能でビデオを撮影。
その際、とんでもないものが映ってしまった為にスタッフの元に投稿。
公園で演出補の岩澤宏樹が橋詰さんにインタビューをするという形でコーナーはスタートする。
橋詰さんは動画を撮影していた時の状況や心境を岩澤に語る。
映像を撮っている際、何か不審な気配は感じていた橋詰さん。
問題の映像を撮影し、マンションから一目散に逃げだした橋詰さんは友人を呼び、部屋を確認してもらったが、友人には何の異常もないと言われる。
更にマンションで過去に何かあったかを調べて見ても、何もないというのだ。
マンションの契約は残っているが、映像があまりにも恐ろしいものであった為に別の住まいを借りて、近々、引っ越す予定であると岩澤に告げた。
橋詰さんから問題の映像を捉えたマンションの住所を聞いた岩澤は、演出補の菊池宣秀と供にマンションに足を踏み入れた。
マンション内部は橋爪さんの私物がまだ残っている状態であったが、彼女から許可をとっているために、岩澤と菊池は部屋のあらゆる箇所をくまなく調べることに。
ユニットバスからカメラを回す児玉を呼ぶ岩澤の声。
岩澤はユニットバスの天井裏から、汚れたロープを発見する。
直径1cm、長さは約2mのものであり、ベトつきがあり、所々に白濁の塊のようなものが付着していた。
回収したロープを鑑定に出したが、その結果、白濁の塊は人間の皮脂であったことが判明。
更にA型とAB型の血液も僅かながらロープからは検出されたという。
その後の調査で4年ほど前まで問題のマンションを管理していた女性を発見し、彼女に取材を敢行。
元管理人の女性の名前は佐久間純子さんといい、岩澤は佐久間さんに直接インタビューをすることに。
当時は独身者専用のアパートであったが、佐久間さんが管理していた時に赤ん坊の泣き声が聞こえるとの苦情が入ったことがあったという。
その為に佐久間さんはクレームが入った部屋に確認を取りに行くと、その部屋の住人は赤ん坊がいることを否定。
結局、佐久間さんも他のマンションの住人も赤ん坊の姿は一度も目撃しておらずに、クレームを受けたその女性も佐久間さんが管理人を務めていた時期に引っ越していったという。
問題の映像は橋詰さんが母親に向けてのメッセージを交えながら、自宅のマンション内を解説するものである。
楽しそうに話しながら解説動画を撮影している際、クローゼットにカメラを向けると、赤ん坊の様な顔がカメラを向いている。
カメラを下に向けて何事も無かったの様にやり過ごそうとする橋詰さん。
気を取り直して背後のバルコニーの方にカメラを向けると、そこには長髪を振り乱して生気の全くない青い服を着た女性が立っていた。
それを見た橋詰さんはカメラをその場に捨てて、一目散に外へ飛び出していった。
置きっぱなしのカメラは低く濁ったかのような赤ん坊の絶叫ともいえる音声をしっかりと録音していたのだった。
ロッククライミング
投稿者の柴山清志さんは趣味のロッククライミングの登山の模様を仲間と供に撮影していた。
美しい絶景の秋の山と岸壁に打ちつけられる青い海の水が、素晴らしいBGMを放っているかの様である。
しかし過去にはロッククライミング中に落下して死亡しているという登山家もいる場所である。
問題の映像はロッククライマーたちが登っているところを下から撮っている際、画面端に真っ白な手がまるで登っていく彼らを求めるかのように伸びているのが映り込んでいる。
手だけであり、その手首の部分は透けているという紛れもない霊の手ということが見て取れるものであった。
僕の恋人
呪いのビデオ製作委員会に奇妙な映像が届いた。
それは女性が夜道を一人で帰宅しているところを後ろから撮影したものである。
その中に奇怪な顔が映り込んでいる為に投稿者の鈴木孝さんは調査をして欲しいとのこと。
鈴木さんの自宅へ赴いたスタッフはビデオを撮影した経緯を詳しく聞くことに。
それによると鈴木さんは恋人の仕事帰りを撮影したものであり、以前から恋人の写真などを一枚ももっていなかったことから、何かを持っておきたいという気持ちに駆られて撮ったものであるという。
恋人には心配をかけたくないので、まだ映像も見せていないという鈴木さんの依頼をうけた岩澤は調査を開始する。
岩澤はスタッフルームに戻り、鈴木さんの恋人である水谷英里子さんに電話で取材を申し込むことに。
電話に出た水谷さんに岩澤は経緯を話すと、水谷さんは鈴木孝という男性は知り合いにもいないし、恋人でもないという。
岩澤は児玉に指示を仰ぎながら、水谷さんに問題の映像を供に確認して欲しいと頼むと、水谷さんは勤務先にビデオを送ってくれと岩澤に告げる。
後で確認して、折り返し連絡をするという形で水谷さんは納得。
すぐさま鈴木さんに確認する岩澤。
改めて水谷さんは恋人であるのかを確認すると、鈴木さんは付き合っているという。
水谷さんとは友人の紹介で行ったコンパで知り合ったという。
岩澤は水谷さんが鈴木さんを知らないといっているということを伝えると、鈴木さんは彼女が嘘をついていると岩澤に反論。
鈴木さんは水谷さんが自分に気があるのは間違いなく、コンパの時以来からは会ってはいないが、いずれは交際することにはなると断言する。
自分の恋人になると感じて、無断で水谷さんの映像を撮影していた鈴木さん。
ストーカー行為に加担するわけにはいかないスタッフは、鈴木さんの調査依頼はここで打ち切るが、独自で水谷さんの周辺を調査することにシフトチェンジ。
水谷さんの元交際相手である井上光夫さんが取材に応じてくれて話をきくことに。
切欠は合コンであり、たった一カ月しか付き合っていないと語る井上さん。
別れた理由は水谷さんを知る友人からの彼女の男性関係が酷いと感じた為であった。
更に水谷さんは過去に婚約者がおり、新居としてマンションまで用意してもらっていた。
だが、水谷さんが浮気をしたことで婚約者がショックを受けて、電車に飛び込んで自殺してしまったという。
その後、岩澤は裏をとり、確かに水谷さんの周りで実際に自殺をしている人間がいることを突き止め、井上さんの言っていることは事実である確認がとれたのだ。
ここで問題の鈴木さんから投稿された映像が公開される。
後ろから水谷さんに気づかれない様な形で尾行しているような映像である。
信号待ちをして横断歩道の手前に立っている水谷さんだが来ているブラウスの背中の部分に人間の顔と見受けられるシミがしっかりと映りこんでいた。
サファリパーク
投稿者の新藤さんの家族が動物園に出かけた時のホームビデオ。
家族全員で動物のオブジェクトを使って記念撮影をする様子などが捉えられている。
サファリパーク内をゆっくりと移動する列車に家族でのり臨場感あふれる状態でクマやトラなどを鑑賞していたが、その際、格子付きのガラスに髪を振り乱したかのような外人の顔がクッキリと映り込んでいるのだった。
シリーズ 監視カメラ 家庭用監視カメラ
岩澤が投稿者の佐藤圭子さんの自宅を訪問するシーンから始まる。
自宅に通された岩澤と児玉は、そこで取材をはじめることに。
佐藤さんによると、家は数か月前に空き巣に入られて、幼い子供もいることから心配になり防犯カメラと警報器を設置することにしたという。
備え付けたカメラは動態感知センサーのタイプのものであり、センサーに反応しなければ録画ははじまらないタイプのものであった。
ある日、佐藤さんの夫が仕事休みの時を利用し、子供を連れて里帰りをしたという。
実家から帰ってくると、カメラは録画されていた。
問題の映像は玄関に人間の姿は映っていないが、誰かの影がくっきりと映り込んでいるものであった。
更に何やら呻き声も録音されており、インターホンの音もなっている。
そしてその黒い影はドアをすり抜けていくという様子が捉えられている。
元々、佐藤さんの自宅は中古の建売住宅を購入した物であり、前の持ち主である男性が旅行中に亡くなり、残された妻が売りに出したという物件であった。
その後の調査で実は前の持ち主は旅行中ではなく、出張で九州に出ていたときであり、乗用車に轢かれてしまったことによるものであった。
その男性が事故により亡くなった日と時刻は、佐藤さんの自宅で撮られた日と時刻が1年のズレがあるものの一致しているものであったのだ。
熊野観光
投稿者の森山春樹さんが恋人と供に和歌山県の熊野に観光に訪れた際に撮られた映像である。
丁度、熊野で祭りが行われていた際の賑やかな状況を捉えている。
夜になり神社でお参りをしている他の観光客を偶然撮影するのだが、その男性の横顔は非常に奇妙なシミが現れている。
本編では沢山の顔が現れているとナレーションされているが。
続・僕の恋人
水谷さんは岩澤が送った問題の映像を確認。
その後、水谷さんが鈴木さんへの伝言を岩澤に託した。
その内容は以下の通りである。
『今回は警察沙汰にする気はありません。 だけど今後、この様なことをされたら訴えます。』
水谷さんは取材は拒否したものの、投稿映像に顔が映っていることは確認し、スタッフの方でお祓いを済ませて、それが済んだら連絡して欲しいとのことであった。
スタッフルームに鈴木さんを呼んで、水谷さんの伝言を伝える岩澤。
ただ無言で黙って伝言を聞く鈴木さんは、殆ど何も語ることは無くスタッフルームを後にした。
鈴木さんから水谷さんを隠し撮りしたビデオテープを全て預かったスタッフはそれを全てお祓いして、水谷さんに返すということに決まった。
それから数か月後、岩澤は大きなバッグを手に持ち、某神社を訪れていた。
呪いのビデオ製作委員会は毎年、数回、投稿映像をまとめてお祓いをしているという。
その後、岩澤は約束通り、お祓いが済んだことを報告する為に水谷さんに電話を掛けると繋がらない。
水谷さんが勤める化粧品会社に連絡をとってみると、既に体調不良を理由に退職していた。
会社から水谷さんの実家の連絡先を聞いた岩澤は、再度、電話を掛け直すことに。
水谷さんの実家の母親が応答するが、体調不良で伏せっており、直接会うことは出来ずに取材も断られてしまう。
スタッフは急激な水谷さんの変貌を不審に思い、再度、鈴木さんにも連絡を取るが、彼も繋がらないという状態になっていた。
その後の調査で水谷さんが化粧品会社に勤務していた時の同僚を突き止めて、取材を敢行することに。
同僚の女性によると水谷さんが退職した経緯は、無断欠勤が重なって連絡も取れなくなったそうであり、実家の両親から辞めさせてくださいという連絡が入って退職したということであった。
両親が言う退職の理由は体調不良ということであったが、同僚たちの間では精神的なストレスが原因であると思われていた。
と、いうのも、仕事中に水谷さんはカウンターに寝そべっていたり、お客さんの前でいきなり泣き出したり、独り言をブツブツ言うようになったなどの奇行があった。
これらの事実を鈴木さんにぶつけてみることにした岩澤は再度、鈴木さんに連絡。
しかし、以前とうってかわって鈴木さんは水谷さんには全く興味がないと岩澤に吐き捨てる。
その後、これまでの取材映像を編集していた岩澤は、鈴木さんが撮影したビデオの中でもう一つ、奇妙なものが映り込んでいるのを発見する。
それは投稿してきた映像とは別の映像であり、水谷さんが自宅アパートに入る様子を捉えたもの。
その際、鈴木さんが立つ位置から近くのアスファルトから男性の顔だけが飛び出している様子が映り込んでいたのだった。
結局、その後、鈴木さんとは再び連絡がとれなくなり、事態は謎のままで終わることになってしまった。
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