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ほんとにあった! 呪いのビデオ24のレビューですが、面白いです。

今回からは岩澤に続いて、ほん呪シリーズにおいて大人気となっていく菊池宣秀も登場するということで、素晴らしい展開を見せることになります。

紹介される心霊映像も非常に怖いものに仕上がっているの作品であると感じます。

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ほん呪23の各章のレビュー

一丸となって一つの作品を作っているなぁという印象が強いPart23。

細部にも拘っていながら、リアリティを出す為の演出にも余念が無いわけです。

前作から登場した岩澤宏樹が作品の中心となっていき、菊池宣秀も登場する展開が純粋にストーリー展開的に自然であると感じます。

新婚家庭

投稿者の櫻井さんが訪ねていった先の友人夫妻は映像を見る限りでは、本当に幸せそうです。

ボカシはかかっているものの、その様子からは絵に描いたように理想的な若者カップルであることが伺えるわけで、見ているこちらも微笑ましい気分に駆られます。

問題の映像は不変のはずのものが変わりだすという奇妙な事象をテーマにしているもの。

過去にもほん呪ではそういう類のコーナーがありましたね。

これ系はあまりインパクトは薄いのですが、何はともあれ不思議なものであることは変わりないわけです。

正直、問題の映像そのものは、コピースタンプツール(専門的ですが)の跡が残っているなぁ・・・とすぐにわかりましたが・・・。

ですが、問題はそんなところではなく、そんな幸せな様子がありありと伺える夫婦に何が起きたのかということです。

ストーリー的によくあるものではありますが、社会人となり厳しさの洗礼を浴びた一家の大黒柱がストレスの捌け口を最も身近な人間に求めてしまうということは、特に珍しいことではありません。

それが結果的に自分の首を絞めることに繋がるわけですが、こういう背景をテーマにしているコーナーだなと感じるわけです。

少年野球

問題の映像そのもののインパクトはただ一言、『気持ちが悪い』という感じです。

それはイコール、怖いということに他ならないわけですが、ちょっと凝視できないレベルには仕上がっていると言えます。

何気ない小学生たちが活動するグラウンドの土管から、得体の知れない巨大な顔がみつめているというのはタダゴトではない意味不明な気分にさせられます。

ダビング

言ってしまえば前作の続きとも言えるコーナーであったりもします。

ストーリーそのものは繋がってはいませんが、得体の知れない分からないものを追い続ける製作者側の葛藤をテーマにしているものと個人的には思っています。

まだ若くって精神力も乏しい大谷くんにそれが現れてしまい、約束を反故にして何とか仕事から離れたいという幼稚な部分が演出に使われているわけですね。

実際の大谷くんはこういう人間ではないと感じるも、それに対して落胆の言葉と表情を浮かべる岩澤の様子も見ているこちらからすると生々しく写るわけです。

人によっては大谷くんのことを『根性ねえ、ガキだなぁ!』と感じる視聴者もいるのではないでしょうか?

この時点で児玉マジックにハマっているとも言えないことも無いですが、素直に感情移入できる部分であるとも思います。

レンタルビデオに上から重ね撮りされていた映像そのものは非常に怖い映像であると感じます。

しかし、ロッカーの扉から出てくる顔、そのものは大谷くんの顔に似ているなぁ・・・と思ってしまう私なのですが(笑)

ただ、問題の映像が流れる前の警告文とカウントダウンが更に肝心の映像を怖いと視聴者に思わせる演出として機能していると思いますよ。

中には本気にして、本当に怖がり過ぎて実生活に影響出てしまう視聴者もいるんじゃないかなぁ?って思う位の仕上がりになってると断言できます。

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洞窟

Web上などにたまにあるリストカットをした自撮りをアップロードしている画像とかって、私、個人的に気持ち悪くって見れないタイプです。

痛々しいものとかは、例えどんな状況でそうなったのかが分かっていたとしても見ることに抵抗がわく、おぞましさがあります。

これはリストカットとかの類ではありませんが、それに近い投稿者の恋人に起きている身体の異変の写真は見るに堪えないものと言えるでしょう。

洞窟の岩壁にうつっている心霊映像も非常にクオリティが高く、その霊とおぼしき物体も傷ついているというものであり、それは前述した写真の内容にもリンクしているといえます。

こちらも仕上がりが非常に良いコーナーであると言えます。

深夜の路上

寮の机の中に入っていた謎のテープという設定が面白いと思います。

問題の映像は血塗れの手が登場人物の一人の肩に表れているという、特に珍しくもない形のものです。

こちらも過去に似たようなコーナーがあったなぁ・・・と言う位で何か特別に感じるものではありませんでした。

シリーズ 監視カメラ 漫画喫茶

漫画喫茶のエレベーターに映っていたのは首を吊っている女の霊というのは斬新に感じました。

岩澤が取材をする様子はあまりコーナーそのものには必要だったのかなぁ?という疑問は感じますが、この時点になってくると取材を重ねる岩澤そのものに魅力を感じてしまうという位になっていたりします(笑)

問題の映像も非常にインパクトがあり、なんで首を吊っている女は赤いドレスを着ているのだろう?というところにも不気味さが漂っていますよ。

これまでのシリーズ監視カメラとして紹介された映像の中でも上位に食い込むものではないでしょうか?

ギリシア留学

Part23の中で紹介された映像の中でダントツに恐怖度が高いものであるといえます。

問題の映像が映り込んだ部屋でギリシアの現地の人々が赤いペンキで壁を塗りたくっている様子も、スプラッターを連想させるものであり気持ちが悪いという不快感がこみ上げてきます。

巨大な女性が憤りを露わにしている様にカメラを凝視しているという映像はインパクトが抜群であり、視聴者の耐性をぶち抜くくらいの破壊力を持っているものであるといえます。

続・ダビング

前作では大谷くんが病院に担ぎ込まれた為に、その変わりの様な形で岩澤がインタビュアーとして前面に出るという流れがありました。

今回も彼が離脱した為に菊池が起用されていくという流れであるのが印象的。

そして登場する吉田さんはどこからどう見ても精神破綻者であり、その様子はとても近くには寄りたくないというレベルにまで磨き上げられていると感じるもの。

投稿映像に込められた真実を見つける為には、話にならない相手からも何とか情報を引き出さなければならないという苦労が垣間見えるわけです。

当然、このコーナーもフェイクメンタリーであると思っていますが、作り物だろうがなんだろうが、マジで岩澤は吉田さんに張られてるのは間違いない。

鼻血は本当に出ているものではないとは感じるものの、身体を張って何とか面白いものを作ろうとしているその姿勢には素直に感服できます。

初見の頃は女房と兄と供に見ていたのですが、吉田さんとやり取りをしている岩澤の場面に、私も兄も女房も大興奮していましたね。

もはやここまでくると映像の意味とかコーナーがどうのこうのではなく、ただその場面が面白いという感想でしかありません。

それに加えて児玉や菊池が手負いとなった岩澤を心配するというのは、どこか男の友情も感じるという暖かい気分にもさせられます。

総評

ほん呪の面白さというのは、映像そのものがメインにあるわけですが、それと同じ位に演出補やスタッフの存在にあると言えたわけです。

ですが、完全に演出補に魅力がシフトしていっているのが、最近の流れですよね。

その根本となったのがPart23にあったのではないのかな?と個人的に感じています。

どこか役者化してきたという気もしますが、あくまで自然な形でドキュメンタリータッチというコンセプトを崩さない形でまとまっているので、面白いと感じます。

表に出る人間も垢ぬけている好感の持てる人間が要求されだしたのも、ここら辺からではないかと思います。

ちなみに菊池宣秀が登場したときに私も女房も『このニーちゃん、イイ男だな・・・。』と意見が共通したのは今もいい思い出です。

現在、定番となっているほん呪の面白さ、魅力の一つである演出補の存在というものの原点がPart23にはあるのではないかと私は思っているのですがどうでしょう?

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ24の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ24のネタバレ

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