ほん呪22のネタバレになります。
児玉和土政権といってもいい新生ほんとにあった! 呪いのビデオが、長く続いていくのですが、処女作品というべきPart22は非常に見応えのあるものとなっていると感じます。
ほん呪22の各章のネタバレ
おことわり
本作品は、投稿された映像をそのままの状態で紹介しているため、画像の乱れやノイズなどが生じる場合がありますが、あらかじめご了承ください。
これからご覧いただくのは、一般の視聴者より投稿していただいた映像です。
ご覧頂いた後 不可解な出来事や霊的現象が起きた場合
こちらでは一切の責任を負いかねます。
本作品はお祓いを済ませております。
お断りの挿入は変わらず、少々、テロップに変則的な動きをつけて本編へ進んでいく。。
シリーズ 『監視カメラ』
投稿者の梶山さんは警備会社に勤めているガードマン。
自身が警備を担当しているとある会社のビル内の監視カメラの映像をリークしたもの。
問題の映像は深夜、ビルの内部を切り替わる複数の監視カメラの映像をまとめたものである。
その際、居残りをしている女性社員が複数いるが、その中の一人の女性。
何気なく廊下を足早に歩いているのだが、突然、倉庫室の壁の前に立ち止まり、意を決したかのように壁をする抜けていくのだった。
監禁
唐突に若い女性が汚く狭い部屋で寝起きをする映像からコーナーは始まる。
ただひたすら女性の生活模様を捉え続けているビデオであるのだが、これをスタッフの元に送ってきた投稿者の田山さんはゴミ捨て場から拾ったものであるという。
女性演出補の加藤麻矢とスタッフは田山さんの自宅を訪ねて、経緯を取材することに。
それによると田山さんには一風変わった趣味があり、それは他人の出したゴミを観察するという嗜好がある青年であった。
ある夜に田山さんが好奇心を満たす為に、ゴミを見に行くとその中の袋にビデオテープがはいっていたという。
自宅にビデオテープを持ち帰って、映像を確認して見ると、ある不可解なものが映り込んでいたというのだ。
更に田山さんは問題の映像に違和感を感じ、実際に映像がとられた部屋の様子を伺うようになる。
その部屋は男性が借りているものであるが、映像には生活模様が不審の女性しか映っていないということで、田山さんは女性が監禁されているのでは?と感じたのだった。
実際に田山さんに問題の映像がとられた部屋をきき、加藤とスタッフは訪ねてみるが、インターフォンを押しても反応は無かった。
ここで問題の映像が公開される。
夜、ベッドサイドに置かれたライトがオレンジ色に室内に僅かな光を灯している映像。
ベッドから起き上がった女性はゴミ箱に何かを捨てて、再度、二度寝をするのだが、その際、一瞬、女性の背後に髪の長い女性の横顔のような物体が映り込んでいたのだ。
不倫カップル
投稿者の沢田さんに加藤が公園で取材をするという形でコーナーは始まる。
沢田さんは以前に勤めていた会社の上司である間瀬さんと不倫の関係に陥っていたという。
その関係が続いていた時に、夜の遊園地で密会しているところをビデオ撮影していたのだが、そこに恐ろしいものが映り込んだのだ。
沢田さんと間瀬さんがお互いを撮り合いっこして楽しんでいる映像のなか、沢田さんたちはメリーゴーランドにのっている。
その中心には鏡で装飾されたオブジェクトがあるのだが、鏡越しに幼い少女が睨みつけるかのように、二人を見つめている様子が映し出されていた。
その後、沢田さんの携帯電話にメールが届く。
それは間瀬さんの娘であるまりちゃんという子供からであり、”おとうさんのちかくにくるな”という文面が書かれているものだった。
まりちゃんからのメールが切欠で間瀬さんとはもう逢わないようになった沢田さん。
加藤は間瀬さんに取材を申し入れ、顔を映さないことと30分だけという条件で承諾をえることができた。
間瀬さんは40~50歳くらいの、頭が禿げ上がっている恰幅のよい中年男性であった。
デニーズでスタッフと会い、そこで加藤のインタビューを受ける間瀬さんの様子が流れる。
間瀬さんは沢田さんと会わなくなった理由を家族が病気にかかって入院して余裕がなくなった為であるとこぼす。
それによると妻が子宮の病気にかかっているということを渋々、語る間瀬さん。
加藤のあらゆる質問にもあまり答えようとしない間瀬さんに、問題の映像をみてもらうと、突然、間瀬さんは立ち上がり店から出ていった。
その後、加藤が間瀬さんを追い、喋りかけるがすべて無視されてしまう。
後日、追加の取材のために沢田さんを待っていた加藤と児玉であるが、約束の時刻になっても沢田さんはやってこないために電話で確認を取ると、沢田さんはキャンセルするといった。
その理由を入院するからであるといい、精密検査をうけることになっていると加藤に話したという。
沢田さんと間瀬さんとそれ以降は連絡がとれなくなってしまったのだった。
キャッチセールス
投稿者の佐々木さんはミニスカートを履いた派手なギャル。
演出補の横田則幸を問題の映像が撮られた際にキャッチセールスに声をかけられた場所に案内している佐々木さんの様子からコーナーは始まる。
佐々木さんはその日、街を歩いていたら、しつこいキャッチセールスの男性につかまってしまった。
その際、高額のエステ商品のセールスをうけた。
200万円という高額の為に、お金はないと断るとローンを組まされてしまったという。
クーリングオフのおかげでお金の被害は免れたものの、悔しくなった佐々木さんは商品を売ろうとした会社にクレームを入れると開き直られ、証拠を出せと言われたという。
その為に佐々木さんはビデオカメラを買って、それを録画状態にしてバッグに忍ばせて、以前にキャッチセールスされた路地を再び徘徊することにした。
すると同じキャッチセールスが声をかけてきて、同じビルに連れて行かれたという。
佐々木さんは若いギャル特有の喋り方と明るさで横田に笑みを浮かべて語っていた。
その際、強引なキャッチセールスを受けている様子を一部始終、録画することができたのだが、その映像の中に霊の様なものを捉えていた。
問題の映像はビルに連れて行かれてからのものであり、早口にまくしたてて強引に商品を契約させようとする女性を映し出している。
買わせようとするセールス会社の女性と佐々木さんの攻防という状態の中、佐々木さんがトイレに行くときにバッグをもっていくシーンに鏡面仕上げのテーブルに明らかに女性とおぼしき影が映り込んでいた。
マンション紹介ビデオ
WEB制作の会社に勤める萩山さんからの投稿映像である。
あるウィークリーマンションの会社のPRの為に制作されたビデオである。
その際に撮られたビデオの中に老人が映り込んでいたことから、編集終了していたのにも関わらずに撮り直しになったものであるという。
問題の箇所はウィークリーマンションの内部を映している際にエアコンと天井の隙間に老人の顔がぼんやりと映っているのだった。
このマンションが建っている土地では、建物が立てられる前に敷地内である老人が車に轢かれて亡くなっているという。
老人は元々、マンションが建っている土地の一部を所有していた地主であり、地上げ交渉に乗らなかったために暴力団によって車で事故に見せかけて殺されてしまったということが、投稿者のその後の調査で判明しているのだという。
通り魔
投稿者の田中さんの友人は過去に殺人事件の起きた現場を撮影して、自身のホームページ上にそれを掲載するという活動を行っていた。
演出補の奥定正掌が田中さんに実際に映像が撮られた現場で取材をするという形でコーナーは始まる。
友人の伊藤さんのことを語る田中さんによると、問題の映像が撮られた場所は過去に通り魔事件によって首を斬られて惨殺された人間が発見された場所であるという。
それから暫く経ち、友人の伊東さんは交通事故で他界してしまったということであった。
児玉の指示により奥定は現場で寝かされて、問題の映像で伊藤さんがしていたことと同じシチュエーションによる検証をさせられる様子も映し出されている。
その後、奥定は近隣住民に過去の事件について聞き込み調査を開始する。
あまり人々の記憶には残っていない事件であったが、確かに事件は起きていたようであり数少ない人間はその事件を覚えていた。
未だにその通り魔は逮捕されていないという事実も判明する。
問題の映像は夜中、伊藤さんが一人でカメラで通り魔殺人事件の現場である場所に趣き、現場検証をするという形のもの。
死体が発見されたと言われている箇所に実際にカメラを固定して、伊藤さん自らが寝そべって解説するという内容。
起き上がった伊藤さんが場所移動する為に、カメラを持ち離れる際に、草むらのなかに首のないコートを着た男性の姿が現れていたのだった。
フットサル
投稿者の青柳さんはフットサルの試合を映像に記録していた。
試合が終わり、自宅に帰った際、映像を再生してみると、奇妙な女性が不可解な様子で映り込んでいるシーンを発見。
後日、試合会場に訪れていた数人に女性の存在を聞いてみたが、誰一人としてその女性の存在を知っている者はいなかったのだ。
問題の映像はフットサルのコートの外から、ボールを追いかけまわる選手たちの様子を忙しくとらえている映像。
カメラが左に大きく振られた際、建物とコートの入り口の物陰から赤い着物を着た髪の長い女性が佇んでいるのだった。
そして、その女性は足が透けてしまっている状態で現れていたのだった。
続・監禁
女性演出補の加藤とスタッフらは、田山さんから聞いた問題の部屋を再度、訪れた。
ドアの前に立ち呼び出しても、変わらず中からは何の応答もない状態。
その時に隣の部屋に住む女性が帰宅した為に、児玉は加藤に取材を申し込むように指示する。
女性は取材に応じて、問題の部屋のことを語った。
それによると問題の部屋の借主である男性は何度か見た事はあるが、挨拶も交わさない不愛想な男性であるという。
たまに男性が女性を連れてきているところをみたことがあるが、そのいずれも違う女性であったと証言。
隣人の女性は夜中、問題の部屋からは男女が喧嘩しているような声が聞こえることがあると言い、女の泣き声も聞こえる時もあるというのだ。
スタッフは近くの駐車場で夜になるのを待った。
夜になり、アパートに向かうと丁度、問題の部屋の借主である男性がバルコニーから外に出ていたので、加藤と児玉が話しかけると即座に中に入り乱暴にカーテンを閉め切ったのだった。
加藤と児玉らスタッフはすぐに表玄関に回り、インターフォンを何度も押し、ノックをすると乱暴にドアを開けるように男性が姿を現した。
男性は終始、『なんだ、おまえら・・・』と低い不気味な声を加藤と児玉達に浴びせて威圧する。
取材を申し込むと突然、男は『なんだ!おまえら!!』と叫びながら、加藤に掴みかかり、続けて児玉達に襲い掛かってきた。
加藤と児玉らスタッフは一目散に走り、その場から立ち去り、近くのファミレスで待機することに。
児玉がプロデューサーの磯野に電話をして指示を仰ぐと二人に告げる。
加藤がふてくされたような態度をとりながら、指示の内容に耳を傾ける。
児玉がプロデューサーの磯野から受けた指示は危険なところまではやらなくていいから、追えるところまで追ってというものであった。
後日、再び問題の部屋を訪ねようとした矢先、スタッフの携帯電話に投稿者の田山さんからの留守番電話のメッセージが入っていた。
それは、問題の部屋の男性はすでに部屋を引き払っており、誰もいる気配がもう無いという報告であった。
スタッフに襲い掛かってきた男性やその部屋にいると思われる若い女性、その部屋は何に使われていたものなのかは謎に包まれたまま終わる。
だが、男性がバルコニーから外に出ていた際に撮影された映像の中に、首がのびきったかのような女性の姿が映り込んでいたのだった。
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