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ほんとにあった! 呪いのビデオのレビューに入ります。

各章を独断と偏見が強い感想などを交えるので、時折、不快な気分にさせるかも知れません。

ご了承ください。

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ほん呪1の各章のレビュー

白い着物の女

これを書いているのは発売から20年近く経っているので、当時の感想とは全く違うわけです。

若い時に初見したときは、こんなに心霊ってハッキリうつっちゃうもんなのか?!と驚愕し、作り物かな?と疑いつつも恐怖におののいた思い出が懐かしい。

90年代後半にオカルトブームが到来したときには、霊というのは完全に鈴木光司原作のリングの貞子のイメージが完全に定着していましたね。

1999年夏に発売された記念すべきほん呪は、その時点でドキュメンタリーと称していても、企画があって作りこまれたフェイクメンタリーであると思われるわけですが。

それは、さておき・・・。

作品の進行は作りこまれいる感が拭えないわけですが、構成の中村義洋さんと鈴木謙一さんは演技をしている様子は一切ない。

むしろ素の状態で、さも実際に取材しているという感じで表現しています。

オカルト系の作品にありがちな視聴者を怖がらせてやろうという嫌味な演出もなく、淡々としているからこそ生々しさを感じさせる。

また当時の制作者サイドが意識していたかは分かりませんが、本筋とは関係ないところに散りばめてある小道具などもよりリアリティを味わうスパイスとなっている。

肝心要の長い髪の白い着物を着た女ですが、『まあ、貞子だな・・・』という具合で、当時も今もこれに関しては全く怖いと思いませんでした。

でも、ほん呪後期よりも検証の仕方が本格的という感じであり、実際に存在はしていない埼玉県音響粒子学研究所の所長・貝原茂夫氏なる人物。

加えて、画像解析学 柴田典良教授という人間を作り出すことで作品に臨場感を与えることに尽力しているようにも思えます。

ちなみにこの【白い着物を着た女】は、この後の作品にも度々、登場し引っ張られるネタとなっております。

トンネルにて・・・

このトンネルにて・・・の映像はテレビの心霊現象をテーマにしたスペシャル番組でも度々、使われていましたね。

当時からこの心霊映像の印象は・・・


これしか思い浮かばないわけですが、それでも当時は少し怖いと思いました。

実際にはこれは本当に映り込んでしまったのか、作り物のフェイクなのかは定かではありません。

でも、やろうと思えば誰でも類似したものは作れてしまう印象です。

墓参りの記録

古いフィルム映像って、すごくリアリティを感じさせるのは私だけでしょうか?

怖い映像というよりも、どこか微笑ましくもあり、暖かい気持ちにさせるそんな映像でした。

しかし、どうも気になるのは投稿者の祖先の顔が映り込む前のモヤです。

明らかにフィルム映像の質感と合っていないものであり、後から合成された感が極めて高い・・・と見受けられる。

肝心の祖先の顔も顔写真をそのまま透明度をいじって合成したような印象です。

劇団の稽古風景

結論からいって当時、はじめてみたときと印象は全く変わっておらずに怖くはない。

そもそも、こんなに小さく映り込んでいる物体を何度も見返してみても認識できるのだろうか?と強く感じます。

その点でも本物とは言い難いなぁ・・・とは思っていたり。

結婚パーティーにて

所謂、人体パーツ系の心霊コンテンツ。

ぶらーんと垂れ下がるかの様な青白い手の揺らぎは、当時は割とインパクトを感じたものです。

実際に送られてきた映像をそのまま公開したとも思えるわけですが、これってシリーズ処女作なので、それは無いのかも・・・と邪推していますが。

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事故現場にて

当時はすごく怖いと感じた映像です。

そもそも睨みつけるような切れ長の男の眼差しというのは、特に霊でなくても不快な印象を持ちやすい。

合成っぽいとも言えなくもないですが、今見ても割とすんなり映像にハマっている気がします。

監視カメラ

なんか凄く『うまいなー』って感じた章。

空室にいるはずのない霊らしき存在が映り込んでいるというのはいいんです。

が、それがやっぱり白い服を着た髪の長い女ということで、当時はこうした映像に耐性が無かった為に首を傾げながらも怖いと感じました。

しかし、今見ると、どこか片手落ちって感じがしたり・・・。

それ以上に印象に残るのが、心霊映像とは全く関係ない他の部屋の客たちの模様。

特に歌おうとする彼女にHなことをしようとする彼氏が妙に笑わせてくれるわけで。

これが作りこまれたものならば、その素材のチョイスがうまい!と感じるわけです。

ですが、こういう監視カメラの映像というものが外部に流出するということも、問題ではあると感じますが、それはそれとして。

生中継番組

生中継番組の際に映った心霊?映像ということですが、これそのものはマジなのかな?って思っていたり。

実際に映像内に起きた奇怪な現象というのは、心霊現象であるとの判断はつきづらいですが、このレポート風景そのものがフェイクであったとしたら、かなり手の込んだものであるかと。

肝心の現象そのものは怖いというよりも、どこか気持ち悪いと感じさせるクオリティと言えます。

大学校舎にて

個人的にほん呪シリーズ全部を通して、かなり好きな映像の一つです。

初見当時はこれだけは本物かな?って感じてしまう位。

今見ると白い影の動き方はかなり不自然でありますが、映像にうつっている学生たちのテンションの上がり方や、怖がり方は芝居じみていないし、まるでその時の臨場感が伝わってくる錯覚をおぼえてしまいます。

決して怖いと感じるわけではないのですが、その出来栄えというか生々しさにグッド!と言いたいところ。

盗撮・試着室

盗撮映像とかかなり悪趣味で下劣であると感じていますが、うつりこんでいる異形の物体はタダごとではありません。

頭がスパっと切断されているかのような幼児が時間と供にぼんやりと現れてくるといった映像なのですが、これが本物であるとすればかなり怖い映像である。

作り物のフェイクであったにしても、こうした表現をよく考え出したものだなーと感心するレベルですね。

初見当時はかなり怖いと感じました。

スタッフが某所で撮影したビデオ

千駄ヶ谷トンネルは心霊スポットとしては、昔から有名な場所ですね。

だからといって言われているほど、実際には奇怪なことなんかは起きないと思っているわけです。

作品中にうつりこんだ霊もやっぱり髪の長い白い姿の女ってことで、これもやっぱり片手落ちな印象。

対象が揺らいでいるようにもみえるけど、それって合成がうまく出来てないから?と、思えるという何かお粗末と感じてしまう出来栄えなんですが・・・。

 

総評

記念すべきほん呪シリーズの第1作目ということで、今見返してみてもトータル的には面白い。

今だからこそ新鮮に感じるところもあったりして、こういう作品って古さがかえって新しいと感じたりするのは私だけでしょうか?

くたびれた狭いオフィスの無機質な編集室って、見ているコチラとしても何となくいい雰囲気に感じるんですよね。

これが逆にプロ編集マン御用達の有名スタジオとかであるのならば、こんなに作品にインパクトは残せなかったと感じます。

どこにでもありがちな生活感の漂うものの中に、奇怪な現象はあるということを表現している点で今見ても全く不快感がない作品であると言えます。

 

この後に続くほん呪シリーズはどんどん作りこまれたものになっていきますが、それはそれで違った楽しみ方があったりするのですが、それはいずれ。

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ほんとにあった! 呪いのビデオの内容
ほんとにあった! 呪いのビデオのネタバレ

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