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ほん呪シリーズは非常に演出補の存在が作品のキーになっていくわけです。

しかし、歴代の演出補の中で一番、インパクトがあるといってもいい人物が大活躍するのが14といえるのではないでしょうか(笑)

そんなわけで遠慮なくバッサリと感想を述べてみたいと思います。

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ほん呪14の各章のレビュー

初っ端からあまり意味のないような演出が挿入されている。

要するにSpecial5の日本人形の呪いを強調しているようであるが、ノイズの質感などは明らかに不自然であるから、一発で作りこんだものと分かります。

演出や構成は坂本一雪さんのそれであると思うけど、少々、らしくないなーと感じたり。

あまりにも奇をてらい過ぎている感が拭えないので、これは藤屋敷の案なのか?と勝手に推測してしまったり。

事故現場

問題の映像は確かによく出来ており、非常に怖いと感じるものに仕上がっています。

ただ、運転しているのは投稿者本人であるわけで、何故、後部座席からの撮影の映像なのかという疑問が残ります。

カメラ映像はしっかりと手ぶれが起きているので、固定されてるものでもない。

と、いうことは誰が撮影しているのかということになります。

この辺はコーナー中にも車内の状況を詳しく伝えていないので、何ともいえないわけですが。

白い影

スクーターで登場する暑苦しい長髪の藤屋敷が登場。

男性でここまで長髪というだけで、普通はちょっと嫌悪感を持たれても仕方がない気もするわけですが、ふてぶてしい態度が更にそれを増幅させます。

Special5のトリであった日本人形の取材後にスタッフの誰もが不運に見舞われるという状況を説明するコーナーになっているわけですが、視聴者の投書で判明した女の顔。

これも確かに不気味で怖い作りになっていますが、供に映っている横内がバイクで事故を起こし右肩負傷。

そしてSpecial5で演出補として露出の多かった江田も行方不明という展開に、見ているこちらとしてはデキスギだろう・・・と苦笑が込み上げる(笑)

やたらと露出が多い藤屋敷に辟易してしまいますが・・・。

マーゴン | MA-ON

2004年のマーゴンはかなり強い台風であった気がしています。

初見の頃はあまり記憶していませんが、今、改めてみて『あー、こんなのあったなぁ。』と感じています。

水滴の反射に人間の瞳というのは、合成というアイデアでは悪くない感じがしますね。

どっからどう見てもフェイクであると分かるわけですが、その着眼点は素直に認められるものがあったりします。

普通に不気味で怖い映像に仕上がっていると思いますよ。

安普請

投稿者の有田さんは非常に若く、ちょっと印象的にはやんちゃな感じ。

だからと言うわけではないのでしょうが、インタビューをしている藤屋敷があまりにも酷いなぁと感じるわけです。

投稿者の自宅、しかも目の前でタバコをパカパカ吸って、しかもタメ口交りでインタビューするとは何事ですかという感じ。

初見のころには女房と見ていて、あまりにもふてぶてしく図々しい藤屋敷に苦笑し突っ込みをいれながら二人でみていました。

問題の映像は有田さんと西条さんがボーイッシュな女友達と供に飲んでいる映像ですが、酔っ払って気分の悪くなっている彼女に二つのカメラで同時にそれを撮影しているという構図。

今見ると、こういうのって某大学生たちの凌辱事件などを連想させるように思ってしまう辺り、私もかなり重症だなーと自覚してしまうのですが・・・。

しかし、何にせよ別の意味でこの後どうなったの?と気になるわけですが、肝心の心霊映像は確かに怖い仕上がりです。

そして投稿者の有田さんの部屋の畳の下から発見されたものは、フェイクであってもこれはおぞましく気持ちが悪いと素直に思えます。

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酔払い

再び酒酔いがテーマになっている投稿映像。

女性の足を掴む手というオチですが、特に珍しくもない感じですし、肝心の映像も画質が悪い為によく意識していないと、そう見えないんですよね。

まあ、特に印象強く残るコーナーでもなかったり。

頭のおかしい老人

相変わらず藤屋敷のタバコと投稿者に対する態度が気になるコーナー。

しかし、問題の映像は非常にインパクト絶大であり、作り物だったにしても非常によく出来ているというか、よく考えついたなとうなる代物です。


こんな頭をした爺さんが、物凄いナチュラルに映像に入り込んでおり、投稿者自身も気づかないという内容はシナリオ的にも凄いと感嘆します。

しかも、爺さんが出ていく際、湯飲みを床に置いて立ち去るわけですが、床に置くときの音も自然に入っているという。

ガチ映像なわけは無いと思いますが、ガチであったらとんでもない映像、フェイクであったにしても、非常に手の込んだ素晴らしい仕上がりと拍手ものです。

加えて問題の爺さんが非常に気品が漂っているというのもポイントで、そこがまた更に映像の怖さに拍車をかけていると言えないでしょうか?

スタッフルームにて

藤屋敷が大活躍中のコーナーですが、投書してきた視聴者が不運をスタッフに打ち明ける取材中に、それをリアリティにお茶の間に感じさせるための演出として、自転車がその証言者に突っ込んでくるという大胆かつ斬新な演出がインパクトあります。

それに遭遇する藤屋敷もナチュラルに苦笑いしているあたり、作り方がうまいなーと思ったりして見ていました。

そして行方不明になった江田が発見されたというシークエンスですが、ちょっとブツ切りにコーナーを分け過ぎだなーと見ているこっちは思ってしまったり・・・。

手首

相変わらず藤屋敷のタメ口、時に敬語という態度が気になるコーナーですが、投稿者の安田さんの何か風貌にそぐわない声の高さも気になってしまいます。

問題の映像自体は然程、強烈なものでもないわけですが、やたらと予兆を匂わせる中村義洋のナレーションがまるで予告編の様にも思わせぶりな感じがしてうっとおしい(笑)

安普請の続き

西条さんを見つけて、ドアの前で立って取材をしている藤屋敷ですが、ここでもタバコをふかしながらの悪態ぶり。

私もヘビースモーカーですが、だからこそ、余計にこの藤屋敷の態度は目に余るものがあるわけです(笑)

当の西条さんは大火傷を負ったという設定ですが、その右腕は確かにパッと見は非常に痛々しく映っているわけですが、どう見ても赤チンを塗りたぐっているのが見え見えかと・・・。

ただ顔の凹みなどはうまくメイクしているようであり、それはどこかタダゴトではないことがこの人間に起きていると感じさせる要因にはなりえるかと感じます。

問題の有田さんの部屋から出てきた物体が、人間の皮膚が乾燥したものであるという設定も、非常に気持ちが悪いおぞましいものを視聴者に連想させるのにも成功しているかと。

シリーズ監視カメラ 産女(うぶめ)

映像そのものは特に怖いとは感じないまでも、色々とこの映像を見ているとイメージがこみ上げてきます。

お腹を膨らませた長い髪の女が少し首を傾げて映っているわけですが、これって妊娠したけどワケありで首を吊って自殺している様子にも見えるんですよね・・・。

そこまではコーナーでは明記していませんが、それを想像させるというのはよく出来ていると感じたり。

また2時間以上もずっと映り込み続けていたというのも、考えて見れば気色悪い話であったりします。

某職業安定所前

突然、行方不明になった江田を問い詰める藤屋敷とのやり取りがメインのコーナー。

江田の服装も何かいかにもオタクニートっぽいのですが、相変わらずの藤屋敷に半ば悪態をつくその様子は若者に特有の投げやり感が出ているわけで、見ていて笑いがこみ上げてきます。

2人の会話にはテロップが流れるわけですが、いらない描写もあったりして、どこかほん呪っぽくな演出が炸裂していて、軽く眩暈が・・・。

都内N市 焼肉屋O

ここでも、あまり意味のない演出が炸裂しており、無責任に次のコーナーにいくわけですが、こういう風に作ろうと言ったのは誰なんでしょうね・・・?

ふたり・・・

まるで藤屋敷のプロモーションビデオみたいな感じになっているようにも見えるコーナー。

肝心の映像はどこか海外の肝試しにありがちで、映画【ブレアウィッチプロジェクト】の映り方のオマージュの様にも感じます。

そして、唐突に焼肉店の映像に戻るわけですが、ここまで多くの視聴者に不快感を味合わせた藤屋敷がしっかりと不幸が訪れるというシークエンスが流れます。

余念がない作りになっているというか何というか、そもそものほん呪のコンセプトが明らかに脱線している様にも思えるのですが、『藤屋敷、ざまあぁ!m9(^Д^)』と見ているこちらに思わせるというのは、さすがという感じですね(笑)

黒狐からの手紙

スタッフロールとクレジットテロップが終わった後に、追い打ちをかけるかのように黒狐の手紙を紹介する作り。

そして、まるで挑戦状を叩きつけるかのように、黒狐を挑発するかのような藤屋敷と横内の態度。

これはなかなか個人的にはアナーキストの様な男らしさを感じて、いいように捉えることが出来ました。

実際には黒狐からの手紙というのも、仕込みの可能性が大なわけですが、あくまで本当にあったという前提のフェイクメンタリーとして見るのならば、先が気になると感じさせる予告として出来は良いと感じます。

総評

藤屋敷の名前を連呼して書いてしまっている辺り、実際には今、改めて見ると結構、ファンになっていたりする私。

まんまとほん呪製作者の仕掛けにのってしまったわけですが、これはこれでありかと・・・。

しかし、だからこそ言いたいことを言ってしまったわけですが、やっぱりこの回で群を抜いて怖いビデオとして評価できるのは頭のおかしい老人ですね。

数多くのほん呪の紹介映像の中でも完全にベスト10入りしているくらいのインパクトであると思います。

そのくらいの基準に達しているコーナーが一本、あっただけでも14は出来がよかったと言えるのかも知れません。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ14の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ14のネタバレ

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