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ほんとにあった! 呪いのビデオ13のレビューですが、初見のころの記憶があまりないんですよね。

見ている筈ですが全く記憶に残っていないわけでして・・・坂本一雪の手掛けた作品は個人的には凄く好きなものばかりだったはずですが。

しかし、改めて見ると、ちょっと深夜一人で見たくないレベルの怖さに仕上がっている作品だと思いました。

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ほん呪13の各章のレビュー

反戦デモ

ほん呪13が製作されたのは2004年ですから、丁度、イラク戦争の真っ只中でしたね。

なので、こういった反戦デモは世界中で起きていたわけですが、日本も例外なくデモ行進は各地で起きていました。

そんな中で撮られたビデオの中にうつっていたのは、異形の物体。

手のようなものも認識できますが、どくろの様な顔が複数くっついている何にも形容しがたい物体。

怖いというよりは気持ちが悪いといった印象でしょうかね。

呪いの女

どこか病んでいそうな投稿者の兵藤さんの印象が少々、インパクトありますが、肝心の映像は非常に怖いものですね。

あまりにも唐突に映像に映りこんで、兵藤さんと兵藤さんの弟がパニックになる臨場感は素直に戦慄をおぼえるものといっていいでしょう。

ですが、弟が姉である兵藤さんを置いて、さっさと逃げ出して閉じ込める形になってしまい、兵藤さんが開けろと叫んでいる様子は正直なところ笑ってしまいました。

あまりにもえげつないというか、理不尽というか、『弟だろ?おまえ・・・』という感じで突っ込みたくなると言うか(笑)

自分のお姉ちゃんを助けずに、恐怖に駆られて逃げてしまうという男としての不甲斐なさが丸見えでわらけてくるという感じです。

しかし、映像のインパクトは絶大なもので、改めて見るとこれは若干、覚えていたなぁ・・・と感じるコーナーでした。

あるオフィスで・・・

今作で個人的に一番、怖いと感じた一本です。

所謂、取材模様もないショートコーナーといっていい位置づけのものですが、こういう方が怖いものが多いんですよね・・・ほん呪って。

最初から聞こえているから、別に何ともなかったノイズ?みたいな音声。

そして問題の映像と言うのは普通に見れば特に怖いと感じるレベルではないんですが、夜の誰もいないオフィスという状況。

更に周囲のただならぬ気配に戸惑いをみせるかのように自撮りしている投稿者の様子が生々しすぎて、背筋にくるものがあります。

そして唐突に聞こえる『よかったね・・・』というハッキリとした女性の声。

加えて実はノイズのように聞こえていた音が『死ね・・・』を延々と言い続けている子供の声というオチ。

それは背後に映り込んでいた影が親子のそれであり、死神であったということを連想させるものであったということでしょうか?

とにかく、この時点でほん呪13の中で一番、怖いコーナーであったと断言できるものでしたね。

シリーズ監視カメラ いないはずの・・・

あまりにも自然すぎる心霊映像といった具合でしょうか?

普通の光景過ぎるからこそ、逆にこれはガチなのかな??って感じたりします。

ただし、人間が人間を普通にすり抜けるなんて物理の法則に反する事象が起きていることなんかはありえないわけですが・・・。

そういった意味においても、不思議であることには変わりないそんな映像であると思います。

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前触れ

2004年になったばかりの頃、メキシコでフライングヒューマイドと言われるUFO関連の新しい目撃談が発祥となり、一気に各地で目撃されるようになったもの。

それに便乗したかのようなコーナーですね。

あくまで心霊映像と結び付けるために、マンションで起きた自殺のエピソードなどに繋げていると感じるのですがどうでしょうか?

ただし、明らかに問題の映像はフライングヒューマノイドのそれと同じものであり、コーナーそのものが作り物であるのか、或いは誰かが飛ばしていたものを投稿者がたまたま目撃してカメラに捉えてしまったのかは判断が分かれるところでしょう。

私はフライングヒューマノイド自体がデタラメであると思っていますので・・・。

2004年に流行って、今となってはまったく目撃談が皆無というのは、それが実はヤラセであったことが明白な根拠となりえるといえるので。

ですが、このコーナー自体は非常に面白いと感じました。

ヤラセであろうが何であろうが、見ているコチラに何らかの感情の揺さぶりがあったことは事実ですからね。

自主映画

ハッキリと役者の首筋に目が映り込んでいて、これは誰でも確認できるくらいのもので現れています。

あまりにもハッキリと映り過ぎているからこそ、怪しくも感じるわけですが、人体におかしなものが浮き上がるというのは度々、報告されていますよね。

それは単なるアレルギーであったり、自分でそれをしたことに自覚が無い精神障害ということもありますし。

ですが、これは明らかに目が役者の首にくっきりと浮き上がっているというものですし、気持ち悪いものには間違いありませんね。

合宿

これもなかなかの怪奇映像として仕上がっていると思える一本です。

外は暗闇であるのに、窓一面に大きな女性の顔が徐々に時間の経過とともに現れるという映像であり、その顔もまた何か違和感があるんですよね。

特に鼻の部分がおかしいのが更に不快感を増長させてくれるわけでして・・・。

人によってはこれが一番、本作では怖いと感じる方もいるのではないでしょうかね?

焦げ痕・・・

内容そのものは特に怖いと感じさせるものは一切ありませんが、ただ一言、『気持ち悪い』に尽きるものです。

感じのよい人の良さが滲み出ている夫婦たちと対照的に彼らが住んでいる自宅は奇怪でおどろおどろしい何かに満ち溢れている空間であるということですね。

火の玉、粘液、そしてそれが糸状になったものということで、霊というよりはそれはかつてUFOがブームになった時に各地で取られた集計情報の中にあった悪魔のゼリーエンゼルヘアーといった類のそれに符合しているものと感じました。

なんとなくほん呪で取り上げるにはいささかジャンルがずれているとも感じましたが、これはこれでリアリティを感じる部分もあり面白いと思いました。

・・・とある住人

演出補の横内がしっかりと働いているように映っている最初で最後のコーナー(笑)

それはどうでもいいんですが、問題の映像はこれも非常に気持ちの悪い女の顔が映り込んでいます。

マンションで孤独死した人間の霊が死体を見つけてほしくて、奇怪な現象を起こしているといたという感じで納得できる。

投稿者と投稿者の友人も綺麗系のどこかキャバ嬢的な感じで、それもどこかリアリティを感じさせるアクセントにはなっていたと感じますしね。

しかし、春くらいの時に二ヶ月も放置されているというのは現実的に考えづらいわけで・・・。

人間は死ぬとすぐに腐敗がはじまり、凄まじい悪臭を放つことになります。

数週間でそれは人が耐えられるレベルのものではなくなるので、集合住宅で二ヶ月も誰も何のアクションも起こさないというのは考えにくいです。

この点は妙に納得が出来ませんが、それでもこのコーナーはまとまっていたと評価できるものに仕上がっています。

総評

間違いなく過去に見ている作品なのに、殆ど記憶に残っていなかったという個人的に珍しい作品がほん呪13。

このサイトでのコンテンツを書くために改めて視聴させてもらいましたが、結構、怖いし面白いコーナー沢山あると、どこか新鮮な気分になりました。

加えてほん呪は女性演出補が極めて重要な役割を占めていますが、男性演出補だけのくさーい雰囲気もまた違った面白さを感じます。

13はそれがよく出ていたと感じる部分もあります。

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☟ネタバレや内容は以下のリンクから☟
ほんとにあった! 呪いのビデオ13の内容
ほんとにあった! 呪いのビデオ13のネタバレ

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