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ほんとにあった! 呪いのビデオ -THE MOVIE2- として映画版として前作同様にリリースされた作品。

前作よりも格段にパワーアップした形であり、見応えが増している内容となっています。

ここでは一挙にネタバレ前回で内容を紹介していきたいとおもいます。。

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ほんとにあった! 呪いのビデオ -THE MOVIE2-の概要

【発売日】
2003年11月21日

【収録時間】
88分

【構成・演出】
白石晃士

【製作】
張江肇、鈴木ワタル

【プロデューサー】
木谷奈津子、大橋孝史

【演出助手】
横田直幸、栗林忍
磯田修一

【音楽】
D.R.A

【編集/MA】
NEKスタジオ

【協力】
若狭朋広

【ナレーション】
中村義洋

【発売・販売元】
株式会社ブロードウェイ

呪いのビデオ製作委員会
——————————
呪いのビデオ製作委員会は1999年の発足以来
不可解な映像を一般の人々から募集し
たびたび検証を行ってきた

『ほんとにあった呪いのビデオ』は
実際に送られてきたビデオ映像と
その検証の過程を収めた
ドキュメントシリーズである

エンドロールの様にテロップが上へ流れていく文言を中村義洋のナレーションが読み上げていくという形で本編は始まる。

携帯電話

団地の敷地のベンチに投稿者が座り、演出補の栗林忍がインタビューするという形式で始まる。

投稿者の町田明日実さんは昔、読んだ本に記載されていた場所に友人二人を誘って旅行に出かけた。

その場所は大きな滝のある場所であり、その際、携帯電話の動画撮影機能を使って、同行した友人たちとテンション高くはしゃぐ姿を撮影した。

彼女たち以外は他に誰も存在していなかったが、撮影した動画には別の人間の影が映り込んでいたのだ。

後にそれを友人たちと確認して、恐怖感が込み上げてきた時に非通知の着信が明日実さんの電話に届いた。

電話に出て聞こえてきたものはFAXのような音、男性の呻きの声のようなものが聞こえてきたという。

その後、旅行に行った友人の一人、久保田由希さんと電話連絡が取れなくなり、実家の方に連絡をとると体調不良で電話にも出れない状態になっていることを知る。

栗林はインタビュー中に明日実さんに問題の撮影した映像をみせてもらうことに。

その映像は滝をバックに明日実さんたちが楽しくはしゃいでいる様子が映っているが、滝の真ん中に真っ黒人影がハッキリと映り込んでいるものであった。

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首なし

別の投稿者である佐々木圭介さんと友人二人・江口誠さん、森村史子さんを交えての取材VTRに移行。

首なし地蔵という心霊スポットになってる寺の跡地があることを知った佐々木さんたちは、盛り上がり問題のスポットに向かった。

場所に到着したときには、どしゃぶりの雨に見舞われていたが、佐々木さんたちはカメラを回しながら探索を続けることに。

スポット撮影を終えて帰って来てから森村さんが映像におかしなものが映り込んでいる事を発見。

映像の不可解なものに気づいた森村さんは視界が真っ白になり嘔吐するという体調の異変を身体に感じた。

供にその場にいた江口さんにすぐに病院につれていってもらい診断してもらったが、特に身体には異常は見られなかったという。

かつて首なし地蔵がある心霊スポットの一帯は農村地帯であり、村人は非常に貧しく幼い子供たちを口減らしのために喉を突いて命を奪っていたという噂がある地域であった。

現在は女の人の泣き声を聞いたり、老婆の霊をみたという目撃談もあるのだそうだ。

栗林らスタッフは近隣の住民に問題の心霊スポットに対しての聞き込み調査を敢行。

昔、心霊スポットで地蔵がある場所を管理していた老婆がいたそうだが、強盗に遭遇して胸と喉を突かれて亡くなっているという事実が判明。

加えて老婆が殺害された10年後に大学教授が女性を殺して、その亡骸をスポットの敷地内に遺棄していたという事件もあったという。

更に火をつけられて老婆が住んでいた場所が燃やされてしまったので、寺の建物がないという状態になっているという。

加えて首がとれてしまった地蔵があることからも、若者たちの間で噂になり、そこから祟りがあるという話が広まったということであった。

栗林らスタッフは実際に問題の心霊スポットを訪れて、首なし地蔵を発見。

首が無いというよりは地蔵の半身が崩れ落ちていて無残な状態になっているものであった。

佐々木さんたちが撮影した問題の映像は、テンション高くスポットを散策している際に、問題の首なし地蔵を発見したときのシーンに映り込んでいる。

地蔵が映るその上部に白く歪んだ人間の顔が浮かび上がっていたのだ。

居酒屋

投稿者の清水今日子さんはその日、大学の友人とアルバイト先の仲間と供に居酒屋で飲み会をひらいて楽しんでいた。

その様子をビデオ撮影していたのだが、参加した友人・関根治彦さんが座る席の背後に、その場には居ない筈の女性の影を捉えてしまったという。

問題の映像はカメラが関根さんの座る方向に振られたとき、背後の襖も撮影しているのだが、そこに髪の長い女性の横顔のような輪郭が確かに浮かび上がっている。

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事故

投稿者の豊田達也さんは近所で交通事故が起きた際に、友人の石橋佑二さんと供にカメラをもって事故現場を撮影した。

豊田さんはデジタルカメラで撮影、石橋さんはビデオカメラで同時に撮影していたという状態。

撮影当日は先輩の結婚式に出席していた時であったために、お互いにカメラを持参していたという状況であった。

栗林とスタッフは事故を知る近隣住民にも当時の様子を聞き込み調査。

豊田さんの映した映像には特に何か変わったものが収録されてはいなかったが、石橋さんの方には奇妙な声が録音されていたという。

それを呪いのビデオに送ってみようと豊田さんが打診すると、石橋さんは自分で調べたいと言い出したという。

後日、石橋さんは問題の声が何を言っているのか分かったといい、勝ち誇ったかのように『教えてあげようか?』という風に言われたことが悔しく感じた豊田さんも自分で調べることに。

しかし豊田さんには問題の音声が何を言っているのかが分からなかったために、石橋さんに再度、連絡を取り答えを知ろうとすると、石橋さんは行方をくらましていた。

ここで問題の映像が紹介される。

町内のフェンスに銀色の車が激突している様子が映し出されている。

見物人の子供や自転車で駆けつけた警官が他の住民に聞き込みをしている光景が映っている。

豊田さんと石橋さんが捉えている映像は同じものであるが、石橋さんの映像には確かに低い男の声で何やら呻いているような音声が録音されていたのだった。

投稿者の武藤美沙子はカメラを購入しようと出かけたのだが、カメラそのものにあまり詳しくない為に友人の米田麻衣子さんに同行してもらったという。

購入し帰宅してから、試し撮りとして自宅でお互いを撮り合いをしていた。

その際に恐ろしい奇妙なものが映り込んでしまったという。

武藤さんはそれが切欠でアパートを引越しした。

スタッフと供に問題の映像がとられたかつてのアパートに向かう武藤さんと米田さんの様子が描かれている。

問題のアパートの向かいには撮影当時は古い民家が建っていたが、取材に訪れた際には取り壊されており、放置されていた。

武藤さんと米田さんが撮られた映像では、その民家の方角を向けて撮影されている。

暗闇の窓、部屋の様子が反射して映っているが、そこには白い手だけがダランと伸び切った形で捉えられていたのだった。

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続・事故

事故の投稿者である豊田さんから後日、新証言がもたらされた。

豊田さんをスタッフルームに招き、後日、判明した情報を取材するスタッフたち。

失踪した友人の石橋さんが失踪前日に撮影していたビデオテープを発見したというのだ。

その映像は事故の被害者家族に直接、石橋さんが独自に取材している模様を記録しているビデオであった。

この事故では老人が亡くなっている。

しかし、明らかに怪しまれて不愛想に応対されて拒否をされている石橋さんの様子が見られる内容。

豊田さん、栗林、横田の3人で問題の映像を確認していたが、映像の中に栗林が妙な箇所があることに気づいた。

それは家族に引き戸のドアを閉められる石橋さんのシーン。

引き戸のガラスに映り込んでいるのは車であるのだが、そこに何者かが怪しく立ちすくんでいる映像が映り込んでいた。

スタッフは更に石橋さんが捉えた謎の音声が何を言っているのかを渋谷の街で街頭アンケートをとることによって、答えを導きだそうとした。

・わからない 100人中47人

・『ウアー』などの唸り声 100人中41人

・『おみず』 100人中1人

・『うしのにくだ』 100人中1人

・『おまえら』 100人中1人

・『たすけてくれー』 100人中1人

・『今晩なに食べようか』 100人中1人

・『ゲロ吐きそう』 100人中1人

・『ぼくはー』 100人中1人

・『こんにちはー』 100人中2人

・『うしろにいくな』 100人中3人

この時点で最も意味としてとらえられるものとして『うしろにいくな』が最有力として紹介。

続・携帯電話

明日実さんが問題の映像を撮影した際に、同行していたもう一人の友人である山城恵理さんにある異変が起きていた。

栗林とスタッフは明日実さんに連れられて、恵理さんの自宅へ。

恵理さんは足を怪我していた。

異変の内容は恵理さんは自宅で過ごしていた際に非通知の着信があったために、階段を昇っている最中に電話をとった。

するとFAX音が聞こえてきたが、その後に人の呻き声のようなものが流れたという。

それで吃驚して階段を踏み外して足を負傷したという。

恵理さんには呻き声は『うしろにいくな。』と聞こえたのだという。

ここで事故映像を撮影した豊田さんと明日実さんたちを引き合わせてたスタッフ。

共通点が他にないかどうかを探るためであり、その結果、豊田さんが事故の映像を撮影した日付と、明日実さんたちが滝で映像を撮影した日付は同じ日であることが判明。

その日、明日実さんは見知らぬ老人に話しかけられたという体験をしていたが、その時刻は豊田さんが撮影した事故が起きた時刻とほぼ一致。

明日実さんに話しかけた老人は奇妙なことをいっていたという。

むこうには
わたしの村がつづいています
たべられるには
むこうのニトウに いきますから
あたまは
ほこらにお願いします

と、呟かれていたことを明日実さんは語った。

ここで石橋さんが失踪前に撮影していた映像を明日実さんたちにも確認してもらうことに。

するとその場にいた新たに明日実さんや豊田さんらが映像内に無数の顔のようなものが映り込んでいる事に気づく。

更に同じ映像内で栗林が発見した黒い影の映像もみてもらうと、明日実さんは口元を多い動揺する様子をみせる。

そして、携帯電話を取り出して、豊田さんに滝の映像を確認してもらった。

その後、栗林の提案で石橋さんが訪れた事故被害者の家を尋ねるのは可能であるのか?を豊田さんに打診すると、石橋さんが今もって行方が分からないことを踏まえると行きたくないという気持ちを打ち明ける。

恵理さんも足に怪我を負っているなどの状態からして、もう関わり合いたくないという気持ちを横田に告げる。

だが、明日実さんは気になるので栗林と横田に同行したいと申し出る。

その後、問題の音声である『うしろにいくな』という意味が気になると横田に告げる明日実さんは、友人の由希さんの家に電話をかけて応答した母親に由希さんに会わせて欲しいと懇願する。

電話で話をしている最中に突然、FAXの信号音と男の呻き声の音が紛れ込む。

由希さんの母親には会うことを拒まれてしまっていたが、明日実さんはスタッフを連れて由希さんの実家を訪問。

インターホン越しに再度、母親に由希さんに会わせてもらえるように懇願する。

断じてそれを承諾しない母親に対して、明日実さんは『うしろにいくなという言葉に覚えないですか?』と聞くと、インターホン越しの通話を切られてしまう。

すると由希さんの自宅の二階から、若い女の子の叫び声が響きわたった。

動揺する栗林と横田に明日実さんは『あれ、由希の声だと思うんですけど・・・』と涙を浮かべていった。

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事故で亡くなったの遺族に

スタッフは石橋さんが直接、調査しようとして拒否をされた被害者の家族にアポイントメントをとり、承諾をしっかり得てから取材を敢行。

快く事故で亡くなった老人の遺族である茂野さん夫妻に話をきくことができた。

茂野夫妻は父親である事故で亡くなった老人の写真を栗林と明日実さんに見せると、明日実さんは滝を見に行った際に話しかけられた謎の老人に似ているという。

茂野夫妻にも問題の音声を聞いてもらうことにした。

すると生前の老人が繰り返していた言葉に似ているという茂野さん。

生前に痴ほう症が進んでいたために、何を言っていたのかは夫妻にも理解不能であったために意味は分からなかったという。

明日実さんは茂野夫妻に滝であった老人に言われたことの意味を問いかける。

すると茂野夫妻は亡くなった父親が幼い頃に住んでいた村を思い出したのだが、それは明日実さんたちが旅行に行った先の近くにあった廃村であった。

更に茂野夫妻は過去にアマチュアの郷土史家が村の話を聞きたいと言い、生前の老人の元を尋ねていたということをスタッフらに打ち明けた。

廃村でかつて行われていたこと

スタッフは明日実さんを連れて、廃村の郷土史家を尋ねることになったが、途中で滝に立ち寄り検証を行う。

その後、明日実さんから車の中で話しておきたいことがあると意味深に告げられる。

由希さんの家に電話をかけてFAX音が聞こえて呻き声を聞いた際に、声が何を言っているのかが分かったということであった。

明日実さんには『うしのにくだ』と聞こえたということであった。

その後、廃村の近くにすむ郷土史家の村井弘樹さんを尋ねたスタッフは、かつて老人を取材した際の音声を録音しており、それを栗林、横田、明日実さんの前で再生して聞かせた。

するとその中の音声の一部分に対して明日実さんは『うしのにくだ』と言っている様に聞こえるという。

すると村井さんは席を外して、ある資料をスタッフらの前に持参してきた。

それは白黒の古ぼけた写真。

縄に繋がれた牛の写真であり、それは問題の村が廃村になる前に撮られた貴重な写真であるという。

その村ではかつて牛を祀るという儀式をおこなってた際に撮影されたものである。

村井さんはこれまで取材した際に公式の記録には存在していない事実があるとして、それを打ち明けた。

村が飢饉の被害に遭った際、食糧難になったことがある。

その際、次々と餓死者が出たわけだが、食べる為に今度は生きている村人を殺していたということがあったという。

牛を屠殺した際に牛の頭の皮を保存していた村人は、食べる為に殺した人間に被せて、これは人の肉ではなくて牛の肉なんだということにして食べていたという。

つまり、村人は罪悪感を軽減するために、牛の頭の皮を殺した人間の頭に被せて食べていたということであった。

明日実さんはかつて滝で老人に言われた文言を村井さんに聞いてみた。

この時点の明日実さんは非常に顔色が悪く目にクマができており、しきりに胃とお腹をおさえている。

むこうには
わたしの村がつづいています
たべられるには
むこうのニトウに いきますから
あたまは
ほこらにお願いします

村井さんもそれは何なのかの全容は分からなかったが、村では牛の頭を祠に祀るという習慣があったという。

更に村井さんは最後に語った。

諺で”食べて寝ると牛になる”というものがあるが、それはこの地域が発祥であるといい、寝る=死ぬということと変えて考えて見ると、食べて栄養をつけて元気になった人間が寝る・・・つまり殺されて牛の頭を被せられて、牛にさせられて食べられてしまうという解釈が成り立つと語った。

明日実さんの異変

村井さんの元から帰る際、ロケ車の明日実さんの体調は更に悪化していた。

旅館につき、明日実さんを寝かしつけた後で栗林と横田はこれまでの調査で判明したことについて談義をしていた。

うしろにいくな』は実は『うしのにくだ』と言っていたということが分かり、栗林は街頭アンケートで一人だけそう答えた少女に電話をかけてみることに。

すると、母親が応答し少女は寝たきりになってしまっているということを栗林に吐露。

事態が想像以上の展開を見せていることに、神妙な面持ちを浮かべる栗林。

そしてタバコをふかしながら、同じ様に真顔で考え込む横田の姿がそこにあった。

意味不明な老人が呟いていた音声を『うしのにくだ』と認識してしまった人間には呪いが発動するということは確定的と感じ出していたとき、スタッフが談義している部屋に明日実さんがやってきた。

明日実さんは突然、スタッフに

今から、あの・・・おじいさんの村にいきたいんですけど・・・

半ば呆れたように苦笑しながらスタッフ達は行けないニュアンスを出すが、明日実さんは

今いかないと・・・なんか・・・

栗林は何かがあっても困ると告げると、明日実さんは

であ、一人で行ってきてもいい・・ですか・・・? 明日じゃ遅い気がする。 すぐ行かなきゃいけない感じがする・・・。

眉にしわを寄せて青白い顔をして、力なくつぶやく明日実さんの提案を受け入れたスタッフは廃村へ車を飛ばすことにした。

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廃村へ・・・

廃村の近くまで車で移動し、その後は徒歩で村に向かうことになったスタッフと明日実さん。

進むと植物に覆われた大きな屋敷が眼前に現れたが、明日実さんが何か声が聞こえると呟く。

そして、スタッフを追い越して、独りでに歩き出していく。

大きい家がある・・・と呟きながら、歩くことをやめない明日実さん。

俺たちはついていけばいいのか・・・?

と、スタッフの磯田修一がいい、明日実さんについていくことに。

立ち止まった明日実さんは右腕に何かに噛まれているといい、激しい痛みをしていることを訴える。

栗林は動揺し、『マズイですよね! マズいですよねぇ・・・。』と声を荒げる。

しかし、明日実さんは目を見開いて奥に進むといいだし、進みだした。

激痛を感じながらも進もうとする明日実さんに磯田は『大丈夫?もうやめる?』と問いかけても、明日実さんは首を激しく横に振り進みだす。

その時、栗林も誰のものか分からない声が聞こえることを確認した。

道中は道なき森であり、辺りは蛾が飛び交い、蜘蛛の巣が張り巡らされている未開の地であり、進行するにも困難を極めている状態。

明らかにスタッフの誰もが恐怖と困惑の声と表情を隠せずに、明日実さんの後ろをついていった。

そしてついに一つの大きな屋敷に辿り着いた。

ここに何かある・・・

という明日実さんは倒壊寸前の屋敷の中に足を踏み入れる。

明日実さんを後ろからフォローしていた栗林も何か聞こえると激しい動揺をみせてたじろいだ。

栗林と磯田をおいて明日実さんは屋敷の奥へいく。

明日実さんを見失った栗林と磯田と横田はおぼつかない足取りで奥に進むと、そこには大きな古い箱を抱えた明日実さんの姿があった。

明日実さんは無言で箱をおいて、蓋を外した。

すると中からは牛の頭蓋骨と二本の刀が出てきたのだった。

無表情だった明日実さんは眉をしかめて『おじいさんが・・・おじいさんが・・・これを祠に持っていけばいいと思うんですけど・・・』と磯田に向かって言う。

泣きながら聞き取れない言葉をキョロキョロしながら言う明日実さんの表情は正に鬼の形相と形容できる。

上の方に・・・あると思う・・・

明日実さんは箱から牛の頭蓋骨を手に取り、栗林は二刀のカタナを持ち、屋敷を出て、更に森の奥を突き進んだ。

するとそこにはボロボロの祠が立てられている場所を発見。

明日実さんは牛の頭蓋骨と二刀のカタナを祠に備え、スタッフがもっていた線香を焚いて泣きながら手を合わせた。

栗林と横田も明日実さんに続いて手を合わせた。

その様子をひたすらカメラでとらえる磯田。

しばらくの後、明日実さんは全く違う表情で『もう大丈夫のような気がします。』と栗林に告げた。

一向は山道を戻り、廃村を後にしたのだった。

メール

後日、スタッフの元に明日実さんからのメールが届いた。

そこには顔文字なども添えられており、元気を取り戻した明日実さんの近況がしたためられていた。

かつて発狂してしまった由希さんが快方に向かっている事や、恵理さんも元気になったことがつづられていた。

また明日実さんも何事もなく暮らしている様子が書かれていた。

そして明日実さんと恵理さんの現在の映像が添付されていた。

栗林と横田は元気になった彼女たちの映像を見て、にこやかな笑みを浮かべていた。

ところが二人の後ろの壁には奇妙な影が映り込んでおり、呻き声が録音されていたのだった。

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ほんとにあった! 呪いのビデオ THE MOVIE2のレビュー

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